田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

道の駅鹿島からわさび苑へ

2024年05月14日 | 肥前鹿島
 先日、鹿島までドライブしました。爽やかな五月晴れの一日でした。まずは諸富町の昇開橋のたもとで一休み。橋桁は下りていて、人が渡ることが出来る状態です。こちらは佐賀県、橋の向こう岸は福岡県の大川市です。  麦秋の佐賀平野を走ります。  道の駅鹿島に着きました。久留米からは休憩を入れて約2時間の距離です。  駐車場の向こうは長崎へ通じる国道207号が走っています。  干潮の時間 . . . 本文を読む
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連休は水天宮へ

2024年05月09日 | 日々の出来事
 5月上旬には各地で水天宮の春大祭が執り行われます。今年も柳川の沖端水天宮へ行ってきました。掘割の向こうに社殿が見えます。  川下りの終点近くです。この先に堀の水を沖端川に落とす二丁井樋があります。電線地中化のため、堀端の柳並木が伐採されました。工事終了まで数年間は殺風景になります。  沖端天満宮は、掘割がカーブしている三角地にある小さな神社です。由緒によると文禄三年、初代藩主立花宗成 . . . 本文を読む
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世界つつじセンターへ

2024年05月04日 | 季節の花巡り
 草野町の「久留米つばき園」の花が終わるころ、近くにある「世界つつじセンター」が期間限定で一般開放されます。向こうの山並みは耳納連山です。  このセンターは、市政施行百周年を記念して開催された「世界つつじ博覧会」を機に開設されました。ホームページによると、世界各国から集めた一千品種のツツジが保存・育成されているそうです。  訪れたのは先月の中旬。まだ満開少し前といったところです。私の好 . . . 本文を読む
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小林秀雄の「花見」 弘前城の桜

2024年04月30日 | 読書・映画日記
 先週に昔、青森県の弘前市へ行ったエピソードを投稿した。弘前公園の桜もそろそろ終盤ではないだろうか。たまたま昨日、小林秀雄の本を読んでいたら、「花見」という題の随筆に弘前城の桜の話が出ていた。少し紹介したい。  昭和39年、小林が文藝春秋社の講演会で弘前を訪れた時のことである。当時、文藝春秋では数人の作家を一組にして、各地で文化講演会を開催していた。講演を好まない作家でも、文士仲間との講演旅行で . . . 本文を読む
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一日10分の庭仕事

2024年04月28日 | 日々の出来事
 半年前から朝食後に軽い散歩をする習慣がつきました。一日が始まるという気持ちの切り替えの積りです。この春からはもう一つの習慣が加わりました。それは、散歩のあとに10分間だけ庭の草むしりをすること。  庭といっても何の造作もせず土が剥き出しの空き地なので、夏の間は生い茂る草との戦いになります。昔は芝を張ったりアジサイを植えたり手入れをしていたのですが、年とともに腰痛が出て、熱射病も怖いので夏の間は . . . 本文を読む
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北国から届いた贈り物

2024年04月23日 | 遠い日の記憶
 数日前のテレビで弘前公園の桜が紹介されていた。弘前城を中心とする広大な公園で、2,600本の桜で埋め尽くされる、東北でも有数の花見の名所である。その中継映像を見ていて、昔この城を訪れた当時の出来事を思い出した。  50年前の話である。秋の半ばに仕事で弘前市に出張した。その頃ある企画を進行中で、上司から弘前を見て来いと言われたのである。その日は午後遅くに用件が終わったあと、相手方の課長から弘前城 . . . 本文を読む
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田主丸の春まつりで酒蔵めぐり

2024年04月18日 | 日々の出来事
 先週末は市内の田主丸町で春まつりが行われ、各所でイベントがありました。私は酒蔵をはしごすることにしました。酒蔵といっても日本酒の醸造元は一か所だけです。  最初の訪問地は若竹屋酒造場。元禄12年の創業で、筑後地方でも老舗の酒蔵です。一年半ぶりに来ました。  私が買い求めたのは「渓」という吟醸無濾過生原酒です。原酒なのでアルコール度数は高め。濃厚でまろやか、かつフレッシュな味わいです。ただ . . . 本文を読む
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近くの酒蔵開き

2024年04月13日 | 日々の出来事
 城島図書館へ行く途中にある酒蔵。紅白の幔幕が張りめぐらされています。新酒の蔵開きでした。本を借りる前にちょっと寄り道をしました。  いまにも雨が降りそうな天気ですが賑わっていました。週末の二日間開催だそうです。  右手のカウンターは有料の試飲コーナー。遠来の愛好家もいます。  ここは田園地帯の中にあり、蔵元が杜氏という小さな酒造です。向こうに鳥居と鎮守の森が見えます。昔、町役場 . . . 本文を読む
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九州国立博物館へー長沢芦雪展

2024年04月09日 | 美術館・博物館
 先月末まで、九州国立博物館で「長沢芦雪展」が開催されていました。芦雪は18世紀後半に活躍した京都の絵師です。絵の歴史に疎い私は初めて聞く名前。円山応挙の高弟で、伊藤若冲、与謝蕪村、池大雅等と同時期の画家だそうです。  同館の年間パスポートを持っているので、会期の終わりに出かけました。  大屋根のウエーブは九博のシンボルマークになっています。この日は薄曇り。東京は暑かったそうですが、春らし . . . 本文を読む
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祐徳稲荷の桜

2024年04月07日 | 日々の出来事
 一昨日、鹿島までドライブしました。平凡な毎日を過ごしているので退屈しのぎです。どんよりとした空模様でしたが、午後からは青空もという予報だったので出かけました。  鹿島の道の駅です。いつもここで弁当を買います。諸物価高騰のあおりでコンビニ弁当が小振りになりました。でも道の駅弁当は従来の大きさなので、味・量ともに満足しています。値段が少しばかり上がったのは仕方ありません。  有明海は干潮でし . . . 本文を読む
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