俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

2020 釣り初め

2020-01-19 | 釣果

2020の釣り初めは1月11日、”めで鯛”でした!

今年の運勢を占う初詣でのおみくじは「吉」でしたが、この魚が1発目に来たってことは・・・

水深2m~3mほどの浅瀬でヒラスズキを狙っていた数投目、なんか食った~!!!

途中で赤い背中が見えたのですぐに真鯛だとわかって慎重にやり取り。

ほどなくして無事にランディングできました。

なかなかのグッドサイズに珍しく自撮りを敢行。

漁港まで運んで計量してみると、なんと4.8㎏!どおりで重かったわけだ。

長さは70㎝をちょい超えるくらい。

台所でもけっこうな存在感。

産卵に向けて少しだけ卵巣が膨らんでました。

刺身はきれいな脂が光っててウマウマ。

カマはすごい厚みで食べ応え抜群。

カルパッチョも美味しかったー。

なんせ大きいので、完食までに4人がかりで7日間かかりました。

刺身、鯛めし、水炊き、カマ塩焼き、鯛そぼろ、味噌鍋、カルパッチョ。

中でも味噌鍋の後のうどんが最高でした。

 

また釣れたら久しぶりに生ハムつくろうっと。

 

 


おかず釣りin 宇受賀の堤防 幼魚ばっかり釣れる1日

2019-09-05 | 釣果

久しぶりにおかず釣りに宇受賀の堤防に行ってみた。

本命は鯵。

4人分釣れたら塩焼きにでもしようと、夕方1時間一本勝負。

底から攻めるとあたり。

あれ、アオハタの幼魚だ。海士ではキガナと呼ぶ魚ですね。

次もアオハタ同サイズ。この付近に産卵場所があったのかな。

リリースします。

次はフエフキダイの幼魚。

あらー、こいつは鰓から出血してしまった。

大事にいただこう。

さらに、この魚はなんだろう?な幼魚。

口を見るとハナフエフキの幼魚かな。

体の細さと鱗の感じはスジミゾイサキかな。

誰かおしえてください。

なんか釣れたことない魚ばっかりでへんな海だなぁと思った夏の終わりでした。

リリースできなかったフエフキダイは、煮つけでいただきました。

ごちそうさまでした。

 


波の谷間に命の花が

2012-11-24 | 釣果

ヨコワ漁に同行させてもらった。

早朝3:00、出漁するかどうかの確認の電話を漁師にかけ、4:30に港へ。
冬のこの時間は、夜の闇。
漁師のおかみさんが見送ってくれ、漁場へむけて出航した。

 

ここ数日は順調にヨコワが釣れているそうで、漁場は隠岐の島・五箇沖。
燃料を節約するため、速度を落として航行。
めざす灯台を教えられ、舵を任される。海は時化。舵を取られ、ふらつきながら進む。
遠くに見えるのはイカ釣り漁船幸丸。きっと大漁だろう。

 

漁場に着いたのは6:30前。仕掛けのセットからやらせてくれる。
水の抵抗で仕掛けが潜るように設計された潜航板の先に擬餌針がついた縄を船でひっぱる。
水中では潜航板が踊り、仕掛けがヨコワを誘う。
さあ、どうだ。

 

いきなり、4つの仕掛け全部にヨコワがかかった。
今日は大漁になる、という思いが頭をかすめた。
見よう見まねで魚を引き上げ、船内の生簀へ。
このヨコワは生きたままマグロ蓄養業者に出荷するため、一切手を触れず傷つけないように注意を払わなければならない。

 

その後、何尾か追加したものの、夜明けの狙い目の時間は終了。
切れた仕掛けを直していると、手元に集中したせいか一気に船酔いに見舞われる。
耐えれなくもないが、無理をして邪魔になるといけないので優しい言葉に甘えて30分横になった。睡眠不足もあったのだろう。短い時間で夢を見た気がする。

 

「大丈夫か」の声で目を覚ました。
外に出て仕掛けを見ると、潜航板が浮かんできた。かかった。
急いで仕掛けを引き上げながら、体調が回復しているのを確認。
そこからまた、ぽつぽつと釣れ続ける。
いつもそうだが、釣っている最中はどんなに揺れても何ともない。

 

しかし、どんどん海は荒れ、船内に波しぶきがかかるようになる。
まさに冬の日本海。
自然と「兄弟船」の歌詞が思い出された。なるほど、漁師と演歌は合うはずだ。

 

本命はヨコワだが、シイラが釣れたりマルソウダが釣れたりする。
遊びの釣りと違い、外道が釣れた時のがっかり感が著しい。1円にもならないので少しでも早く海に返し、仕掛けを投入する。

 

この日は、午後からさらに海の状況は悪くなる予報だ。同じ漁場に来ていた漁師たちが帰り始めたのを機に、10:30に仕掛けを引き上げた。
そこから海上生簀までまた2時間。荒れ狂う波をかき分け、船は進む。
行きとは違い、体が慣れて船の揺れが心地よく感じられた。

 

この日の漁獲は全部で30尾ほど。
前日と比べるといまいちだったようだ。

 

港に帰り、出荷しなかったヨコワをいただいた。

 

いままでとはちがう、1尾のありがたみ。
 
この魚を獲るのがどれだけ大変か、身をもって知った。
「稼ごうと思ったら少々の時化でも漁に行かないと」などと思ったこともあった。
口で言うのは簡単。やってみろって。反省した。

 

養殖の国産マグロがいかにして人々の口に入るのか、想像してみてほしい。
いや、見てほしい。
ここが出発点で、様々な人の苦労があって届けられる。

 

一方で、求められていない魚をたくさん取りすぎているのも事実。
値段が安く売られるのは、需要と供給のバランスが崩れているから。
それと、市場における情報のミスマッチ。

 

これだけの苦労をして獲った魚をいかにして食べる人の喜びに変えるか。
使命感を強くした貴重な1日となった。
 

 

 

 

 


アオリイカ初挑戦

2012-10-18 | 釣果

ルアーで魚を釣ることが大好きだけれど、

イカ釣りはいままでやらなかった。

 

魚を釣ることが楽しく、また奥が深いので追及することが沢山あるのだ。

 

それと、「エギング」って言葉がなんだかかっこ悪くて好きになれない。

 

この日は、イカの短冊を餌に魚釣りをしようと思って、

イカも現地調達することにした。

 

去年、釣り大好きのお義父さんが来島した時の置き土産

を引っ張りだし、餌木を投げてみる。

初めて投げた餌木にアオリイカがヒット

あ。釣れた。


墨族で釣れる隠岐のアオリイカ

あっ、また釣れた。

 

よく見ると、うようよ居るw

 

これなら素人にも簡単に釣れる。

 

だけど、やっぱり物足りないなぁ。

 

魚が釣れないときの気分転換には丁度いいかな。

 

本気で狙えば奥が深いんだろうけど、いまはやっぱり魚だ!


カンパチの幼魚はアカヒラ

2012-08-14 | 釣果

近隣の島の漁獲情報を見ていると、カンパチの幼魚が水揚げされだしている。

どうやら回遊してきているらしい。

どれ、ちょっと釣りに行ってみるか。

 

 

久々に朝5時から堤防に立つ。

石鯛狙いのオジサマたちが等間隔で並んでいたため、

隙間を狙って投げてみる。

 

 

グンッ!

 

 

釣れた♪

30cmほどのカンパチ

小さいけど、二人で食べる分には十分。

 

刺身でいただきましたよ。

 

海士ではカンパチの幼魚をアカヒラと呼びます。

お隣、島後ではアカバと呼んだりします。

 

石鯛釣りのオジサマたちは、シオと呼んでいました。

これは大体西の方の呼び方ですね。

東はショゴ。

九州では、ネリゴって呼んだりしますね。

 

その土地にはその土地のやり方がある。

 

この違いが旅をするときの楽しさだなーと思う、夏休みでした。

 

 



祝いの魚

2012-06-25 | 釣果

奥様が誕生日を迎えた。

これはお祝いしなくては。

でも、海士町には花屋さんもないし・・・

 

自分にできることは、魚を釣ることくらいだな、と思ってたら

目出度く鯛が釣れた。

米と一緒に鯛炊かれる準備中の鯛

片身は刺身にし、残りで鯛めしを炊いた。

鯛は焼いてから投入。

出汁は昆布、うすくち醤油と塩、酒を入れて炊いてください。

ふっくら炊きあがりの鯛めし

炊けた。

 

実は、お陰様でこのブログのアクセス数が50,000を突破した。

いや、めで鯛。



ヒラマサ お初にお目にかかります

2012-06-17 | 釣果

また竿を買ってしまった・・・

 

ショアから青物を釣るための竿。

 

 

久しぶりの完全休み、天気予報を見る限り、東側がよさそうだ。

 

夜明けとともに、堤防に立つ。

 

ルアーを投げること1時間余り。その時が来た。

 

 

ヒラマサだ。

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なるほど、この引きの強さが釣人を虜にするのか。

このサイズでこれなら、3kgとか5kg、ましてや22,29kgなんて

どうなってしまうことやら。

 

ああ、虜になってしまった。


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もっと釣りたい。

もっと!!


復活祭

2012-01-21 | 釣果

風邪から復活したお祝いで、釣りに出かけた。

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歓迎してくれたのは、人生で最小のメバル。約7cm。

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お次はちょっとサイズアップ。

といえども、すべてリリースサイズ。

 

場所変更。

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1投目、グッドサイズをゲット。

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あれま、小魚と間違えちゃったのね。

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最大で25cmくらい。良型を中心にキープは6匹。

 

 

なかなかの賑わいを見せた復活祭の模様をお届けいたしました。

 

 
















雪のクリスマスイブ

2011-12-24 | 釣果

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朝から雪やみぞれが降ったり、止んだり。

寒いけど、今のところ積雪はありません。

写真だと雪が降っているのが分かりづらいなぁ。

窓から見える景色です。

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昨晩のアルバイト。

 

最初、ずっと鯵。

場所を変えて、ようやくメバルに出会えた。

どれも結構サイズが良く、引き味も十分楽しめました。

 

奥様へのクリスマスプレゼント資金がぎりぎりで増えました~。

 






釣って、稼ぐということ

2011-11-28 | 釣果

先日のスズキは1キロあたり780円でセリ落とされました。

つまり、5.1㌔あったので1箱が3,978円で売れました。

 

これに味を占め、土曜日の夜に釣りに。

 

狙うは、メバル。

 

これからの時期の魚ですが、まだ直売所にも並んでいないので

出荷したら喜ばれるであろうと。

 

ところが、去年からメバルを釣りに行くとアジが釣れるんですよ、なぜか。

反対に、アジを釣りに行くとメバルが釣れるんです。

 

呪い?

 

 

その晩、結局7尾のアジを釣りました。

食べてくれる人のことを考え、釣ったらすぐ締めて血抜きもしました。

 

 

さて、How much?

 

 

正解:200円

(1キロ400円×0.5キロ)

安い。。。。

 

 

でも、釣った魚を誰かがお金を出して食べてくれるというのは、

嬉しいものだ。

夕方、直売所を除いた時にはもう売れていた。

 

良かった、良かった。

 

 

ちなみに、これからしばらくは釣って稼いだお金は

妻へのクリスマスプレゼント費用として、搾り取られます。

 

 

釣レドモ釣レドモ我ガ暮ラシ楽ニナラズ