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猫の額に咲く花々
五月を迎え細君が丹精こめた庭に季節の花々が今を盛りと華やかに咲き匂う。フェンス越しの黄色い「モッコウバラ(左)」は、主人がそれと知らず根こそぎ刈取り細君を悲しませたが、細君の執念で甦った。「つつじ(右)」もこの季節にふさわしく清らかだ。
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ジャズストリート
吾輩の住む街は「ジャズの街」である。毎年5月の連休の2日間(今年は3日と4日)商店街、喫茶店、レストラン、駅前広場など街中どこに行ってもジャズが聴ける。他にフォークやロックもあり実に多彩なのだが、やはり主役はジャズである。
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ヘレン・メリルのモダンジャズ
主人のジャズとの出遭いは学生時代に遡る。1970年代初め、偶々ラジオ局のコンサート招待券が当たり「ヘレン・メリルのモダンジャズ」公演へ。「酒とバラの日々」などお馴染みのナンバーにまじって歌われたのが「五木の子守歌」だった由。
この曲、不思議なほどモダンジャズの雰囲気に似合う。その夜のヘレン・メリルの一番!の拍手も「五木・・・」であり、拍手が鳴り止まなかった由。主人は「格別ジャズが好きではない」と言いながらも、ジャズ!と言えばこの夜を思い出すようだ。
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リズム感はもう一つの主人ながら
ジャズに夢中になったわけではない。リズム感に乏しい主人は、ジャズだとかロックよりフォークとか映画音楽が好みだった。しかしヘレン・メリルはじめモダンジャズのもの憂い響き、溜め息のような曲調が主人の波長(暗い性格?)にフィットしている。
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主人おこし?
誰が発案したのか知らないが、この「ジャズストリート」が始まって十数年がたつ。年々盛り上がり、関西を中心に各地からわが街に人の波が押し寄せる。今や天神祭、だんじり祭(岸和田)と並んで「大阪の三大祭」とさえ言われている。
地元CATVもほぼ一日中ライブ中継している。それほどジャズ好きでもない主人がサングラスをかけ、10歳は若い恰好をして街を歩きジャズに耳を傾ける。まあ「街おこし」であると同時に、やや引き篭もりがちの主人には程よい「主人おこし」かな。
そ主人「誰にも気づかれる筈ない!思ってたのに知り合いに声をかけられた」と驚いていた。「悪いことはできんなぁ」と。なんや悪いことすることでもあるんかいな。
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私が聴いた京都公演から16年後の同じ京都公演のライブ盤です。
「五木の子守歌」は20分55秒から~ 日本語で歌われています。
HELEN MERRILL Live In Kyoto 1986: Bye Bye Blackbird
http://www.youtube.com/watch?v=nzIQJvV2C0I
jazzとデ某さん とっても合うような気がします。
ダンディーな雰囲気を醸し出すデ某さんですから、サングラスで変装したつもりでも
きっと、デ某さん自身から自然と奏でるダンディズムは隠せないでしょう!
jazzって、とっても大人なイメージ。
薄暗い喫茶店や酒場、煙草の煙、アンニュイな雰囲気・・・・
私はjazzといえば、友達に誘われて行ったクリスマスコンサートくらいですね(笑)
↑ 五木の子守唄,聞いてみました。不思議とジャズの雰囲気にピッタリ!
こういうのを聞くとjazzに親しみが湧きますね^^
くすぐりのコメント、ありがとうございます(笑)
> jazzとデ某さん とっても合うような気がします。
いぃえぇ
楽しそうに身体でリズムとってる方を見ると妬けて憎らしくなります
> サングラスで変装したつもりでも・・・自然と奏でるダンディズムは隠せないでしょう!
変?そう! ってところでしょうか(笑)
実際は術後で陽光が眩しいため・・・でした。
ただ服装は若い人にまぎれこめるよう うんと若作りしました。
でもきっとバレてたんでしょうねぇ・・・(泣)
> jazzって、とっても大人なイメージ。
> 薄暗い喫茶店や酒場、煙草の煙、アンニュイな雰囲気・・・
大人って言うより非行中年、不良高年のような感じかも・・・
さふいふ方はきっと怪しい場所がお似合いでしょうね。
まぁ私の場合 「老年も荒野をめざす」かなぁ
> 私はjazzといえば、友達に誘われて行ったクリスマスコンサートくらいですね
クリスマスに誘った方、ホントに友達ですか?
なんかSORAさんに魅かれたカッコいい青年のような・・・。
> 五木の子守唄,聞いてみました。不思議とジャズの雰囲気にピッタリ!
> こういうのを聞くとjazzに親しみが湧きますね^^
「五木・・・」を歌う前にヘレン・メリルさんがちょっとコメントしてますように
彼女も「五木・・・」の哀しいまでの美しさにぞっこん!だったのですね。
私、実は最上席・・・ステージから5列目あたりのド真ん中で聴きました。
鳥肌って言いますけど、私、聴きながら背中が小刻みに震えていました。
青春に帰って またあんな感動を味わいたいですねぇ。
ジャズ好きの同級生がが口にしてたんだろうか?
五木の子守歌は日本のソウルソング、ジャズもそうだから通じる所があるんでしょうね。
一時期ジョースタッフォードばかり聞いていた時がありました
http://www.youtube.com/watch?v=fwXxWMyX2Sg
青春時代に戻らなくても今でもあの時にタイムスリップしませんか?
曲を聞いただけで
胸キュン
こんばんは!と言っても早寝早起き早食い早〇〇のmixhiさんは今ぐっすり!かも・・・
コメントありがとうございました。
> ヘレンメリルって名前ものすごく覚えているんだけど・・・
> どんな曲歌っていたのか・・・それ程思い入れのある曲はみつからない
とっても美しく声も魅力、日本でブレイクされたに等しい方でした。
そういうところはオリビア・ニュートン・ジョンの場合に似ています。
殆ど有名な曲のカヴァー中心、五木の子守歌が唯一?オリジナルぽかったですね。
そんなこともあり日本の居心地がよくロングステイ(半永住?)されていました。
> 五木の子守歌は日本のソウルソング、ジャズも・・・通じる所があるんでしょうね。
同感です。
芸術の世界では「真なる民族性は真なる国際性をもつ」と言われています。
妙に異文化に媚びたり靡いたりせず民族のオリジナリティを誇り信じよう!と・・・。
N響が初めてイタリア公演した時、最も喝采を浴びたのは、
モーッアルトやベートーベンではなく「八木節」だったと・・・。
> 一時期ジョースタッフォードばかり聞いていた時がありました
雑音まじりがちっとも気にならないレコードの温もりのような素敵な歌、
michiさんのお好みがよくわかりました(「簡単にわかってたまるか!」と?)
> 曲を聞いただけで・・・あの時にタイムスリップしませんか?
いつでもタイムスリップしていま~す
ときどきスリップし過ぎて怪我していますけど・・・。
音楽が取り持つお友達もいて週末を楽しんでた様子。
今度誕生日プレゼントに「五木の子守唄」を所望してみましょうかね~
こんばんは! コメント、ありがとうございます。
> 長男が・・・結婚前はジャズ喫茶によく行ってたようです。
> 音楽が取り持つお友達もいて週末を楽しんでた様子。
ご長男さん、なかなか粋なご趣味ではありませんか。
お友達も・・・それだけで「良い友達」と断定して宜しいかと・・・(笑)
私の義弟はジャズが好きで、貴重なレコード盤をたくさん蒐集しています。
ご長男さんに、どこか仙人めいた?雰囲気を漂わせる義弟を連想しました。
> 誕生日プレゼントに「五木の子守唄」を所望してみましょうかね~
ぜひ! お気に召されます、きっと!
「島原の子守歌」「最上川舟歌」も民謡を超え、なかなか捨て難い味わいがありますよ。
サックスが好き。バラードが好き。
ジョンコルトレーンくらいしか名前の出ない素人中の素人ですが。
世がバルブだったころ、JAZZの生演奏を聞きながらお酒を飲んでいた頃が懐かしい・・・
今は田んぼのカエルの合唱を聞きながらお茶をすすっていますけど(笑)
(ここでは)はじめまして! コメント、ありがとうございます。
「はからずもがんと暮らしぬ」を拝読しました。
はるか厳しい峠を越え現在に至られたhimikoさんに心から敬意を表します。
> 私もJAZZが好きです。サックスが好き。バラードが好き。
> ジョンコルトレーンくらいしか名前の出ない素人中の素人ですが
コルトレーン・・・私もジャズには疎いのですが、名前だけは知っていました。
You tube. でさがして聴きましたら
「サックスが好き」と仰るとおり軽快かつ切れ味の鋭いサックスでした(Blue Train)
> バブルだったころ、JAZZの生演奏を聞きながらお酒を飲んでいた頃が懐かしい・・・
> 今は田んぼのカエルの合唱を聞きながらお茶をすすっていますけど(笑)
JAZZの生演奏を聞きながらお酒・・・カエルの合唱を聞きながらお茶・・・
どちらもなかなか粋!だと思います。
昨日、ある縁で行った個展(日本画)のオープニングパーティで
中島みゆきさん「この空を飛べたら」を聴きました。
♪暗い土の上に叩きつけられても/こりもせずに空を見ている
凍るような声で 別れを言われても/こりもせずに 信じてる 信じてる
ああ 人は昔々 鳥だったのかも知れないね
こんなにも こんなにも 空が恋しい・・・
空に限りませんが、飛びたい跳び越えたいことは数しれずありますよね。
飛べるはずがないと知りつつ あぁこの空を飛べたらと・・・
哀しいこと苦しいことなにもかもを乗り越えられるような気がして・・・。
聴きながら ある人を思い 心がいっぱいになりました。
himikoさんのコメントを読みながら なぜかそんなことを想いました。
加藤登紀子&中島みゆき「この空を飛べたら」
http://www.youtube.com/watch?v=eTw3YlekzWc