総合診療医からの健康アドバイス

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気管支炎でただちに再受診が必要なとき

2024-05-10 10:55:37 | 医療情報

 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

 今日の沖縄は晴れ時々曇り。予想最高気温は27度です。昨日も涼しくてクーラーを使いませんでした。週間天気を見ると、日曜日あたりから雨模様ということで、いよいよ梅雨入りか。と思いきや火曜日から晴れ間が続くようです。梅雨入りはまだ先になりそうです。やはり、晴れの日が続くと洗濯物が貯まりませんし、すぐ乾きます。シーツなどの大物も洗えますね。では、本題へ。

 

 その場合、下記説明が推奨されている。

 

 もし眠れないほど咳が強くなったり、痰が増えて息苦しさを感じたり、高熱となったりするようでしたら、いつでも受診してください。

 

 その場合には肺炎を考えて、レントゲン写真を撮ったり、血液検査をしたり、痰を顕微鏡で調べてみる必要性が出てきます。

 

 そのような場合には、1週間経っていなくても受診してください。

 

 レントゲン写真を撮って肺炎がないかどうか確認する必要もあります。

 

 最初の受診の時にレントゲン写真に異常がなくても、後で取り直すと肺炎像が見られることがあります。

 

 この場合、肺炎の見逃しではなく、気管支炎に、あとから肺炎を合併したと考えます。

 

 インフルエンザでも、後から肺炎を合併することがあります。

 

 息苦しい、非常にだるい、呼吸が速い、などのような症状があれば肺炎を疑います。

 

 また最近では、プロカルシトニンという血液検査データで、肺炎かどうかを予測することも一部の医療機関で可能となってきました。

 

 今後は、このような検査が普及して、抗菌薬が必要な状態かどうかを予測する精度が高まるでしょう。

 

 

 

 沖縄本島北部、金武ダム周辺の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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