俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

Amazon Prime Video 聖闘士星矢は5日以内に配信終了

2020-09-09 | 息子

多くの人にとって心の底からどうでもいい話かもしれませんが、Amazonプライムで無料で見れる作品のなかに「聖闘士星矢」が入って喜んだのもつかの間、あと5日以内に配信終了するそうです。

何を隠そうこの「聖闘士星矢」は私が小学校1年生の時に大ブレイクしていた作品で、当時は毎週の放送を心待ちにしていました。1986年放送開始なんすね。

初めて買った漫画も聖闘士星矢。冥王ハーデス編まで全巻コンプリート。

しかしなぜか、当時男の子ならだれもが持っていた聖闘士聖衣(セイントクロスと読みます・・・)という超合金フィギュア的なやつには惹かれなかったんだよなー。

この漫画のおかげで星座とギリシア神話の登場人物にやたら詳しくなりました。

 

なんでこんな話をしているかっていうと、4歳と6歳の息子たちはご多分に漏れず「鬼滅の刃」に夢中になっているんです。

確かに魅力的なキャラクターや世界観で惹きつけられるのはわかるんですが、話の最初から結構残酷なシーンが多くてちょっと気になるんですよね。

昔見ていたアニメはもうちょっとマイルドだったような気がして一緒に見ようと「聖闘士星矢」を探したんですが、その時はAmazonには無くって、youtubeにもオープニングテーマくらいしか上がってなかったのですよ。今でも完全に歌詞を覚えていました。

 

ところが、おとといみたら無料になって上がってるじゃないですかー!!

 

喜び勇んでさっそく息子たちと見たんですが、「僕、鬼滅の方がいい」とあっさり言われてしまいました。

 

こんな状況のお父さんが全国に5人くらいは居るような気がしています。

お父さんたち、あと5日ですよ。

 

ちなみに、「ダイの大冒険」の方は子供受けばっちりでした。

 

ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺ・・・

 

 

 

 

 

 

 


ゲンゴロウを捕まえるトラップを投入してみた(in 海士町)

2020-08-31 | 息子

ゲンゴロウを飼ってみたくてしょうがない人がいます。

借りてきた本で見て以来、こないだまでクワガタクワガタ言ってたのに今ではゲンゴロウに取りつかれているます。

さっそくトラップを見よう見まねで制作。

餌はこちら。

半分は自分たちのおやつにして、半分を包丁で切る。お手伝いで大分慣れてきたかな。

現場をみてあたりをつけ、いよいよ用水路に仕掛けを投入。

ちょっと変化があるところに沈めて、一旦帰る。

家に帰ってからもずぅーっと「ねえ、何が入ってるかなー?」と気になってしょうがない。

 

そして夕方引き上げた。

残念ながら、ヒルのようなもの、エビ×2、タニシのような貝しか入ってなかった。

 

海士町にゲンゴロウはいないのだろうか。

昔はいたよ、とかうちの田んぼにはおるぞ、などの情報を集めてみようかな。


クワガタの餌が無い時は手作りの昆虫ゼリーで乗り越えよ

2020-08-30 | 息子

捕獲したクワガタの餌が無かったので昆虫ゼリーを自作した話。

材料はこちら。

左から、蜂蜜、ハバナクラブ、砂糖。

えっと、参考にしたページには焼酎になってたんですがなかったのでラムで代用しました。

子供たちはクワガタのポーズだそうです。次男は雌ですかね。

作り方は簡単。砂糖に水を加えて加熱し、煮詰めていく。

その後、ハバナクラブと蜂蜜を入れて冷ましたら完成。

焼酎の役割がいまいちわからなかったのでアルコールを飛ばすかどうか悩んだのですが、

子供たちにも舐めさせたかったので一応沸かしました。

彼らは一緒に作りながらラムの作り方という知識を得るきっかけになりました。

完成品はこちら。

ゼリーの空き容器に入れるとよりそれっぽくなりますね。

お待ちかねのクワガタさん。

ゼリーを入れた時は寄ってきませんでしたが、夜にはしっかり食べていました。

しかし写真を撮ろうとするとさっと離れるのでなかなか警戒心の強いやつなんだと感心。

結果、ラムでも代用可能でした。

 

 

ここまで読んで「あれっ?ノコギリクワガタ飼ってなかったっけ」と思った貴方、かなり熱心な読者とお見受けしました。

凄い色のバイオゼリーあったはずでしょ?と。

実は一悶着ありまして。

子供たちがノコギリクワガタを使って拾った他のクワガタの遺骸を切断するという残虐非道な行いをしたため、一発退場でノコギリクワガタには山に帰ってもらいました。

子供たちしばし泣きわめく中、ゼリーの在庫もゴミ箱へ。

しかし、その数日後に長男が楽しみにしていた隠岐しぜんむらさんのイベントでトラップを仕掛ける予定があり、家族会議の結果「正しいクワガタの飼い方3か条」を清書してトイレに貼ることを条件に捕まえたクワガタを飼うことを許可したのでした。

しかも、ノコギリ、コクワガタは不可で、オオクワガタ・ミヤマクワガタ・ヒラタクワガタを捕まえることができた時に限って。

そしたら、どうせ無理だろうと思ったのにしっかりゲットして帰ってきたのでした。

スタッフの人たちが子供のために準備してくださったのかもしれません。

せっかくの機会なので、再び生きものの命の大切さとお世話の難しさを感じてもらうために飼うことにしました。

 

あれから毎日自作の餌を嬉しそうにあげていますが、これもいつまで続くことやら。

みなさん、余計なゴミを増やさないために昆虫ゼリーは自作しましょう。

 

 

 

 


夏の星座観察と夜の昆虫観察~島の自然をまるごと冒険塾

2020-08-20 | 息子

NPO隠岐しぜんむらさんが主催する「夏の星座観察と夜の昆虫観察」に参加してきた。

対象は小学生(1年生~6年生)で、参加者はざっと20人くらい。

長男ははやる気持ちが抑えきれず、2週間くらい前から「楽しみだなー」を連発。

当日は出発の1時間前から「まだかなー」を連発。

受付を済ませると、天体望遠鏡で木星をみるも誰かが触っちゃったようで何も見えなーい。

まずは星座観察。

みんなでシートの上に寝転んで空を見上げ、天の川やら北極星の見つけ方、星座にちなんだギリシア神話の話を聞かせてくれる。友達と一緒に参加できて嬉しそう。

これは星座を説明するときにスタッフの方が使っていたレーザー。

星に向かって線が描かれるのが一番びっくりした。これすごい。

終わった後は光の昆虫トラップに群がった虫を観察。

少ないながらクワガタも。

弟に見せてあげようととにかくデカい蛾と、デカいカミキリを連れて帰ってきた。

図鑑で見ても名前がわからずw

魚だとすぐわかるのになー。

だれか名前教えてください。

 

この島の自然をまるごと冒険塾は、このあと「昆虫トラップの作り方」とか、「バードウォッチング」など楽しそうな企画が続いていきます。

 

5回以上参加すると「かんさつボックス」がもらえるという誘惑付き。

素晴らしい企画をありがとうございました。

次も楽しみ。

 

 


中国地方の日本海側は良質な砂鉄が採れるらしい

2020-08-19 | 息子

息子が海で遊んでいるときに、偶然砂鉄をみつけた。

魚を捕まえようと父の釣り用ネットを持って行ったところ、柄についている強力なマグネットに

石がくっついてきて「お父さん、これなぁーにぃー?」

多井地区のおだやかな磯場。

いつもは蟹やら貝やら捕まえて遊ぶのですが、この日は砂鉄採集に。

 

何の変哲もない波打ち際ですが、海で砂鉄ってとれるもんなんですね。

自分が子供のころは、理科の時間に小学校の砂場で採取が定番でした。

こんな大きめの石もピタッとひっつきました。

調べてみると、古代から伝わる出雲のたたら製鉄の主原料は中国地方の海で採れる砂鉄なんだとか。

しかも、山陰で採れるのは"真砂鉄"とよばれ、山陽側のものより純度が高くて重宝されるのだとか。

 

 

子供と一緒に自然の中で遊ぶといろんな発見がありますね。

 

こうして自由研究のテーマが決まりましたとさ。


はじめてのおつかい 

2020-07-27 | 息子

近くの漁師さんにタコをもらったので茹でようと思ったら、塩がなかった。

普段は「海士乃塩」を使っているのですが、いい値段なのでさすがにタコを洗う用途には使えない。

息子ふたりで「初めてのおつかい」に行ってもらうことにした。

 

近くの商店まで歩いて10分。

最初長男一人で行けるかなと思い頼んだら、弟と二人なら行けるとのこと。

いつも歩いてお買い物に行く道だから迷ったりはしないと思うけど、車が通るのでちょっと不安。

送り出したものの、ちょっと不安で家の外を見て待っていたら電話がかかってきた!

役場に勤めるK村さん。珍しいなーと思いながら電話に出ると、

「息子さんたちが塩を買いに来ているけど、どの塩かわからず揉めています」。

子供たちには袋に入っている「伯方の塩」を買ってきてーと写真を見せていたのですが、どうやらお店にはなくって迷ってしまったらしい。CMの歌まで歌って教えたのに。

電話越しにK村さんに希望の塩を伝え、さらに帰りを待つ。

帰ってきた!

あれ、手ぶらか。

何も持ってない・・・弟が持ってるのかな。

 

ただいまー!無事に到着。

長男が手に持っていたのはお菓子。

塩はやはり次男が持っていました。

おつりで好きなおやつを買ってもいいと伝えていましたが、何も買わなかった―とのこと。

聞けば、買い物に行く途中で出会ったおばあちゃんが、「二人で買い物に行くの偉いねー」とお菓子をくれたそうな。

いろんな人に見守られて生活できていることを実感し、あらためて感謝です。

 

それにしても多彩な登場人物。

さぞ映像で見たら面白いことでしょう。子供にGOPRO着けとけばよかったな。

 

 

 


宇受賀の親水公園で蟹釣り

2020-07-23 | 息子

宇受賀地区にある親水公園で蟹釣りをしてきました。

海士町民でもこの場所知らない人いるんじゃないかな、という気もしますので念のため場所をご紹介。

漁協の荷捌き所を通り過ぎて堤防まで行ったら、さらにその奥に向かう階段があります。

入り江のようになっているので比較的波も穏やかで、足場もいいので子連れにはおすすめです。

あと、磯場に行けるサイクリングコースってあまりないので、宇受賀命神社まで行くんであれば

足をのばされることをお勧めいたします。

この日は割りばしの先にいりこをつけた竿×2で勝負を挑む。

いりこは香川県・伊吹島産高級いりこ。

そのまま食べてもすごく美味しいので、きっと釣れるはず。

最初は反応悪かったのですが、海水に浸かって香りが広がったのか奪い合いが始まりました。

 

こちらは磯遊び対策の新兵器、タモ(小)。

タイドプールにいる魚をたくさん捕まえて観察。

「食べるかなー」といっていりこを入れてやる息子のやさしさ。

釣った魚に餌をやるタイプのようです。

魚はアゴハゼであることがわかりました。

比較的飼育しやすい魚のようですが、この日はみんな海に帰ってもらいました。

 

暑い日に海で泳ぐのを楽しみにしながら磯遊びに励んでおります。

この日は「波」について、

①100回に1回くる大波

②波に背を向けて遊ばないこと

③船の引き波に注意すること

を伝えられたので良かったかな。

 

はやく梅雨明けしないかな。


割り箸ゴムてっぽうと竹笛

2020-07-14 | 息子

先日、危険物取扱者更新講習があっておとなりの島「島後」へ行ってきた。

予定より早く終わったので、息子と磯遊びで使う小さなタモを探してドラッグストアに行くも売ってなく。。。

そうこうするうちに時間はないけど、島後の雑貨屋さん「京見屋分店」さんに会いに行こうと思い立ち、

急ぎお店へ歩く。

(素敵なお店の写真を撮ってないのでHPより拝借しました・・・)

店内の魚モチーフの器や充実してきたおつまみ売り場を物色してると店長さんに遭遇。

お久しぶりですーなんて話してると、なんとタモ発見w

しかもラス1。

これで旅の目的を達成できた。

店内にはクラフトビールを飲みに軽く寄れるスペースができていて、facebookで見て気になった居たけど飲みたい気持ちをぐっとこらえてお土産で買うことに。

たまたまお店に居合わせた地元の面白そうな人たちを紹介いただいたりして、こりゃまたちゃんと遊びにこないとな。

んで、お土産をいただいた。

お土産その1。割りばしゴムてっぽう。

息子お手製の的を掲げて我が家は射的場に。

大満足の子供たちは輪ゴムをすぐ無くすので、床には輪ゴムがいっぱいw

お土産その2。竹笛。

大きさ違いで異なる笛の音が楽しめます。

危険を知らせるホイッスルとしてランドセルにぶら下がってたらカッコいいよね。

 

どちらもお店に来られる「おっつぁん」が作ってくれているそう。

昔ながらのおもちゃで遊べて楽しいし、今度は自分で作ってみようという更なる遊び心を呼び起こす素敵なプレゼントをいただきました。

 

ほんとに次はゆっくり行きたいなぁ。

 


絵本が届いた!童話館ぶっくくらぶ

2017-02-19 | 息子

毎月子供宛てに絵本が届く、童話館ぶっくくらぶというサービスに登録した。

第一回目の本がこちら。

『くまのテディちゃん』と『ぐりとぐら』。

1歳の息子が『くまのテディちゃん』で3歳の息子が『ぐりとぐら』。

 

きっかけは郵便局においてあった冊子を何気なく手に取ったことだった。

かつて出版社に勤めていたこともあり、こういうサービスがあることは知っていたのだが、

この冊子に書かれている文章があまりに素晴らしく、心を揺さぶられたため

申し込むことにした。

 

その文章はwebサイトにも掲載されていて読むことができるが、

冊子で読んだときの方が感動した気がする。

気になった方はリンク先で読んでみてください。

http://www.douwakan.co.jp/ehon-no-aru-kosodate/#sections

 

ここには、なぜ絵本を届けるサービスをされているのかが実に明確な言葉でもって書かれている。

絵本が持つ魔法の力について、それはどんな本でもいいわけじゃないこと。

絵本の「絵」が美しいものへの感性を磨き、「言葉」が豊かな表現や考える力になり、

「物語」はその子の心の成長に合ったタイミングがあること。

そして、そういった絵本を読んであげることで子供の想像力が育まれて本を読めるようになること。

本を通じて「生きること」を伝えられること。

絵本を読んでもらうことは、自分へ直接向けられた愛の表現だと子供が知っていること。

 

そんな素敵な絵本が子供の名前宛てで毎月1冊届く。

(リストの中にすでに持っている本がある場合はそれを外してくれます)

 

子供が増え、年を重ねていくごとに向き合い方も時間の過ごし方もめまぐるしく変わっていく。

どんどん成長してしまう。

自然に近いところで人間らしいリズムで暮らしているつもりだけど、

平日はゆったりと一緒に遊べない。

子供の関心を強烈に引く動画やアプリなどがすぐ手元にあるけれど、

インスタント人間になっちゃう気がして嫌だと感じる。

 

そんな自分にピッタリでした。 

 

さっそく届いた本をすごく気に入ったようで、2回読んだだけでかなりの文章を

覚えて自分で復唱してます。

子供はすごいな。

 

 

こちらはもう一つの最近のお気に入り。

海士町の景色や暮らしの風景が載っているページを繰り返し見ています。

「ここ行ったことあるよねー」とか、「あのお祭りは天狗いるー?」とか。

 

子供がこの本のことを忘れるぐらい大きくなった時、ここに乗っている景色は変わっているのだろうか。

 

 


雪が降ったら

2017-01-21 | 息子

子供の時、雪が降ったら何して遊んでたっけな。

関東地方は毎年雪が積もるわけではない。

一番覚えているのは小学校4年か5年の時、手が霜焼けになるまで雪合戦してたな。



例年になく暖冬が続いていた2016年が終わり、年が変わったとたんに

いままでの分を取り返すかのように寒い日が続いている。

1番で町は雪景色に。

子供たちは大はしゃぎで雪の降る中「外でお仕事する~」と飛び出していった。

初日は風も強く、吹雪のようなので早めに退散。

そしてお楽しみの2日目。

雪かきがてら、雪だるま作成。

手にはローズマリー、目は松ぼっくり、口は流木、そしてボタンはどんぐり帽子。

バケツの代わりにサザエの帽子。

雪だるまはすぐに飽きられ、次の遊びに。

雪の日にしかできない、雪上ランバイク。

子供と一緒に遊びながら、いろいろ思い出したりして過ごした。

次の週末も雪の予報だったのに、期待外れのいい天気。

昼に仕事を終えて帰宅途中、せっかくだから子供と釣りでもしようと餌を買って帰る。

さぞ喜ぶと思いきや、今日はひまわり(保健福祉センター内のキッズルーム)で遊びたいとのこと。

遊びだすと結局自分の方が夢中になっちゃう。

息子が大好きな船。通称ポッポ。

そして、おばけ。

次男が泣いて喜ぶ絵本『ねないこだれだ』をモデルに。

 

はあ、平穏な日々であるな。