何度も見る夢

2021-07-31 15:20:41 | 日記
世間が夏休みになってから

何度も夢を見ます。


しっかりと覚えている部分とそうでない部分


起きてみると
その共通した夢の断片に…


私の深層心理が反映しているのかどうなのか考えてしまいます。



いつも

同じなのは



•*¨*•.¸¸☆*・゚


『オトが学校へ行き出す』という事



•*¨*•.¸¸☆*・゚


そして 夢の中の私は

学校へ行きだしたオトをさりげなく気づかいながらもゆっくりとオトのペースで復学する姿に

やっぱり嬉しさを感じていました。


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だけど、

これは夢です。



かけ離れている

現実



自分の深層心理に嫌気を感じてしまいます。



オトの人生は
オトがちゃんと見つけるのに

また、どこかで私がコントロールしようと考えているからこんな夢を見てしまうんでしょう。

オトが不登校になったのは9月からです。

もうすぐ1年になります。




オトを信じたい。


ゆっくりと動き出すんだ

明るく待つ

2021-07-24 22:42:39 | 日記
ついこの間まで、
小さかった実家のマンションの子どもが
久々にすれ違うと
大学生になり

すっかり綺麗な女の人になっていました。


「誰かわかる?」

一緒に居た母が私に言います。


「うん。あの○階の女の子でしょ。
綺麗になったよねぇ。」


「そうやねん。(小さな声で)番茶も出花かな」
そう母は言い私とマンションのスロープを降りて一緒にスーパーへ向かいました。


道中 私は物思いにふけります。



٭•。❁。.*・゚ .゚・*.❁。.*・٭•。

女の子があんなに綺麗になっていくなんて
今までは当たり前だと思っていたけれど、

私の娘はどうなっていくんだろうか…



きっと
母はそんな私の心を見透かして


小さな声で
『番茶も出花』なんて言ったんだと思いました。

٭•。❁。.*・゚ .゚・*.❁。.*・٭•。

「大丈夫や。『番茶も出花』で綺麗になっていくときは来るから。

また、私にそう話しかけてくれる母。

「見た目なんかより
オトが明るくなってくれたらそれでええやん


スカッとした青空のように清々しいその言葉に

「ほんまや〜私もそれでいいわ〜

それが1番大事やね❣️


「そぉ〜やでぇ〜」と母

「そぉ〜やんなぁ〜」と私


私が母を支えるつもりが、
私はやっぱり母に守られている

そんなあたたかさを感じました。



今日は心療内科の日でもありました。

父のことで振り回されていた私は、
オトのこと
何を伝えようかと迷うくらいにあまり考えていなかったことに気づきます。

日曜日なのにお出かけをした事
(iPadを買いに行った日)

それから
不登校のカウンセリングには行けてることを伝えました。

「好きなことでは動けてるし、カウンセリングにもちゃんと通えているんだね。
この調子で、無理のない外出を続けてみて下さいね。」


「でも、夏休みなので逆に出かけられなくなっています。」

「知り合いに会うかもと思うと心配で出かけられないよね〜」と共感してくれる先生。


「毎週行けてるピアノも、学校のクラブ活動の子たちに鉢合わせしそうで…
夏休みの間はピアノ休ませてあげてもいいかなぁ〜なんて思っているんですよ。」


「そうですねぇ。休ませてあげてもいいと先生も思います。ただまた9月からはちゃんと行くという約束はしてね。」

「はい、そのつもりでいてます。」

先生が何だかいつもよりさらに寄り添ってくれている気がして
嬉しく思いました。

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私は

せっかく行けているから、誰かに会うかもしれないけれども、それでも続けて欲しいから『休んでいいよ』なんて言わない

と、今まで無理をさせる傾向があったように思います。

今は
せっかく行けているのに
無理に今行かせて息切れさせて
『もうこれもダメだ』なんてなっては大変だ

と、思っています。


休んでも、また行けるように

そういう方法もあって
そうしてもいいよって

懐を深くして置こうと思いました。



大丈夫。

オトは自分で考えれるよ。

オトは自分で動き出せるよ。

私がちゃんと待ってさえいれば。



毎日 長電話

2021-07-22 23:32:20 | 
父は肝臓のガンで
それを取り除く手術をしました。

それさえ取り除けばまた普通に暮らせると思っていました。

蓋を開けたら
肝硬変になっていたそうです。

ガンは取り除いたものの
肝硬変は治りません。

主治医の先生がいいました。
「お父さん お酒飲んだらあかんわ。
ゴツゴツになってたよ。肝硬変やった。
もし飲むんやったら、断酒できるよう そういう病院に入院しなあかんで。」


もうすぐ75歳になる父。
何度も手術をくり返して身体中は手術痕だらけです。

お気づきの通り、アル中の父は
お酒は辞めないです。

アル中を治すような病院に入院だなんて…
人格がまた崩壊するのは間違いない。





生きたいのか?

死にたいのか?

答えは『生きたい』





でも『飲みたい』





毎日「飲んだら死ぬのわからんの!!」と言われていても

無反応を貫き


「あぁ、死にたいんやね。これ飲んだら大変なことになるんやで。
と冷静に言うと

「そりゃ 飲みたい。どうせ死ぬなら飲みたい」と
ため息の出るような
どうしようもない答えが返ってきたそうです。


肝硬変の末路は本当に恐ろしいものだと
ネットで勉強しました。

そしてアル中はどんな状況になっても
アルコールを求め、最後まで飲むんだということも再確認しました。



父がどうしたいかを尊重しようかと思うようになりました。

父は『生きるために飲まない』のでは無く
『飲みたい。生きたい』なんだ。


どうせ死ぬなら飲みたいんだと、
ずっと前から言っていました。

飲むために、歩いてスーパーに買い物に行けるようになりたいと、
あれだけ食べれなかったご飯を
もりもりたべて体重が3キロ戻りました。

貧血と体力の無さで歩けなかった日から、少しずつ『歩かなきゃ!』『出かけなきゃ!』『ビール買いにいけるようにならなきゃ!』と、散歩に出かけるようになってきました。


父はお酒と共に生きるんだと思いました。




じゃあ、母と私のできることってなんだろうか。


お酒と共に生きて
お酒と共に自滅してしまう父を

許してあげることなのかもしれません。




ここ最近は母と長電話をします。

母と私の気持ちが少しでも整理できるように2人で話をします。

母は言います。
「命が、生きれるかもしれない命がもったいない。

お父さんにやっぱり少しでも健康に生きていてほしいやんか。



夜、夫に実家の話をしました。
「もうここまできたら
好きなように生きてもらったらいいやん。」

そう言ってから
グーグー寝てしまいました。



お母さん、私はお母さんを支えたい。

お父さんの事で1人で苦しまないでほしい。

沢山話をしよう。

また長電話しようね。




変わりましたね!お母さん

2021-07-21 23:00:33 | 日記
今朝は区役所の子育て相談員さんから電話があって、急遽区役所に行ってきました。

私が1番苦しんでいた時に
1番支えてくれた相談員さん。

思い返せば私は、
ありとあらゆる相談窓口に電話しては
何にも前進しない傾聴に息苦しくなりパニックは増すばかり。

藁をも掴む思いで区役所へ電話をしたんです。

「どうしたらいいかわからない。助けて欲しい」と泣きながら電話をして…



その時何にも解決はしなかったんだけれども…



相談員さんが『聞く』だけに徹せず、

具体的に今できることを一緒になって考えてくれたことで少し安心できたのでした。




あれから定期的に電話をくれては、
相談員さんと区役所で面談をして

私の話を聞き

その都度共感してくれ

はげましてくれています。





以前行った時に

『1度こうしてみよう(口出ししない)と決めたら2ヶ月は続けたほうがいいらしいですよ』

こんなアドバイスをくれました。


それ以来行けていませんでした。




今日はその後の様子を色々話しました。


最近のオトの発言や行動を伝えます。



相談員さんは、手元の紙に沢山メモをとりながら

「オトちゃんは、こんなにしっかり自分で自分の事を考えているんですね。」

と言ってくれました。


「そうなんです。
だから、私の『〜したほうがいい』というアドバイスはいらないし、むしろ『自分の思うようにする』を大切にしたいという考えなので 私もオトが動き出すのを待つ方がいいと思うようになったんです。

相談員さんのあのアドバイスは本当に支えになりました。
2ヶ月頑張って、何か変わったかって
私が変わりましたよ(笑)」



「本当に。お母さんすごく変わられて

そう言って優しく微笑んでくれました。




そう言えば前回の心療内科の先生も
私を診て言っていました。

「お母さん、
とっても成長されましたね

そう言って、あったかい眼差しを向けて微笑んでくれてたなぁ


ハートの大きさ

2021-07-17 21:46:58 | 日記
今日はカウンセリングの日でした。

まず私が別室でカウンセラーさんと話をします。

前回からの2週間の娘の様子を伝えます。

★前回のカウンセリングの後、不登校になってよかったと思えたと言っていた事

★iPadを買いに難波まで日曜日に行けた事

★ピアノは続いている事

★ゆっくりではあるが回復傾向にあると私が感じるということ。

少しずつ絵を描こうとしたりピアノを触ったりしだしているので、
それがもっと充実しだしたら動き出すのではないかと思っています

…と伝えました。


次はバトンタッチして1時間程度
娘のオトが別室でカウンセラーさんと話をします。


時折、漏れて聞こえる笑い声が
待合室にいる私を安心させてくれました。




今日は、今の自分がどんな状態かを10段階で色塗りしたそうです。

ハートの形が年輪のように10個重なっていて、中核の1番小さなハートから
外枠の10番目のハートまでの間でオトはどの位置か。



ハートは4つ目の枠まで塗られていました。

正式には4つ目と5つ目の間らしいです。


初めは小ささにびっくりしましたが、
『今は可もなく不可もなく』という感じ
『普通だ』という意味合いでそれにしたそうです。

何だったら以前は『無』で
何にも何とも思わない時期もあったそうで…

そう思うと
『普通』になってきてくれたということがどれだけ有難いか

そして
『普通』まで頑張って回復してきてくれたんだ!と

肯定的に捉えることができました。



「このハートをもう1段階大きくなったらどうなってる?今とどうちがうと思う?って聞いてみたんです。
そしたら、
『ガチャ』で『推し』がでたり、『絵が上手く描けたり』したらワンサイズ大きくなっているかもって言っていました。」




そして


「ハートを大きくする為に出来そうなことって何があると思う?」とカウンセラーさん。

オトは
「思いついたらする(行動を起こす)
後は運に任せる

あと、嫌なことは吹っ切る

でも、好きなことは(上手くいかなかった時)吹っ切れないな…」


と言ったそうです。


「それはオトちゃんがそれだけ真剣に向き合っている証拠だよ。」

•*¨*•.¸¸☆*・゚
先日夜更かしして絵にチャレンジしていたオト。

上手く描けなくてその日は落ち込んだそうです。

でも次の日なんとか頑張って試行錯誤したら上手くいったなんていうエピソードをカウンセラーさんに話したオト。

「じゃあ、上手くいかなくても、試行錯誤して納得いく形まで持っていくことが
オトちゃんの『吹っ切る』方法なのかもしれないね‼️」
と、カウンセラーさんは伝えてくれたんだとかで…

この素敵なアドバイスが

オトの心に届いて欲しいと思いました

今日も沢山の笑顔と
元気と
気づきを
オトに与えてくれたカウンセラーさんに
心から感謝しました



オトに届くには時間と回数と
何よりオト自身が『前進したい』と思う気持ちが必要。






『大丈夫。オトちゃんは大丈夫』


メープルがそう言っているかのように見つめてきました