バックパッカーに憧れたことがある私はそれ関連のサイトを良く見ていた時期がある。多分、西暦2000年頃。
中東方面を放浪していたある人のサイトはシリアを訪れた時の写真を多く掲載していた。
シリアにはおもてなしの文化があり、旅人にとても親切だったらしい。市場にはたくさんの作物が溢れていた。道端に座り込んで談笑する人々の素朴な笑顔。
そのパッカーは若夫婦のシリア人と知り合い、地元の名所を案内してもらい、おまけに自宅に招待され歓待されていた。
その若奥さんが輝くばかりに幸せそうで美しく私はうっとりと見とれていた。なんだかみんな幸せそう。
旅人のサイトは一部しか映さないということも承知だけれど、、、。
その頃って多分アサド(父親)政権だったのだろうと思うけど、、。何処ぞの国の独裁政権とは随分違うなあと思った。密告、投獄なんて無縁のように感じた。
民主主義でも独裁主義においても全ての国民が良しと思う指導者は存在しない。完璧な指導者なんて存在しない。
だから、彼の地で民主化運動が起こったのだろうけれど、、、。
指導者に反対する人々を指導者がどのように扱うかによってその指導者の善し悪しが見えてくるのだろう。
ロシアに亡命したアサドさんが国民にどのような事をしたのかいろんな噂がある。どれが真実かは何十年かしないとわからないのではないだろうか。
アラブの春って(民主化運動)本当に春を招くのだろうか。