北海道新聞 2020年10月12日付記事
「国交相が根室線の被災箇所視察 支援『地元の意見踏まえ検討』」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/469965?rct=n_jrhokkaido
赤羽一嘉国土交通相は10月11日、
台風被害で列車の一部運休が続くJR根室線の落合駅(上川管内南富良野町)などを視察し、
JRへの支援について「地元の意見を踏まえ検討する」と述べた。
根室線「東鹿越(南富良野町)~新得(十勝管内新得町)」間は台風被害で不通になっており、
JR北海道はこの区間を含む富良野~新得間をバス転換する方針を示している。
赤羽氏は落合駅や幾寅駅を視察。
富良野市内で、南富良野町や新得町など沿線11市町村の首長やJR北海道の島田修社長らと意見交換した。
終了後、赤羽氏は報道陣の取材に対し、
首長からは不通区間の早期復旧と鉄路存続を要望されたと説明。
鉄路存廃の是非には触れなかった。
JRへの支援については
「広大な北海道でJRが果たす役割の重要さを再認識した。しっかり検討したい」と述べた。
赤羽氏は10月12日、芦別市と留萌管内小平町、江別市も視察した。
(文章執筆:伊勢裕太氏)
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国土交通省がやっと重い腰を上げた印象のようです。
富良野~新得間沿線首長の声を尊重して、路線復旧に考慮されることを希望します。
くどいようですが、自分の主張を再度申し上げます。
2019年5月6日付 「鉄道員」20年後の風景 より
「幾寅駅」の通る根室線は、たしかに今は札幌と道東を結ぶ存在は
「石勝線」に奪われてしまったのかもしれない。
でも、今もなお稚内・旭川・富良野(道北)と帯広・釧路・根室(道東)を結ぶ
重要幹線であることに何の変わりもないはずだ。
貨物輸送や遊覧観光列車のルートとしてみれば、いやそれだけじゃない、
火事場泥棒の国が道東を射程距離に入れたミサイルを配備している今、
国土防衛の観点でもやはり重要な路線だ。
それを見ずに、
富良野・南富良野地区の日常乗客数だけで鉄道を切り捨てると、
必ず北海道そのものに悪影響を及ぼすだろう。
問題は、JR北海道本部の上部人間が「東京」と「整備新幹線」しか見ていないことだと思う。
東京から離れるたびに減る運転本数だけ見ても、北海道新幹線の赤字は到底埋められない。
経済効率のためにもむしろ、青函トンネルは「防風壁」を築いたうえで単線化し、
貨物(在来線)輸送を強化すべきです。
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2020年10月14日付訪問者数:312名様
お付き合いいただきありがとうございました。
「国交相が根室線の被災箇所視察 支援『地元の意見踏まえ検討』」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/469965?rct=n_jrhokkaido
赤羽一嘉国土交通相は10月11日、
台風被害で列車の一部運休が続くJR根室線の落合駅(上川管内南富良野町)などを視察し、
JRへの支援について「地元の意見を踏まえ検討する」と述べた。
根室線「東鹿越(南富良野町)~新得(十勝管内新得町)」間は台風被害で不通になっており、
JR北海道はこの区間を含む富良野~新得間をバス転換する方針を示している。
赤羽氏は落合駅や幾寅駅を視察。
富良野市内で、南富良野町や新得町など沿線11市町村の首長やJR北海道の島田修社長らと意見交換した。
終了後、赤羽氏は報道陣の取材に対し、
首長からは不通区間の早期復旧と鉄路存続を要望されたと説明。
鉄路存廃の是非には触れなかった。
JRへの支援については
「広大な北海道でJRが果たす役割の重要さを再認識した。しっかり検討したい」と述べた。
赤羽氏は10月12日、芦別市と留萌管内小平町、江別市も視察した。
(文章執筆:伊勢裕太氏)
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国土交通省がやっと重い腰を上げた印象のようです。
富良野~新得間沿線首長の声を尊重して、路線復旧に考慮されることを希望します。
くどいようですが、自分の主張を再度申し上げます。
2019年5月6日付 「鉄道員」20年後の風景 より
「幾寅駅」の通る根室線は、たしかに今は札幌と道東を結ぶ存在は
「石勝線」に奪われてしまったのかもしれない。
でも、今もなお稚内・旭川・富良野(道北)と帯広・釧路・根室(道東)を結ぶ
重要幹線であることに何の変わりもないはずだ。
貨物輸送や遊覧観光列車のルートとしてみれば、いやそれだけじゃない、
火事場泥棒の国が道東を射程距離に入れたミサイルを配備している今、
国土防衛の観点でもやはり重要な路線だ。
それを見ずに、
富良野・南富良野地区の日常乗客数だけで鉄道を切り捨てると、
必ず北海道そのものに悪影響を及ぼすだろう。
問題は、JR北海道本部の上部人間が「東京」と「整備新幹線」しか見ていないことだと思う。
東京から離れるたびに減る運転本数だけ見ても、北海道新幹線の赤字は到底埋められない。
経済効率のためにもむしろ、青函トンネルは「防風壁」を築いたうえで単線化し、
貨物(在来線)輸送を強化すべきです。
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2020年10月14日付訪問者数:312名様
お付き合いいただきありがとうございました。