週刊ねこまみれ

ねこにまみれて暮らしたい。ねこ漬けの日々、日々、日々… 現在休止中です。

旅猫シリーズ第3弾 その9

2008-04-05 | 旅猫




旅猫シリーズ第3弾~その9~


前回の記事の黒猫ちゃんと茶トラくんが
この旅で出会った最後の猫さんでした。

あと出会ったと言えば、バスで前の席に座った
ジョシコーセーのケータイ待ち受け画面(チラッと見えてしまったの…)が
猫だったぐらいかな。しかも彼女は隣に座った友達に
うち猫自慢をしていた様子(言葉はわかりませんが雰囲気でわかりました)
猫好きさん発見です!
今考えると私も持っていたケータイの待ち受け画面のテンを見せびらかして
イタリアでうち猫自慢をしてくればよかった~。

ちなみに私の待ち受けはこれ



そんなこんなで旅猫シリーズなのに
残りのシリーズには猫は登場しません。
ご了承頂いて、どうぞ読み進めて下さい(^_^;)



シチリアで一番行きたかった町。
ラグーザ。
シラクーサから列車に揺られて2時間半。

そもそもラグーザとの出会いはこの本。

           小森谷 慶子 小森谷 賢二 著  「シチリアへ行きたい」                     


この表紙の絶景に心を奪われました。
急いで表紙裏を確認すると
「ラグーザ・イブラを階段坂よりみおろす」とありました。
その時、初めてこの町を知りました。
それ以来、同じ場所に立って、この絶景を眺めてみたいとずっと思っていました。

1693年にシチリア南東部を襲った大地震により、
壊滅的な被害を受けたこの町は
その後、ふたつの地区にわかれ復興され
互いに競い合うように美しい町並みを作り上げていったそうです。

標高500~600メートルの高地に深くえぐられたふたつの渓谷があり、
その谷に挟まれるように位置しているのがラグーザの旧市街、イブラ。
そしてふたつの谷よりもさらに高地に、西の方角に広がっている地域が新市街。

シラクーサからの列車は新市街に到着。
坂を下っていくと…
(実は初め間違って上り坂に向かって歩いていて、
途中イブラへの道を尋ねたおばあさん達に
イブラ(下の町)に行くのになんで坂を上がってるの!と大爆笑されました、てへへ)



目の前に広がっていたのはあの絶景でした。


立ち尽くし、  じーーーーーん。


残念ながら日帰りではこの町は観尽くせません。
いつかまた戻ってきて、今度はあの目の前に広がるイブラの町の
細い路地1本1本を歩きたいと思ったのでした。


そしてついに旅の最後の町、パレルモへ…。


<おまけ>

街角で見つけたこの看板。ペットショップ?


活き活きとした表情の猫がいいですね



旅猫シリーズ(猫は出てきませんが…)~その10~へ続きます。
シリーズも次回最終回です。
長い間お付き合い下さってありがとうございます。