デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー、海外旅行記、吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

人生の棚卸し

2017-11-18 17:16:32 | 人生の棚卸し
 「人生の棚卸し」とはナンジャラホイ。ま、いいっか!と 後先考えず ブログのカテゴリーに加えました。でも少しは意味あり気に・・・とQPに花を添えていただきました。彼女、絵心のない私にはまるで魔法使いのおばあ・・・ちゃんです、ホントに3人の孫の!

 左は彼女の学生時代の油絵・・・ややアンニュイな昭和レトロっぽい絵ですが、彼女、それほど旧い世代ではありません。右は近作で、与勇輝風に描かれた少女の姿がノスタルジアを呼びます。いずれにも眸に優しみと哀しみが宿り、こころに深くしみとおります。

    

 リタイアしたら「死ぬほど本を読む」と思っていたのに・・・サッパリ! 図書館が「貸出期間2週間まで」になってから借りるのは概ね4冊。月8冊読む勘定になりますが、勘定倒れです。借出しの書の棚卸しは不要として、さて我が家の蔵書は如何に棚卸しを・・・

 現在借りている書は4冊  経済規模で世界第2~3位の中国と日本、隣国ながら危険な関係です。核だのミサイルだの物騒な北朝鮮とはキナ臭ささえ漂います。その両国に最も近かった筈の政党は日本共産党。書を選べばキリがないほど多いですが取り敢えず・・・

    

 宮本雄二「習近平の中国」は短くも読みごたえ十分でした。著者は元駐中国大使(2006~10) 中国のスペシャリストですから、現在の中国を支配する組織・人・論理についてわかり易く記されています。中国について如何に無知であったか・・・気付かせられました。

 羅鐘一は韓国の政治学者であり外交官(駐英・駐日大使を歴任)。幅広い人脈と情報源を誇り内容も多彩です。どこまでが真実なのか・・・少なくとも「研究書」の類ではありません。それでも週刊誌的なものの見方・考え方とわきまえて読めば、刺戟的で面白い書です。

 筆坂英世はかつて日本共産党の中枢にいました。スキャンダルで党を追われた人物ですから割引く必要があります。推奨するほどの書ではありません。ただ「語るに落ちる」の逆!と言いますか、「語るに(共産党が)上がる」くだりが多いのが興味深かったです。

 星浩は朝日新聞で長く政治部を担当した記者です。産経・読売ならずとも政治部とは胡散臭く政権寄りだと言われますが、星は比較的マトモな方のようです。「興味を満たす」程度とは言え、権力の核たる官房(長官)のおどろおどろしさは十分!読み取れます。


      

 シマジロウも二桁の年齢となり、身軽さがなくなりつつあります。キャットタワーや高い窓に飛び乗っては得意然!としていたのに、先日はタワーの端に乗りきれず落下 オトコの意地か再び挑戦して成功したもののショックは隠せず・・・コタツに向かいました。

 シマは自らの猫生の棚卸しもままならず、猫生のケジメをつけることもできず、親兄弟の行方もわかりません。お世話役として最後の最期まで見まもり、空の彼方で待つ愛犬コロ1996.5昇天)の許へ送ることになります。最近のシマ・・・人間味にあふれ愛おしいです。


      ザ・ピーナッツ「鈴懸の径(すずかけの道)」・・・ もうお二人とも空へ。


にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ

【過去ログ目次一覧】
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すずかけ (リーのママ)
2017-11-18 22:11:46
すずかけという樹木に興味があって検索してみると、以前ハウステンボスに行った時に拾ってきた実がすずかけの実でした。
クリスマスリースの飾りにピッタリでした。
名前も知らず拾ってきましたが、あの大木の並木がすずかけの道だったのですね。
ザ・ピーナッツがそういう歌を歌っているのは知りませんでした。
モスラーや!モスラー~というメロディーが耳に残っているくらいです。

キャットタワーのシマちゃんは凜々しいですよ!
猫はこたつで丸くなる~の季節。
明日はもっと寒くなるとか!ビックリな寒さですね。
私も風邪をひかないようにお家で温々して過ごしています。
デ某さんも風邪ひかないでね。
返信する
プラタナスの枯れ葉舞う~ (Rarudo)
2017-11-18 23:57:57
赤い紅葉もきれいですが
私はポプラやプラタナスの黄葉がロマンティックでとても好きなんですよ。

シューベルツの「風」、いい歌ですよね
「鈴掛のみち」という歌もいいですね。
昔っから歌詞もメロディーも知っていたのに
それがプラタナスのことだって今回初めて知りました。
キャンパスやベンチが似合う樹ですね。

ほんとシマ君、凜々しくて風格がありますね~
穏やかで優しそう~、ご主人に似たのかな?
返信する
Re: リーのママさん「すずかけ」 (デ某)
2017-11-19 09:54:23
リーのママさん
コメントありがとうございました

> ハウステンボスで拾ってきた実がすずかけの実・・・クリスマスリースの飾りにピッタリ
> あの大木の並木がすずかけの道だったのですね
「プラタナス」としてしばしば目にしていますが、実!があるとは存じませんでした
街路樹に多く、市役所に勤める友人は「もろい樹で、台風が来ると折れて道を塞ぎ大変!」と。
なお検索していたら「鈴懸」は博多の銘菓にもあるそうですね。

> ザ・ピーナッツがそういう歌を歌っているのは知りませんでした。
> モスラーや!モスラー~というメロディーが耳に残っているくらいです。
ピーナッツの歌って 名曲!が多いですよ
「ウナセラディ東京」「ふりむかないで」「恋のバカンス」「恋のフーガ」など・・・。
双子ならではの絶妙のハーモニーも魅力です。

> キャットタワーのシマちゃんは凜々しいですよ!
> 猫はこたつで丸くなる~の季節。
ありがとうございます
シマといっしょに丸くなっています・・・が、午後から出ます。
オピッツのピアノとN響の弦楽各パート主席&次席奏者の公演へ。

> もっと寒くなるとか!ビックリな寒さですね。
> 私も風邪をひかないようにお家で温々して過ごしています。デ某さんも風邪ひかないでね。
風邪ひいてる場合じゃないのに ひいてるんですよねぇ
引くのは宝くじの一等にしてほしい!

鈴木章治のクラリネットで「鈴懸の径」を。
  映像に「鈴懸の樹」がたくさん出てきます。
https://www.youtube.com/watch?v=FLErhdz38_E
返信する
Re:Rarudoさん「プラタナスの枯れ葉舞う」」 (デ某)
2017-11-19 10:01:12
Rarudoさん
コメントありがとうございました。お元気そうでとても嬉しいです

> 赤い紅葉もきれいですが
> 私はポプラやプラタナスの黄葉がロマンティックでとても好きなんですよ。
紅葉は「燃え上がる」と見事!で 恋心が燃えてくるように錯覚します
でも仰るように「黄葉」はしっとりとオトナ心にしみますね。

> シューベルツの「風」、いい歌ですよね
はい、とっても! One Purpose の同志でもありますし

> 「鈴掛のみち」・・・昔っから歌詞もメロディーも知っていたのに
> プラタナスのことだって初めて知りました。キャンパスやベンチが似合う樹ですね
素晴らしい歌なのにカヴァーが少ないのが意外でした

> ほんとシマ君、凜々しくて風格がありますね~
> 穏やかで優しそう~、ご主人に似たのかな?
いつもシマをお褒めくださりありがとうございます
自分が褒められるより嬉しいです。
でも私にはあまり似ていません。シマのほうが人物 否! 猫物として奥が深いです(笑)

街路に枯葉舞い散り・・・ほんとうに寒くなってまいりました。
Rarudoさん くれぐれもお風邪などめされませんように!

この歌のオリジナルをお聴きください。
https://www.youtube.com/watch?v=oPIhlUecOiM
返信する
Unknown (Anne)
2017-11-20 15:36:44
私も絵心がないのでよく分からないけれど、
こうして表現する手段を持っているのは羨ましいです(*^▽^*)

何だか私には難しそうな本を読んでいるなあ…
私は最近は本田晃一、こうちゃんがお気に入りです。
全然違う(≧∇≦)b

デ某さんはもちろん、シマちゃんだってまだまだですよ~!
私の知り合いのお宅のニャンは2匹共に19歳と21歳ですよ!
まだまだシマちゃんだって楽しまなくちゃ( ´艸`)
返信する
Re: Anneさん (デ某)
2017-11-20 23:06:55

Anneさん
コメントありがとうこざいました

> 私も絵心がないのでよく分からないけれど、
> こうして表現する手段を持っているのは羨ましいです
絵を描く人、作曲家とかピアニスト....宇宙人かなぁ?て思うときがあります
もしも私にそういう才能があったら かなりちがった人生になったかもなぁ、とも....。
神様のDNAのサジ加減でしょうねぇ。

> 何だか私には難しそうな本を読んでいるなあ…
特に読みたいという本でもないですけど、まあ人生の課題図書?のように....
つまらいところは飛ばし!て読みます(笑)
でも「習近平の中国」は一読の価値あり!です。

> 私は最近は本田晃一、こうちゃんがお気に入りです。全然違う(≧∇≦)b
この方もブログをやってはりますね、例によって多数派?のアメブロ
ゆるい生活....いいと思いますよ

> デ某さんはもちろん、シマちゃんだってまだまだですよ~!
> 私の知り合いのお宅のニャンは2匹共に19歳と21歳ですよ!
私もシマも....よせばいいのに?余生にまっしぐら!
猫の二十歳前後は100歳超!だそうですから、きんさん ぎんさんの世界かなぁ

> まだまだシマちゃんだって楽しまなくちゃ
はい。大いに愉しく暮らしたいと思っています
圭佑くんにも宜しくお伝えくださ~い
返信する

コメントを投稿