shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

「風立ちぬ」の時代と、衆議院選挙による時代の変わり目

2013-07-23 | 日記
さんざん繰り返し報道されてきた選挙戦が終わり、あとは投票と開票の結果を待つだけとなった。
夕食後にレイトショーで、スタジオジブリの最新作「風立ちぬ」を観た。
なぜか「ポニョ」は観ていなかったので、宮崎さんのはほんとに久々になる。

やはり注目作のためか、座席が珍しく埋まり気味だった。
ただただ空に憧れて飛行機(太平洋戦争の零戦)を設計した堀越二郎と彼を取り巻く人々の物語だった。
まだ公開されたばかりで観ていない方もいると思われるのであまり詳細は書けないが、「紅の豚」同様に爽快な飛行シーンにあふれていていた。
一方、時代は関東大震災から太平洋戦争の敗戦までで、残酷なシーン描写こそ避けているが時代の閉塞感は否が応にも2001年の9.11から東日本大震災以降の現在に非常に似ている。
そんな時代を夢と飛行機技術を力に生きた越二郎と、彼を愛しながらも結核のために美しいまま駆け抜けていった女性・里見菜穂子。 切なかった。

観終わって帰宅すると……やっぱり、の自民・公明党の圧勝。
投票率と結局投票に行かなかった人の言い訳の情けなさ。
(確かに民主党政権には裏切られたが)そういう奴らがいるから政治も社会も変われないだけでなく坂道を転げ落ちていくのではないだろうか。
安倍晋三も石破茂も石原慎太郎も、平和憲法を壊したくてウズウズしている。
誰か止められる気骨ある人や勢力はないのか…………

「世の中が悪くなっていく」 
by 忌野清志郎 Little Screaming Revue
    作詞・作曲:忌野清志郎



最後に、日本に当てはまる名言を。
「政治を軽蔑する者は、軽蔑すべき政治しか持つことができない」 トーマス・マン(ドイツの作家)

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