悠々自適

今があるのは、みんなのおかげ。日々感謝☆

総会&誕生日

2006-02-26 | 日記

昨日は全コン関東支部の定期総会がありました。

来年度についての話し合い。
ここで、詳しく書くとまずいかな、と思うので、内容は省略させていただきますが、
話が進んでいくうちに、来年度がますます楽しみになりました♪

総会って聞くと堅いイメージを持たれそうですが、
議長や選挙管理委員の面白い進行のおかげで、かなり盛り上がりまくりでした笑
やっぱ関東支部の良い所はアットホームな所ですね!

見学者まで魅了されたらしく、来年度会員になるって決心してたし♪
いやーすごいすごい。

そして、その途中でサプライズの誕生日祝い!!
仲間が26日27日誕生日だったんですね。
会議室が使える時間が限られていて、友達と慌てましたな笑
まあ、結果的に二人が喜んでくれて何よりです♪
全コンの仲間と共に良い一年間にして行こう!


お父さんと

2006-02-21 | 日記
夜遅くに突然父からメール。
「一緒に寿司を食わないか?」


父は仕事で忙しくほとんど家に帰れない。なので、私は即OKした。

向かった先の寿司屋は、夫婦で切り盛りしている所だった。
しかも、夜遅かったから、私と父しかいなく貸し切り状態。

父と二人で食べるの何ヶ月ぶりだろう…?

そこの寿司屋の主人は気さくで良い人だった。
ちょくちょく私たちに話しかけて、父との会話の花を何回も咲かせてくれた。
しかも、オリンピックのTV放送を主人はちらちらと見ていた。
寿司を握っている時でさえも。

「仕事中なのに…」と思いつつも、そんな姿がたまらなく愛らしかった。

また、そこの奥さんは、何気に気配りが良かった。
私たちがお茶を飲みほぐす時にはもう、
新しい湯飲みに入った次のお茶を出してくれる。


父とこんな時間を過ごせて幸せだ。
父は、私が海外に行くから気を使わせてくれたんだろう。


外は寒かったけど、懐が暖かくなれた一日でした。

伊豆と山梨

2006-02-18 | 日記

14~16日は伊豆、17日は日帰りで山梨へ行ってきました( ̄ω ̄)ノ

ミクシイで「詳しくはブログを御覧下さい」と書いたせいか
一昨日のアクセス数が多かったけれども…更新が遅れてごめんなさいm(_ _"m)ペコ

まとめて書くの苦手なので、きりよく書きたいと思います…

**伊豆***

伊豆にて関東と近畿の交流企画
この日の為に前日、関東実行委員メンバーでお菓子を大量に作りました♪

・バナナくるみケーキ(3本も作ってしまいましたよw)
・カドーショコラ(結構濃厚で、美味しかったw)
・レモンのクッキー
・紅茶のケーキ(あまった材料を使ってこれも作ってしまったw)
・マーブルクッキー

高校の時は、卓球部三人娘でよく私の家でバレンタインチョコを作っていたので、
懐かしい気分だった(´・ω・`)

次の早朝、出発。
前回行った時は一時間早かったのと寒かったせいか
長く電車にいる時間が感じたけど、今回はあっという間だったw

不安と期待をふくらませながら、
手作り菓子を持って友達とわいわい話す、景色を楽しむ。

そして到着。

前回はものすごく寒かったけれど、今回は半袖でもいい位温かった。
もう春が近づいてるんだなあ、とネコ科の私はぬくぬくw (*´ω`*)

皆でホテルへ。

夕飯を済ませて、近畿のレクへ突入。
やっぱ、近畿は「遊び」が上手いなあって素直に思いましたw
どの遊びも凝っていて楽しかったです*(o^冖^o)*
皆抱き合ったのもあり、お笑い系?のもあり、化粧で化けさせたのもあり…w

そのあと温泉に入りました。このホテルはドライヤーやシャンプーどころが、
地元で作られた高級化粧水、美容液、ヘアトリートメント、ピーリングもそろえていて、まじ感激でした(。→∀←。)  最高!!!

二日目は討論会と観光。

討論会はわぃわぃ楽しみながらも自分を見つめ直す良いきっかけになりました。

観光では、シャボテン公園が特に楽しかったです。
カンガルーやリスザル、ロバ?、孔雀、イノシシ科の動物、ペリカンなど
珍しい動物ばかりで目を輝かせて色々回りました。

最近上野動物園にも行きましたが、ここは普通と違って、
動物達は檻に入られていないのがほとんどで、自由な感じでした。
上野動物園は、動物達がぐったりしている感じなので、シャボテン公園のような
環境になって欲しいな、って思いました(´・ω・`)

からくり時計館も、巧みな構造の色々な時計に出会えただけではなく、
その時計の時代の流れや変化にも触れることが出来、面白かったです。

ラストのバリ風の露天風呂砂蒸し風呂も良かったです*(o^冖^o)*

そして皆で過ごす最後の夜。
わぃわぃ騒ぎましたねえw
私が一部の近畿のダチとボケとツッコミで大爆笑している間
その他の皆はすごい事をやって盛り上がっていたそうですな'`,、('∀`)'`,、

最終日。

皆とお別れするのは淋しかったけど、それは近畿と関東の交流を深めるという
目的を果たしていた事だから、よかったかな。

また、皆に会いたい!皆と騒ぎたい!!!
本当にありがとう*(o^冖^o)*



**山梨***

次の日は大学の仲のいいダチYとKの故郷である山梨へ。
Kは二年間高尾~山梨を通学していたんです。

今回私たちが山梨へ行ってみて、本当に遠いなって実感し
そのダチKは二年間頑張ったんだな、って改めて思いました。

ダチKの運転で山梨をドライブ

聾者だけだと、運転者だけが会話にほとんど入れない状態なんですが、
今回は運転者KとダチYは健聴だったので、
Kの言う事はYが通訳する事で、三人でドライブしながら会話を楽しめましたw

最初に行ったのはクリスタル博物館
入館料500円で、ダチは「高いね」って言っていましたが、
伊豆の博物館の高さにマヒしていたせいか、
私はもうなんとも思わなくなってしまいましたw

入ってみると、そこには宝石や水晶の幻想的な世界。
私たちは目を奪われ、そして宝石たちの虜に
「自然からこんな素敵なものを生み出すとは。」と感動しました

そして、昼食。 山梨といえば「ほうとう」ですよね

友達Kの勧めで「小作」という有名なほうとうの店へ。
鷹爪ほうとうを注文し、それは、肉は入っておらず大量のごぼうのきんぴら、まるごとの椎茸、白菜、でっかい南瓜などなど野菜がかなり大量に入ったほうとうでした。
しかも、鍋に入ってて熱々で、食べても食べてもなかなか減らない!!

でもすっごく美味しかったです*(o^冖^o)*

次に、ダチKの家へ行き、成人式やアルバムを見せてもらう。
お互いの高校の時の恋愛話もちょこっとw

そして、ワイン工房へ。
山梨の勝沼という所で日本で初のワインを作られたそうです。
「おいしんぼ」によると、
外国のワインがダイナミックでセクシーな女性な印象に対して
山梨のワインは柳腰で着物美人の印象らしいです…w
なんか、味噌や醤油も山梨のワインだと合うって事も書かれていました。

まあ、私はワインあまり好きじゃないので、飲まなかったけれども、
皆さんも山梨へ来た時、是非試してみては?

お土産にブドウジュースを買ったので、家でゆっくり飲もうと思います(*´Д`*)

そしてラストに昇仙峡へ。
かなり寒かったけど、その壮大な姿は山梨の自然の恵みを思い知らされましたw

時間の限られた日帰り旅行でしたが、
友達KやYと山梨の自然の恵みを満喫しながら、楽しいひと時を過ごせて良かったです







テイク講座

2006-02-13 | 日記

10日に大学でテイク講座が行われた。

参加者は20人くらい。
一日講座にも関わらず、皆熱心に聴いていて、質問や発言も積極的だった。

すっごく嬉しかったです(*´∀`*)

こういう場面に出くわすと、やっぱ自分一人で講義を受けてるんじゃないと実感。

両親から養いを受けて、
大学の学生課のサポートがあって、
テイカーが一生懸命に通訳してくれて、

それでやっと大学の授業に臨める私がいる。

そんな私に出来ることは、
勉強を頑張ること、真面目に受ける事、そして大学に貢献する事しかない

K女子大学をもっと色々な障害者が有意義に楽しく過ごせる環境にしていきたい。
大学は大変な思いをしているだろうけど、絶対にマイナスな事ではない。

実際、一年の後輩が「テイクのおかげで授業が楽しくなった」という声を聞いて
頑張れてよかったって思える自分がいる。大学も同じ気持ちと思う。

その一年の後輩は、これからPC室での講義やゼミが増えるので、
これから「PC通訳を整えて行きたいね」と話しているところです。

PC通訳って特別な印象(なんというか上の所にある感じ)を持っていたけど、
昨日PC通訳企画に参加してみて、「頑張ればなんとかできそう」と思った。
いや、大変といえば大変だろうケド、
実際やっている大学もある訳だから、出来ないことではないはず。

今の所、大学は「PCはどうするのか」「準備に時間かかるのではないか」と
PC通訳に対して不安そうであるが、諦めずに少しずつ進んでいきたい。

今は、高3の後輩にあげるノートテイクについての資料をまとめている途中。
その高3の後輩は私と同じく、ろう者初の大学に入るので、テイクの知識を蓄えて大学に要望していきたいそうだ。うまくいくといいな。

毎日の積み重ねが様々な形で色々な人の役に立てるんだ、と心に留めて、
今日も頑張るぞ



「アイデンティティー」

2006-02-09 | ひとりごと

「いつか、アイデンティティーに悩む時が来るよ。」

ある先輩から言われた言葉。
そう、私は今その時が来ているのだ。

前回の「手話を教える事の難しさ」で、
「ありのままの自分」について気づかされて以来考えるようになった。

様々な手段を使い分けるのが、「ありのままの自分」だろうか?

私は中学後半あたりからちょくちょく手話を使うようになったので、
最初から手話が主だったわけでもない。

中学までは、ほとんど声中心。筆談はほとんどなかった。
高校は、聾学校だったから、手話中心。

やっぱ高校が一番コミュニケーションが楽だった。本当に楽しかった。
しかし、その報復として、家族とのコミュニケーションに亀裂が入ってしまったのだ。
高校で声なしで手話を使っている分、発音が落ちてしまった。
母には、「手話を覚えればいいじゃん!」と言えたが、父はそう行かなかった。
父は本当に忙しい上に、私と会える時間も少ない。
せっかく会え、会話できるというのに、ほとんど発音が通じない。
高校生活は楽しかったけど、家では苦しかったし、悲しかった。

こういう経験から、大学にはいってからは、
「声も手話も大事にしていきたい」と思うように。

健聴者には声と筆談、
特に仲のいい健聴者や手話のうまい健聴者、家族とは声あり手話
そしてろうの友達は声無し手話

で過ごしている。声を使うときは手話もあった方が+αかもしれないが、
私の場合、手話付きだと微妙に発音の質も悪くなってしまう。
だから、慣れていない健聴者とは声だけが多い。

これが今の私にとってやりやすい方法と思っている。

しかし、その反面、
健聴者と声だけで会話するのは、やはり限度があって、その時どうすればいいのか、
相手も私と声で話す事に慣れてしまったら、そういう対応がしにくくなってしまう。

そして、
ろう者の友達との会話をする時、手話で盛り上がっていたりすると、どうしても
ついていけなくなる自分がいる。自分の話になると、自分の中に焦っている自分が
いるみたいで、手話が時々思い出せなくなってしまう時が多い。
その度に、凹むし自己嫌悪になってしまう。

友達の中には、
「ろう者として誇りを持って生きる」人も少なくない。

「私の手段は手話だけ!」とポリシーを持って、
店員さんとも時間をかけて、手話とジェスチャーで伝えようとした人もいる。

確かに、その方が、時間かかってしまうかもしれないけど、
健聴者たちに、ろう者が伝えようとしている事を読み取る力もつけられるし、
どう伝えれば、ろう者にとって分かりやすいか学べる。

そういう方法も良いと思う。でもそういう事になかなか踏み出せない自分がいる

大学の友達も、私が声を使えたからこそ仲良くなれた部分が大きい。
私が「声」を使えたから、親身感を持てるそうで、話を積み重ねるうちに
仲良くなり、そして私にとって「声」の限度も相手にわかってくるようになり、
手話も少しずつ覚えていってくれているのだ。

もし、声をまったく使わなかったら、このように仲良くなれなかったかもしれない。

今のまんまでいいと思いつつ、心のの中のどこかで、
「このままじゃ駄目だ」と思う自分がいる。

今はまだ「自分探し」中なんだと思う。
これからも試行錯誤していったり、色々な人と話したりして
「自分」を見つけていくしかない。

でも、決して「これはない!」と言えることがある。
それは、「聞こえない」事をマイナスに感じてない、という事である。

確かに不便かもしれないし、サポートされる事も多いけど、

聞こえないからこそ、色々な世界を見る事が出来る自分が居る。

そして、聞こえないからこそ、特定の人に限らず、
色々な人と話したいと思える自分が居る。

何より、聞こえないおかげで、今多くの素敵な友達に恵まれている

これだけは決して忘れないようにしたい。


答えのない結論?になっちゃったけど、文にして少しすっきりできた。

これからも感謝の気持ちを忘れずに、
仲間と一緒に「自分」を探して行きたいと思う。