チビのおしゃべり日記

お星さまになったチビへ
どんぐり母ちゃんが語りかけます。
ねえ、チビ・・・聞こえる?

チビの求愛・・・情熱的と言ってほしい

2016年06月26日 | 日記
皆さま、こんにちは。
長らくご心配をおかけしまして申し訳ありません。

お蔭さまで、わたくしの体調もすっかり良くなり、
再びこの場所へ戻ってくる事が出来ました。

みな様には、お忙しい中、心温まる励ましのコメントを頂きまして、
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

また、今まで同様、マンガのような拙いブログになりますが、
お一人お一人の皆さまに、楽しんでいただける記事にしたいと思っております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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一方、わが家のチビも羽の炎症で長い通院生活をしていましたが、
今では、すっかり元気になり毎日のように父ちゃんに向かって、
求愛行動をとり続けています。
襟元や胸元にしがみつき、隙間から中に入ろうとします。

無理に突き放そうとすると怒って噛みつきます。
まるでストーカーのようです。

でも、女の子の場合、安易に抱っこや頭を撫でる事は出来ません。
野性の鳥と違い、飼い鳥の場合、季節を問わず発情をしてしまい、
タマゴを生み続けてしまいます。
それは、体力の消耗と共に一番恐ろしいタマゴ詰まりを起こす
結果に繋がってしまいます。

追記;平たく説明させて頂きますと、鳥はメス一羽だけでもタマゴを生みます。
食卓に上る、ニワトリの卵と同じで無精卵です。

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あのね、チビちゃん、そろそろ機嫌直してくれない?

じゃあ、父ちゃん抱っこしてくれる?

えッ・・・ そ、それは・・・

じゃあ、あたしの機嫌はず~~~~と直りませんッ!!


それから、母ちゃん!
今、あたしをストーカーと言いませんでしたか?
お言葉ですが、あたしはストーカーじゃありませんからね!
一途な恋と言って下さい! 情熱的と言って下さいね!



あたしの頭の中には、去年の嫌な記憶が走馬灯戸のように浮かんできました。
また、あの時のようにお部屋をたらい回しされるのでは・・・と、とても不安です。
       去年の様子です
          ↓            
チビにまたしても試練が・・・発情を防ぐには・・・

体調不良の為、しばらくお休みさせて頂きます

2016年06月16日 | 日記
お忙しい中を、いつもお立ち寄り頂きましてありがとうございます。
わたくし事ですが、体調不良の為、しばらくブログをお休みさせて頂く事にしました。
ご心配をおかけして申し訳ございません。
また、体調が戻り次第、ブログの更新に務めたいと思います
これからもどうぞよろしくお願いいたします。




ふるさとの森と海は命の源

2016年06月04日 | 日記
みなさん、こんにちは。どんぐりチビです。
今まで、ご心配を頂きましてありがとうございます。
おかげさまで、こんなに元気になりました。
これからまたブログに復活したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

今日は、どんぐり母ちゃんの人生の出発点とも言える遠い昔を記事にしました。
最後までお読み頂ければ嬉しいです。



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どんぐり母ちゃんは、戦後間もない頃、
山と海に囲まれた自然豊かな土地に生まれました。

貧しい暮らしの中でも、春は山菜や木の実、秋には香り豊かなキノコ類・・・。
凍てつく冬も太陽の恵みが、干し大根や干しイモ、干し柿を
甘く香り豊かな保存食にしてくれました。

そして、目の前には太平洋を一望できる大パノラマ。
水平線を赤く染めて立ち昇る太陽はいつも希望に満ち溢れていました。

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         【時は、高度成長期】
田舎の若者たちは、金の卵ともてはやされ集団就職で都会へと出て行きました。

どんぐり母ちゃんも、その中の一人です。

都会へ出て行く母ちゃんに、母親はこう言ったそうです。

『ええが、どんぐり!よぐきげッ!
石の上にも五年だぞッ! なにさあっても五年は辛抱しろッ!!』

他の親たちが、石の上にも三年!と言ってるのに、
どんぐり母ちゃんの母親だけは五年を連発していたと言います。

後になって理由を聞いたところ、五年辛抱すれば、又五年は頑張れる。
真面目に頑張れば、誰か良い人に見染めてもらえる・・・女は嫁っ子さ行かねばな。

そう簡単に、犬やネコの子を貰うのと訳が違います。

いくら本人が『私は煮干しが大好きです!!汁かけ飯は大好物です!!』と、
売り込もうとしても、そう簡単に嫁に貰ってくれる人なんて都会にはいません。

それでも、コッペパンのような顏の母ちゃんは、
母親の言いつけをシッカリ胸に刻んだと言います。

そして満面の笑みを浮かべ誓ったそうです。

おら東京さいくだッ!ベコは飼わねえげど、婿さん見っけで嫁に行くだッ!!

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あゝ上野駅は、田舎から都会へ出てきた若者たちへの応援歌になりました。




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どんぐり母ちゃんも、この歳になり、しみじみ思うそうです。

これまで健康で暮らせたのは、自分の体は故郷の森と海が源になっているから・・・。

平凡な暮らしが一番幸せと思えるのは、守る家族がそばに居るから・・・。
人は守る家族がいれば強く生きられと言います。

金の延べ棒や、金の卵、銀の鈴にはなれなかったけど、

自分を貰ってくれた父ちゃんの為に、毎朝美味しいご飯を炊く
銅釜にはなれた気がすると言ってます。

銅釜のご飯は最高に美味しいそうです。

そして、銅は磨けばぴかぴかに光ります。

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母ちゃんには、大きな声で言えないけど・・・
自分のお顏も、もう少し磨いてほしいと思いました。
コッペパンのようなお顏から、だんだん黒パンのお顏になってきました。