デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー、海外旅行記、吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

黄昏のビギン

2018-08-30 12:00:51 | 人生の棚卸し
 夏はもうたくさん! そう思って9月のQPカレンダーをめくると・・・雨に降られ傘をさしているテントウムシさん。少し暮れるのが早くなった街、そぼ降る雨の中を 傘もささずに濡れながら「黄昏のビギン」をくちずさみ歩きたい、まもなく八月も終わるけど・・・



 シマジロウは、びっしり!の毛皮を着ながらこの猛暑によく耐えています。意外にもエアコンの部屋を避け、風のとおる廊下、北側の窓などでじっと・・・。「この暑さによく耐えている。えらいぞ!」とのねぎらいに「My pleasure!」と相変わらず生意気なシマ。



 もし大都会で生まれ育っていれば・・・もし欧州の旧い街に生まれ育っていれば・・・。郷里の山や海を見ながらいつも漠然と そう思います。勿論!なんの意味もありません。なんの意味もなくしばしばそう思う自分自身の思いを計りかねつつ数日の帰省を過ごしました。



 黄昏のビギン・・・永六輔&中村八大コンビによる1959年の作品。オリジナルは水原弘さんですが、ちあきなおみさん、高橋真梨子さん、小野リサさんらのカヴァーにもそれぞれ深い趣きがあります。



 今日は腎がん友kumaさんのご命日。kumaさん繋がりのRarudoさん・・・ご無沙汰していますが、既に術後10年を越えお元気でいらっしゃることと思います。
 そして来月早々には腎がん友の関西オフ会。秋の涼しさのビギンを感じつつ・・・



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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
黄昏のビギン (いせえび)
2018-08-30 14:02:51
こんにちは。
大山・・ふるさとの山でしょうね。
今年の夏は、そちらでもフェーン現象などもあり、猛暑、酷暑だったことでしょう。
「黄昏のビギン」・・私の持っているちあきなおみのCDにも入っていますが、これは元祖水原弘ですね。
>傘も差さずにぼくたちは、歩き続けた雨のなか・・< こういう雰囲気は好ましかったのですが、実際は一度もなかったですね。
すぐに喫茶店に飛び込むか、傘を調達しなければならない雰囲気でしたからね(^^)。
返信する
よかった。 (夢ちゃん)
2018-08-30 14:31:59
帰省されていたんですね。
体調が悪いのでは?と、心配していました。

「黄昏のビギン」大好きな歌です。
なぜか、昔々を思い出してしまって・・・

少々、夏バテ気味の我が家の二人。
頭がボーっとして食欲もなく、困ったものです。

デ某さまはお元気にご活躍くださいね。
返信する
秋よ早く来い (沙羅)
2018-08-30 16:39:59
あさってからは少し涼しくなりそうです。
秋が待たれますね。

記事とは関係ないご報告です。
7月の初めに教えていただいた日経新聞の記事を昨日やっと読みました!
猛暑でたった2駅電車に乗って大きな図書館へ行くのができなかったのです。
内容は俳句に関することでしたが、なかなか興味深かったです。
10時過ぎに入ったのですが、新聞を読む専用机はもう一杯、
別の4人掛けのテーブルで読みました。
新聞を繰るたびに音がするので向かいの読書をしている人に気兼ねでした。
もっともすぐ近くでパシャパシャとスマホのカメラを写すような音がずっと続いて気になりました。
見回してもそれらしい人はいずパソコンをしている人が一人。
本当はパソコンをするのは駄目なのでしょうが、目ただないところなのでまあいいかと。
あの音は何だったのかと思います。
返信する
シマジロウさんご立派です (ムベ)
2018-08-30 17:18:43
若者が濡れて歩く姿は絵になるのですが、年寄りが濡れて歩く姿はなんか濡れ鼠を思って・・、人目をはばかってしまいます。
でも、この季節。。冷たい雨は気持ち良さそう。まして一緒に歩いてくれる人が居ればなおさらですね。・・。

黄昏のビギン懐かしいです。ありがとうございます。
返信する
こんばんは。 (SORA)
2018-08-30 20:11:59
今年の夏は本当に身体に堪える暑さでした。
今年の秋はとても短いようですね。
9月になっても暑さが続くのでしょうか・・・(溜息。。。)

kumaさん・・・
もう2年ですね。
kumaさんのブログを
最期まで前向きで優しいお人柄を思い
出しながら少し読み返してみました。
kumaさんの頑張りに胸が痛みます。
本当に癌という病気は恐ろしいです。
デ某さんRarudoさんと共にkumaさんに手を合わせます。合掌。

*Rarudoさん、お元気にされていますか?腰の具合はどうですか?コメントでお会い出来るのを楽しみにしています。
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毛替わりの季節 (風のフェリシア)
2018-08-30 21:48:42
シマジロウ君は毛が抜けませんか?
うちのワンコは夏毛から冬毛に替わる季節で、抜け我が酷いです。
毛が薄くなって見た目もみすぼらしいんですよ。
黄昏のビギン、永六輔&中村八大コンビの曲なのですね。知らなかったです(><)
ちあきなおみさんの歌唱力のすばらしさをこの曲で知りました。
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Re:いせえびさん「黄昏のビギン」 (デ某)
2018-08-30 23:04:37
いせえびさん
早速にコメントくださりありがとうございました

> 大山・・ふるさとの山でしょうね。
はい。実家の二階から大山の雄姿を仰ぎ見ながら十八までを送りました

> 今年の夏は、そちらでもフェーン現象などもあり、猛暑、酷暑だったことでしょう。
いつも三泊四日の駆け足の帰省ですが、関西より2~3℃低く過ごしやすかったです
気温そのものより、ゆったりした町並み・・・によるところが大きいのかもしれません。

> 黄昏のビギン・・・私の持っているちあきなおみのCDにも入っていますが、元祖水原弘ですね
歌い手によってこれほど変わる曲はない!と思う一方
誰が歌っても本質は変わらない!と思ってしまう不思議な曲ですね。

>> 傘も差さずにぼくたちは、歩き続けた雨のなか・・
> こういう雰囲気は好ましかったのですが、実際は一度もなかったですね。
こ~ゆ~ことって、ただの偶然!ではなさそうです
いつか!と待っていて、偶々こ~ゆ~シチュエーションに恵まれ、「それっ!いまだ!」と

> すぐに喫茶店に飛び込むか、傘を調達しなければならない雰囲気でしたからね(^^)
肩にそっとコートを・・・って選択肢はありませんでしたか?

私の友人に変わったヤツがいて 何処で手に入れたのか番傘を持っていました。
雨が降ると下駄に履き替え番傘さして眼を輝かせながら街に出ていました。
でも 彼 相合(愛々)傘をする機会はいっぺんもなかったようでしたけどねぇ。
それ、オマエ!じゃないか!って? ち、ちがいます。断じてワタクシではありまセーヌ河。
返信する
Re:夢みる夢子さん「良かった」 (デ某)
2018-08-30 23:08:39

夢子さん
コメントありがとうございました

> 帰省されていたんですね。 体調が悪いのでは?と、心配していました。
ご心配くださりありがとうございます
緑内障の点眼薬があわなくて気持ちが塞いでいましたが、お蔭様で少しずつマシになりました。
帰省中はやるべきことが山積し大変!でしたが、幸いしのぎやすいお天気に癒されました。

> 「黄昏のビギン」大好きな歌です。
> なぜか、昔々を思い出してしまって・・・
如何にもそんなことがありそうな夢子さんですよねぇ
勿論!凡人さんと!ですね(笑)

> 少々、夏バテ気味の我が家の二人。
> 頭がボーっとして食欲もなく、困ったものです。
凡人さんはお酒でカロリーが補充されますけど、夢子さんは?
美味しいものをたくさん召し上がられ、しっかり休養をとられますように。

> デ某さまはお元気にご活躍くださいね。
ありがとうございます
ビリーボーン楽団「九月になれば」をおくります。
安土の町・・・夢子さんの郷里のお近くでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=a-W8W7JllUA
返信する
RE:沙羅さん「秋よ早く来い」 (デ某)
2018-08-30 23:11:35

沙羅さん
コメントありがとうございました

> あさってからは少し涼しくなりそうです。秋が待たれますね。
季節の移ろいは弁証法的?ですからね
晩夏の中に初秋の風が、そして初秋の空になお夏の太陽が・・・。

> 7月の初めに教えていただいた日経新聞の記事を昨日やっと読みました!
憶えてくださってびっくりしました。恐縮です
若い文学者への期待・・・そうした雰囲気が社会の隅々に生まれ芽生えればいいですね。

> (図書館の)新聞を読む専用机はもう一杯、別の4人掛けのテーブルで読みました。
私の街の図書館は新聞用のテーブルは「立ち読み」型で・・・長くは読めません
ですから結構!人が入れ替わります。

> 新聞を繰るたびに音がするので向かいの読書をしている人に気兼ねでした。
これも他のテーブルと離れているので、殆ど気にならないのは、設計の妙!でしょうか

> 近くでパシャパシャとスマホのカメラを写すような音がずっと続いて気になりました。
> あの音は何だったのかと思います。
書籍をこっそり撮ってられたのかもしれませんね
でも もしそうだとしたら なかなかのスゴワザ(笑)
今度また機会がありましたらよく観察なさって(教えて)くださいね
返信する
Re:ムベさん「シマジロウさんご立派です」 (デ某)
2018-08-30 23:14:07

ムベさん
コメントありがとうございました

> 若者が濡れて歩く姿は絵になるのですが、
> 年寄りが濡れて歩く姿はなんか濡れ鼠を思って・・・人目をはばかってしまいます。
若者は案外!絵にならないような気がします
やはり中年~初老のワケあり気な妖しさ?が似合いそうです
もしお年寄りのそんな姿に誰もをさしかけない街だとしたら・・・悲しいですね。
こんど雨が降ったら試してみよう!と? おやめくださいまし(笑)

> でも、この季節。。冷たい雨は気持ち良さそう。
> まして一緒に歩いてくれる人が居ればなおさらですね。
冷たい雨じゃなく 生暖かい雨のような気がいたします
でも濡れながら一緒に歩ける方がいればやはり心躍りま~す

> 黄昏のビギン懐かしいです。ありがとうございます。
ではジーン・ケリー「雨に唄えば」を。
https://www.youtube.com/watch?v=edvN1DfRTZI
返信する

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