知り合いAさんは国民健康保険に加入している。12月の未明に役所から「特定検診」を受けるようにと電話があったとのこと。
特定検診とは、会社の健康診断を受けられない人たちのために設けられた健康診断らしい。
Aさんはこれまでほぼ毎年受けてきたが、今期より、病院受診日には「特定検診」は受けられなくなった為、受診日以外に病院に行く意欲を失してしまい検診を受けてなかったのだ。
「これからの季節、病院にはいろんなウイルスがいますから、行きますとは言えません。
何故、例年通り、受診日に検診出来なくなったのですか?」とお役所の窓口の方に質問した。
「特定検診を受ければ、血液検査代が節約できるじゃないですか」
等という返事。
質問の答えになってない。
その台詞の頭に「その件は私ではわかりかねますが、」という言葉が必要でしょう。全く、お役所仕事は。と、Aさんはうんざりした様子。
うん?お役所仕事って何。
アンサイクロペディアに名文が載っていたので一部ご紹介。
『お役所仕事( - やくしょしごと)とは、日本の政府、省庁、役所、行政機関において、公務員や政治家が体力や精神を疲弊する事無く、自分たちのみ安定した繁栄をもたらすためにあみ出された優れたシステムの事。一般市民にとっては不都合な事が多いシステムだが、役人の健康や幸せを心から望んでいる国民の皆様はどうか素直に従ってほしいものである。』
新型コロナウイルス肺炎対策基本方針会見を聞いた今、深い深い、ため息が出てくるのは何故なんだろう。