好きなこと

2022-02-26 23:39:09 | 日記
「ネイロちゃん! オトちゃんがさぁ 『あれ?私のことは?』って思っちゃう位、
もっとお出かけたりさぁ、好きなことしていこうよ

そう言ってくれた友達の言葉が
今も時々私の心を後押ししてくれます。

☆。.:*・゜


まずは私の好きな時間をすごそう

☆。.:*・゜

セリアにドライフラワー用のシリカゲルが売っていたので購入。

先日買ったミモザをドライフラワーにしようと思いたちました。

1本は花の部分を切りとって瓶に詰めて飾りました。



昨日からセッティングしましたが、少し色が悪いような…失敗しているかもしれません💦

上手く出来たらあの黄色いお花をレジンに閉じ込めてアクセサリーを作ってみたいと妄想中です


もう1本は 壁に逆さにつるして自然にドライフラワーにしてみました。


これもドライフラワーになるんかな?
なんの実かわかりませんが、ミモザの花束に入っていました。
とりあえず乾かしてみます。

パン作りも久々にしてみました。
ブリオッシュ…のつもり

見た目は横に置いといて(笑)

色々やって
やっぱり何かを作り出すの
私 好きなんだなって思いました


そして、オトも



ポトフや


ミルクプリンや


チョコマフィン

持ち前の食いしん坊がしんどい中でも発動して
時々作ってくれたりする日々。

私たち親子はこんな日常を送れるようになっているんだと
今ブログを書いていて再認識させられました。

私のことで私が動くと

オトもなんだか気楽になるのかもしれません。

今日もオトは体がダルいみたいで
外出はしないと言いました。

そんなオトを見ていると、私も不調になりいつものごとく動けなくなる私。

夕方、思い切って旦那を誘い少し家から遠めのイオンに行きました。


自転車をこいで、こいで、
頑張って坂道をこぎますが

夫はスイスイと私を無視して先に進んでいきます。

はぁはぁ言いながら追いついた時に
「あのさ、あのさ、
しつこいけど 私 オトといい関係つくれてるかなぁ」
と聞いてみました。


「そうちゃう?」
素っ気ない返事をしてくれた夫。

またシャーシャーと先に自転車で行ってしまいました💦


しつこい私にはちょうど良い素っ気なさかもしれません。

自転車をこいで
息を切らして走ると

さっきまでの自分の不調が吹き飛んでいくようでした。

『オトも、外に出たらいいのになぁ。』

そう思ったと同時に

『大丈夫。きっとオトが「外にでる」と思う日がまたあるから』

と思い直しました。










守ってあげたい…じゃなくて

2022-02-23 12:16:22 | 日記
夫から見たオトはどんな感じか時々聞いてみる。

「どう思うって…どう答えてほしいん?」
と夫が身構えるようになってしまいました

私がどう答えて欲しいかを知っているからこそこの質問返しの返答の仕方に、
「しょーもないなぁ…」と言ってしまう私です。

そして夫はいつもどおり同じことをいいます。
「普通。変わらない。」
こればっかり。

でも、その変わらない返答に
いつも怒ってはみるものの
『どんな状況でもオトのことをまるごと受け止めてあげれる人なのかもしれない』と、
私からしたら、夫の面倒くさそうな返答に
色んな意味付けをして良き夫としてあげています

「めーちゃんのことはどう思う?」
と聞くと速攻で
「めーちゃんは俺の生きがい。めーちゃんなくては生きていけない。長生きしてねーめーちゃーん❤(散歩しているめいをなでなで)」
そう 返答できる夫です。


お誕生日からの翌日は、いつも通りの気だるさをまといながら暮らすオト。

あの日の可愛さはまぼろしだったか?なんて思うくらいに。

そしてまた時々部屋へこもってしまったり
真っ暗にして寝てしまったりと
せっかく落ち着いた私の心を乱すのでした。

だからまた夫にいつもの質問をしちゃったんですよ。不安を消したくて。

『普通。変わらない。』
その言葉に、
そうや…オトは不調ベースなんや。
不調は当たり前。
不調は普通。
だから、『出かける』が急に『出かけない』のも想定内で普通なんだ。


大事なことは、
オトの全てを知ろうとして
土足でオトの気持ちを探りにいかないこと。
知らないままにして、回復を見守ることは
案外とっても大切なことかもしれません。


『いつも守ってあげたい』

そう思う親心ですが

『放っておいてほしい』

そう思う思春期の心を少しずつ察していくのが
これからの親の私の在り方かもしれません。







たまには私が笑顔にさせたい日

2022-02-21 00:41:35 | 日記

オトは今日から14歳です。

朝は遅くに起きてきましたが、昨日はまたお出かけ出来たので想定内です。
外出できた次の日は体が不調になる事が多いので、むしろゆっくり寝れたのならいい事だと思うようになりました。

リビングのソファーに腰掛けたオトに声をかけました。
「あ、おはよ!
それから、お誕生日おめでとう。」

「おそよーー。
そして、お誕生日おめでとう自分。」
なんて(笑)言っていました。


そしていつも通りにゲームをはじめます。


リビングには昨日買ってきたミモザを飾りました。
ミモザの花言葉は『愛』や『豊かな感受性』や『思いやり』というのがあるそうです。






ケーキはふるさと納税で頂いたイチゴをふんだんに使った『イチゴタルト』をつくりました。

手作りクッキーでデコレーションしようと
初のクッキーのアイシングに挑戦しました。


はじめは、クッキーのせないでオトの前に運んだんです。

「オトー。目をつぶって20数えてくれる?」

そう私が言うと、
オトが目を閉じて

「いーち にーい さーん」

と数えてくれました


その間に、『14』の数字型クッキーやら、ハートやらをケーキにのせていきます。

「にーじゅう!!」

とオトが言ったので

「はい!どーぞー!」と言いました。



どんな顔したんだろう

顔を見忘れました

でも、なぁーんとなくビックリしてくれたような気がします


こんな時くらいは、オトのこと思って沢山頑張ってもいいよね

いいに決まっています。


寝る前にオトが言いました。

「ねぇ ママ。オトは今日からずっと14歳だよ〜。」

可愛いことを言ってくれました。




本当に必要なこと

2022-02-17 00:38:37 | 日記
今日は仕事を休んで
オトと一緒にバスに乗り、
梅田のカフェへ行ってきました。
某ゲームのコラボカフェがあったんです。

毎回『お出かけ』に
無邪気にはしゃぐ我が子を想像してしまう私ですが、
実際のオトは緊張やしんどさの連続で
わざわざ仕事を休んでまで連れて行って本当によかったんだろうかと自問自答してしまいした。

ずっとカフェでも帽子をかぶったままだし、
表情はいつもより暗く、
行動は人を意識してしまい不自然です。

ビッフェスタイルなのに
席からは全然立たず
口に合わなさそうなコラボご飯だけを一生懸命残さないように食べようとする姿。

帰りのバスの中で、目を閉じながらそんなオトの姿の1つ1つに心配してしまう自分自身に気づきます。

そして、このバスが道のでこぼこで大きく揺れる度に気持ち悪くなっていないかなんて想像して
オトは大丈夫かなぁとヒヤヒヤしていました。

でも
バスを降りて、いつもの道を歩くと…
いつの間にかオトの表情がパァっと明るくなっていました。

バス停から自宅までのほんの僅かな距離を「風が強いね」なんて言いながら
笑顔で帰れたこの僅かな瞬間にやっと
『オトとお出かけして良かった』と
思えたんです。





もう今日はこれでお出かけおしまいって思ってたんですけれど、
今日は奇跡が起きました(笑)

夜に急にゲームセンターに行きたいと言い出したんです。

嬉しくて夜の7時半に家を出て近くのイオンまで行ってきました。

ゲームセンターに行くと、したいゲーム機のすぐ近くで同じ年頃の知らない男の子がゲームをしていて…

オトは躊躇って「やっぱ帰る」と言いました。
私は、良かれと思い「大丈夫やん。ちょっとだけやったら?」と1ゲームできるだけのお金を渡しました。

表情が読み取れずに、良い事をしたと思った私。

だけど、帰り道に言われた言葉に衝撃を受けます。

「私、ゲームをせずに帰りたかった。
でもママがせっかくお金をくれたから、それを無駄にしたらあかんって思って、頑張ってゲームしてん。
隣に誰か居てるって思うとしんどくて、その場からすぐ立ち去りたかった。
でも、入れたコイン分頑張らなきゃって思って、『私は透明人間だ 大丈夫 誰にも見られていない』って。ずっと自分に言い聞かせてた。
もう、どこにも行きたくない。
どこにも行けない…。
誰にも会いたくない。」

本当に学習しない私です。
オトは自分で自分のことを決める力があるのに、また『良かれ』と思ってオトを苦しめてしまったんです。

「あぁ、ごめんね。
オトがやめとくってちゃんと言ってくれたのにママがまた余計なことしちゃったね。
ママの気持ちを断れなかったんやなぁ。
断っていいんやで。
なんやったらお金だけ受け取って、『帰る』って今度から言ってね!」

最後の一言に
「お金は貰っていいんや」って、くすくす笑ってくれました。


「そーやで。そーゆー時は貰っとき!」
そう言って
笑ってくれたオトの顔を見て安心しました。



やっぱり親の想いや願いを子どもに押し付けてしまうのは良くないと実感することばかりです。

また、子どもの機嫌は親にはもうとれないということも…。

私はまだオトを小さな女の子のように大事にしたい、抱きしめていたいという気持ちがあるようですね。

大人になっていくオトに必要なのは
あたたかく『見守る』ですよね。

大丈夫。また外出してくれるよ。

信じて待ちます。



さて、
先日のバレンタインは
フォンダンショコラを作ってくれました。


甘くて
あったかくて

外はサクッと
中は生チョコがとろーりして

とっても美味しかったです。








早く元気だして…

2022-02-08 23:34:58 | 日記


“人生は あなたが 思うほど 悪くない
早く元気だして その笑顔をみせて “





自分の人生の中で辛かった時流れる歌の1つです。

あの優しい声とゆったりとしたメロディに何度慰められたことでしょうか。



☆。.:*・゜

オトは体調が不安定な中でも、
少しずつ前を向いている

そう思える日々が続いていました。

他人との関わりを断つことで
壊れた自分を少しずつ修復しているオトでしたが、

そんな変化のない日常の中でもやっぱり波がやってきて
オトのツギハギの心を軽々しく壊していきます。


「ママ… やっぱり私 人が怖い…」

毛布を頭から被って
堪えきれない涙を
少しずつ流しては
詰まる鼻をすすり
一生懸命sosをだしてくれました。


何があったのか…


他人との関わりがほぼないオトには、
何かあったとしても案外大したことではないんです。


きっかけは メルカリで
中々品物が届かず
色々調べてみたところ
『コンビニ受け取り』という条件だったのを
間違えて自宅住所で注文してしまった…

だから品物がとどかない
だから(オトにとっては大金の)お金を無駄にしてしまったかもしれない

どう対処したらいいかわからない

という事でした。

最終 1度キャンセル扱いにして貰って
再度取引してもらえばどうかなと提案しましたが

そこから頭痛を訴えて静かに泣き始めました。


「ママ、ちょっとだけ話きいてくれる?」

そうオトが再度言うので
晩御飯を作っていた最中でしたが
味噌汁も焼いていた魚も その他作ろうと思っていたやりかけのお料理も全て保留して
オトの傍に腰掛けました。



「ママ… 私 やっぱり人が怖い。
外に出たくないって思うねん。

それで、何でそうなるんかって
何で不安なのかって…


私、人に迷惑かけたくなかったからやってわかった。

外に出て、人と関わるやろ。
私は、人に迷惑をかけてしまうことが今まで何度もあってん。

いつもそう。
私がいてる事で例えばチームの雰囲気が良くない。私のいう言葉が周りをしらけさせている。私がいないチームの方が楽しそう。

本当は私のせいじゃないかもしれないけれど、いつもそうだったから私のせいなんじゃないかって思うねん。

私はいつも人に迷惑をかけてしまうんだって。

(図工や美術の)作品だって…いつもどうしようかなって思って考えるでしょ。
私が、考えている間に、みんなはすらすら(描いて)作っていく。
ゆっくりな私に先生は『早くしなさい』って言ってきて。
でも、私は、一体どうしたらいいかわからない。思いつくまでに時間がかかるのと、思いついてもそれを作品にできるかどうか…結果 できないねん。
そして提出期限があるから、とりあえずやりだす。
適当に終わらす。
そして、また最後に先生は
『なんでこんなに時間がかかった?
もっと早くしなさい。』って。
私のせいで先生や周りの子に迷惑かけているって思う。


他のことでもそう。


私は、字を書くのに時間がかかって…
他の子はすらすらと書いているのに

私は丁寧に書いていると
皆が書き終わった頃には私は半分くらい…

だから、もう書くより頭に話をいれて要点だけメモを取ろうって思って…

そうしていたら先生が
『なんでノートを書かない。見たまま書きなさい。』って言ってきて…。

ノートが書き取れないなら人に見せてもらえばいいやんって思うやろ?
他の子に見せてもらおうとするのも勇気がいるねん。

見せてっていうと迷惑かけてしまうって思う。

いつも見せてって同じ人には言えないからいろんな子にいうことになるけれど、
そうするといろんな子に迷惑かけてしまう。

そもそも見せて欲しいって言える友達なんていなかったのに、頑張って…。

私は、人に迷惑をかけている人になりたくないねん。



何度も…

『そんなこと迷惑じゃないし、そんな事をいうと皆誰しもが人に迷惑かけて生きているやん。気にしなくていいよ』
と、言いたい気持ちを飲み込みながら…


オトの話をひたすら
「うん…うん…」と聞く…


そして

「人に迷惑をかけたくないって思っちゃうんだよね。しんどかったね。」

とだけ声をかけました。


つまり
オトが思うに
自分の『人が怖い理由』は、
『人が自分の存在を迷惑』という目で見られているというトラウマだったんだと気づいたようです。
そしてそのトラウマは今までのイジメられた思い出にうまく当てはまって抜け出せないんだろうと思いました。
1番の根底にあるのはやっぱり
『人に嫌われるのが怖い』
なんでしょう。


いつも『嫌われてしまう自分』がいて、
その理由が
『人に迷惑をかけてしまうんから』になっているんでしょう。


そうじゃない!

そうじゃないよ!!

と、声を大にして言いたかったけれども
今はオトの考えを変えようとすることはやめました。

オトだって何度も『そうじゃない』と自分に言ってきたはずです。




メルカリのことで
こんなに深く自分を追い詰めるオト。

「メルカリどうする?」
と聞くと

「どう文章を送ればいいのかがわからんねん。どんな言葉で、伝えたらいいのか。
やっぱりこれは取り引きやから、ちゃんとした言葉遣いで気持ちを伝えないといけないねん。

シンプルに分かりやすく、そして丁寧に。

特に謝罪の文章は気をつけて打たないといけない。

テンプレがあればいいんだけど、こういう場合のテンプレートがないから困ってる。

そう言ってましたが、
とりあえず考えた文章を聞くとよく出来ていました。

「それでいいやん。大丈夫」

というと

「違うねん。まだちゃんとした言葉になっていない。きちんとした文章でやり取りする事は社会人なら当たり前やろ?」


「でも、謝罪は早ければ早い方がいいよ。丁寧な言い回しにこだわるよりも、気持ちを素直に早めに伝えることが肝心だとママは思うねん。」


「はぁ… ママに話したのが間違いだったわ。」

最後はまた正論で気持ちを塞いでしまいました。




結局は メルカリ 今日無事に自宅に届きました。

オトの勘違いだったようです。


ホッとひと安心のオトです。


「今回の勘違いで
自分の気持ちにまた少し気づけたわ!」
と言っていました。

『人が怖い 外に出れない』理由。

どうしたらいいのか私にはわかりません。

「今度 カウンセリングの時、ママからカウンセラーさんへ今日のこと話してもいい?」と聞くと “いいよ“と言ってくれました。

「私からは話さない。話せない。
でも、ママから言ってもらって、そのことをカウンセラーさんから話してこられるのは大丈夫だと思う。」
と言ってくれました。


自分から話すと涙がでちゃうからでしょう。


以前より嬉しかったことは

辛い時

『話をきいてくれる?』と
自分で私にsosをくれたことです。

ママを頼ってくれてありがとう。

だからママもこれからは
『オトはきっと大丈夫』って優しい目でオトを見守っていけるような気がします。


人生はオトが思うほど悪くないよ

オトのペースで少しずつ心を柔らかくして
いつか笑顔の絶えない
オトの姿を見せてね