湖月抄 藤袴 源氏の考え
はじめ遠慮なかりし事のかろ/"\しきやうなると也 みおふ。かへりてはかる/"\しきわざなりけ 花夕がほの事と也 り。かのはゝ君゙の...
百人一首拾穂抄 下二 再購入蔵書
百人一首拾穂抄 下之二先師貞徳翁の百人一首の説は、玄旨法印の御かうせちをまのあたり承りて、門弟子のわきて執学のものにひそかにつたえられ侍し。されば作者のよみくせ、哥のてにをは秘訣の...
俳句 夕化粧
ゆふ化粧 夏日となれば待ち遠し今日は、全国で最高気温が30℃を超えると予報されている。都心など7月並み暑さの恐れ - Ya...
新古今増抄 巻第一 良経 帰雁 蔵書
一 題しらず よみ人知らず 一 故郷にかへるかりがねさ夜更て雲ぢにまよふ聲きこゆ也 増抄云。夜中にかりの空をゆきやらずこゑの きこゆるをきゝて、古郷にはやく...
新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 式子内親王 蔵書
つきせぬおもしろさに又この末にはいかなる おもしろき事ぞあらんとなり。いかなる風とは いかやうなる風流の事か侍らんといふ事なり。 慈圓 ○いつまでか涙くも...
尾張廼家苞 恋歌四 15
尾張廼家苞 四之下 定家朝臣 尋ねみるつらき心のおくの海よ汐干のかたのいふかひ...
美濃の家づと 四の巻 恋歌一3
隠名戀 俊成卿 海士のかるみるめを波にまがへつゝなぐさの湊を尋ねわびぬる ...
平家物語巻第十二 三 平大納言の流されの事1
三 平大納言のながされの事 九月廿三日平家のよたうの、都のうちにのこりとゞま りたるを、みな国々へつかはさるべきよし、かまくらより...
唐詩選画本 九日藍田崔氏荘 杜甫
九日藍田崔氏荘 杜甫 老去悲秋強自寬興来 今日盡君歡羞将短髪 還吹帽笑倩旁人為正 冠藍水遠従千澗落玉 山高并兩峯寒明年此 會知誰健酔把茱萸 仔細看...
湖月抄 藤袴 源氏への報告
細源氏の御前也 源氏の夕霧に出あひ給ふ也 つゝ、おまへにまいりたまへれば、出給ひて御か 細源氏の詞也 ...