若い人の頑張りと涙に

2022-03-29 22:18:59 | 日記
いつも頑張り屋の若い先生が、
今日は泣いていました。

しんどい事が重なったんだなって思いました。

なんとか助けてあげたくて私も頑張りましたが何一つ助けてあげれませんでした。

仕事場で泣いてしまったことを
恥ずかしいとか思わないでほしいし、
迷惑かけたなんて思わないでほしい。

先輩から言われた言葉、
仕事でのケアレスミス
日々の疲れ

小さなことが積み重なって
気持ちが溢れてしまったその若い先生が
1日でも早く元気と活力を取り戻してほしいと心から思います。





人との関わりで 疲れたり
小さな失敗を繰り返したりして
自分自身を追い込んでしまう

誰にだって経験のあるそんな時
私はどうやって乗り越えていってたのでしょうか。

やっぱりそういう時も
人が癒してくれていたように思います。

不登校の子たちは、癒してくれる人を手にできるでしょうか。
そもそも、人との関係の中で再び傷つく時、立ち直れるでしょうか。

以前見た動画を思い出します。

「たくさん甘えることができた子は、辛いことがあっても我慢できるんです。次、頑張れるんです。」

本当にそうならば
不登校を認め
子のありのままを許し、
『甘えに応える』ことが
不登校の子を強くする方法なのかもしれません。




それでも、私はまた揺らぎます。

「いつまで寝てるん!」と強めに今朝は声をかけてしまいました。

私の中の不安がそうさせたのです。

するとしばらくして娘が泣きました。

「もう、お手伝いなんかしない!
ご飯も今日はいらない!


しんどいから起きれなかったのに、
一方的に私が不安になっていつもよりしつこく起こし

私の『焦り』や『苛立ち』が伝わったのでした。

オトが泣いてしまい…
私は自己嫌悪しかありませんでした。

あんなに、認めてあげようって思っていたのに、時々やってくる『なんとかしよう』とする気持ちに負けてしまいました。


「オト…ごめんね。ママ また何とかしようとしてた。しんどいから起きれないのに、ごめんね。」

そう言って部屋の扉を閉めました。

ジワジワと涙が出てきて仕方がないので、
ベランダで洗濯物を干した後、
お風呂場も洗いました。

『今日はリビングに出てきてくれないかもしれない』

そう思っていたけれど、
ちゃんと起きてきてくれました。
気がつけば
いつもオトは私を許してくれています。

今回も、私の『ごめんね』に応えてくれたんだと思いました。


その後、一緒にお昼ご飯を食べて
テレビを見ながら会話もしてくれて

無条件に愛されているのは
私の方かもしれないと思いました。



私こそがオトを無条件に愛してあげないと。

オトが強く生きていけるように。





困ったを抱きしめる

2022-03-26 10:19:17 | 日記
先日 ある保育園の先生が
「ネイロ先生🌸〇〇君ね〜 最近何をするにも反抗するんです〜。これってやっと〇〇くんにも『イヤイヤ期』が来たってことですよね〜」
と、ニコニコして私に話しかけてくれました。


そして、
イヤだぁ〜と言わんばかりに次の行動に抵抗している〇〇君に
「〇〇くん〜イヤイヤ言えるようになったんやねぇ〜」
なんて言って

『いやだ いやだ』と思って泣く男の子を優しく抱きしめる先生。

するとその男の子は
さっきまで『いやだぁ!』って気持ち全開で泣いていたのに

たちまち笑顔になって
あれだけ嫌がっていた手洗いをさっさと済ましご機嫌で自分の椅子に座り出したのです。


ひとりひとりの成長の過程を、
ひとりひとりに合わせて喜ぶこの先生は
素敵だなぁって思いました


あの、なんでもかんでも癇癪をおこして
親がヘトヘトになっちゃうイヤイヤ期を
『成長した』
そう思って喜んでくれるこの先生が〇〇君もそうだと思いますが、私までも益々好きになりました



こう素敵な人に出会うと、否が応でも自分自身の子育てを振り返ってしまいます。

取り返しのつかない娘の『幼少期』の私の子育て。

そして娘が『不登校』になってしまった時の私の取り乱し方。

今までも、
きっとこれからも、
私を悩ませる『親から見たら不都合な時期』を
私は『我が子の成長』だと抱きしめられるでしょうか。




でも、確かに私は見たんです。

抱きしめた時の笑顔に変わるあの瞬間を。





私も
『不登校』を 親としての困り事ではなく、
『オトの成長』だと思って
笑顔で抱きしめてあげたいと思いました。

もう、大きくなって
抱きしめられることを拒否する娘ですが、

物理的に抱きしめること以外にも
私に出来ることはたくさんあるはずです。


☆。.:*・゜

オトは相変わらず外出をしません。

最近は外出したいけれど外出できないとも感じます。


そんな中、また色んなお料理を作ってくれるオト。


タラのムニエルとシーチキンとピーマンの和え物

トマトクリームパスタ

「ママ、オトがお家に居てくれることで、本当に助けられているなぁって思うねん。
こんなにたくさんお手伝いをしてくれていつもありがとう」

そう用事をしながらサラッと伝えると

「お料理 助かる?嬉しい?」

なんて言っていました。

「そりゃそうやん〜
めぇーっちゃ助かる。めぇーっちゃ美味しいし

オトの顔は見ていませんが、
オトの機嫌の良さが空気で伝わってきて

とっても嬉しくなりました。






父の様子

2022-03-23 00:05:44 | 
日曜日は
父の髪の毛を切ってあげる予定でした。

先週私がカレンダーに書いた文字も虚しく…

いつの間にか父は布団の中で過ごすことが多くなってしまったのです。

「わし、頭がおかしい」
そう母に言っているみたいです。

原因は『お酒』

悲しいですね…。

母も怒り心頭を通り越し
『やっぱりか』という落胆と無力感
時々来る苛立ちの中、父と同じ空間に居てはいるもののほぼ無言で過ごして居るようです。

父は恐らく肝性脳症だと思います。

まっすぐ立っていられず、
言葉は呂律が回らす不明瞭。
ご飯はほとんど食べれません。
薬も飲んでくれません。
時間の経過が分からず、今朝なのか昼なのか…夕方なのかさえも分からないようです。

そして一日の大半を眠りこんでいます。


「え?今日は仕事休みか?」
さっきまで目を閉じていた父が、私に気づき目をまん丸させて話しかけてきました。

私は、頷きました。
日曜日だと分かってないんだ…そう思いました。

「あぁ…そぉーかぁ…
髪の毛 切りにきてくれたんかぁ…」


「今日は やらんよ(髪の毛切らないよ)。
しんどいときは やめとこうね。
げんきに なってからね!」

言葉を区切ってハッキリと聞こえるように伝えました。

「うぅーん…。なんでかなぁ。おかしいねん。困ったもんだぁ…」

そう言い布団をかぶりました。

『お酒飲むからやーーー!!』と心の中でツッコミました。

暫くしたらまた目を開けて
「あ、今日は牛乳が安いんやわぁ〜…。
買いに行けてないねぇ。」
と体を起こし出したので、

「だいじょうぶ。
おかあさんが かってきてくれた。

おとうさん 寝てて。
倒れたら心配するやん。」


と言いました。

するとまた横になり布団をかぶりました。

「あぁ〜 どうしてこんな体になったんかなぁ。やっぱりぃ こないだコケたからやろぅかぁ〜。あぁ…腰が痛いわぁ…」


お父さん、お酒のせいです。
肝臓がカチカチになっているんだよ。
でも、辞めれないんだよね。
お父さんの中ではお酒こそが救世主なんだよね。



次の瞬間にはまたスースーと寝てしまいました。


母の心が心配で、
父が寝ている間母と沢山話をしました。
私と話すことで少しは気持ちが楽になってくれたら嬉しいのですが…。


話している間めーちゃんは母に抱かれて気持ち良さそうに寝入っていました。

柔らかく温かいめーちゃんの体が、
母にピッタリとひっついて
赤ちゃんのように可愛らしい寝顔を見せてくれます。

めーちゃんだけが、私や母を癒してくれていました。



そろそろ帰ろうと、帰り支度をしていると父がまた目を覚ましました。


「めいや〜。こっちおいでぇ〜。」

そう言って布団に誘います。

めーちゃんを父の布団の中に入れてあげました。

「めいやぁ〜。離さないよォ」
なんて言って優しく抱きしめていました。

嫌がるかと思っていためーちゃんですが、案外お布団が快適だったようで、しばらく父の布団でまったりとしていました。

さっきまで
痛い しんどい おかしいとばかり
言っていた父が
優しい表情でめいに癒されている姿を見て、私と母は顔を見合わせて笑いました。

ほんのつかの間の小さな幸せに感謝をしました。







やってみたかったことをちょっとだけする

2022-03-20 09:54:15 | 日記
仕事や家族の為なら
面倒なことでもやるのに

自分のこととなると
後回しにして
なかなか動かない私


目の前の家族の課題に悩むことから
少し解き放たれてみようと

やってみたかったことを
少しだけやりました。

ミモザで作った
キューブのレジンと
猫ちゃんのレジンをどーしよーかなー


キューブはイヤリングに




猫ちゃんはダイソーのスワッグと共に
素麺の空き箱へ貼り付けてみました(笑)


小さな手作りは
私をほんの少し現実から離れる手助けをしてくれます。

私の悩みの分だけ
自分の世界に癒される日を作ろうと思います。


早く起きてきてくれない娘には


小さなおにぎりを用意しておきました

この可愛さに気づいてくれるかな〜


悩もうと思ったらいくらでも悩める

2022-03-17 23:56:18 | 日記
春めく日々に
進学や来年の今頃を思うと
心がざわついています。

先日中学の懇談があり、心無い通知簿を見てきました。
仕方ありませんが。

今年の6月の予定の修学旅行はいきませんと伝えて帰りました。

中学生を見かけると、以前は涙がでてきましたが、今はただ眩しいだけです。

今朝は、なかなか起きてこない娘を
気にしていないふりをして
イヤフォンでYouTubeを聞きながらせっせと掃除をしていました。


その中の動画で
『悩もうと思えばいくらでも悩める』ということを話してくれる方が居て
まさに今の私状態だと思い聴き入ってしまいました。

オトは今、外出をしなくなってきたけれども
『今の状態はずっとは続かない』

そう信じて
『悩み』を自ら作り出さない

もっと楽に生きよう 私!!



外出をしない代わりに
オトは最近ますますお料理をしてくれるようになりました。

お小遣い稼ぎが目的にはなっていますが、

少しずつ少しずつ
私に頼らずにお料理をするようになってきました。

1品を2時間程かけて一生懸命作ってくれます


肉じゃが

豚肉の生姜焼き

シェパーズパイ

ハンバーグ


どれも力作で
どれも美味しかった

きっとこれも今のオトなんだよね。

私はこのオトの頑張りを素直に喜んでいればいいのかもしれません。