[1日 ロイター] - 女子テニスのツアーを統括するWTAは1日、ダブルス元世界ランク1位の彭帥(中国)の扱いや他の選手の安全性に対する懸念から、中国で開催されるトーナメントを直ちに中止すると発表した。
WTAのスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は声明で「彭帥が自由なコミュニケーションを許されず、性的関係を強要されたという彼女の主張を否定するよう圧力をかけられているとみられる状況の中で、選手らに対し中国で競技するよう求めることはできない」と説明。
「現在の状況を考慮すると、2022年に中国で大会を開催した場合、全ての選手とスタッフが直面し得るリスクについても大いに懸念している」と述べた。
サイモン氏によると、香港を含む中国でのトーナメント中止はWTA理事会の全面的な支持を得ているという。
彭は今月21日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長とのビデオ通話で無事だと伝えていたが、サイモン氏は彭の身の安全について納得していないと主張。「彭の居場所は分かったが、彼女が自由かつ安全で、検閲や強要、脅しを受けていないかどうか大いに疑問を抱いている」と述べた。
その上で、性的関係を強要されたという彭帥の主張について透明性のある徹底した調査を改めて求めるとした。=ネットニュースより
凄いね。これが北京オリンピックにどのような影響を
与えるのだろう。嵐の予感が、、、。
もう一つは
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大で、外国人の新規入国が一時停止されたことなどを受け、大阪で9日に開幕予定だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが中止になることが2日、わかった。関係者が明らかにした。2日中にも発表される見通し。
GPファイナルは今季のグランプリシリーズで上位に入った選手だけが出場できる大会で、北京五輪日本代表選考に影響する大会の一つ。日本勢は男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)や宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の坂本花織(シスメックス)、ペアで三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が出場予定だった。
海外勢は、男子は世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(米国)、女子は今季、世界最高得点を記録したカミラ・ワリエワ(ロシア)の出場が決まっていた。
GPファイナルについて、日本スケート連盟の担当者は外国人の新規入国が停止された11月30日、「海外選手が来日できるのか国に問い合わせている段階」などと話し、国の判断を待ちつつ、開催に向けて準備を進める考えを示していた。中止は2年連続=ネットニュースより
こちらはオミクロン株の影響。
選手の皆さんが気の毒だがコロナ禍ではどうしようもない。
残念。