奥能登から切り出された能登ひばは、湿気に強く、非常に腐りにくい優れた耐久性を持った木で、ヒノキチオールという成分を多く含んでいることが、雑菌類やカビ類などの腐朽菌の繁殖を抑え、シロアリなどの住居害虫に対しても強い忌避作用があります。
能登ヒバのほうが、青森ヒバより、単価も安く、能登ヒバのほうが固い「カナアテ」と呼ばれる種類もあり、床材に加工しますが、能登ヒバの丸太の太さが青森ヒバより小さいので大きい材木は取りにくいですが、弊社では能登ヒバの産地の市場や知人の山を廻り、大きい材料や、板材を自然乾燥し床板・壁の板張り・天井板・化粧梁などに使用しています。
壁の板張り:能登ヒバの厚み24mm巾270mmの板張り