ご覧の写真は権ちゃんですが、
いったいどこにいるのかといいますと、
主人の腹の上です。
権ちゃんの朝は早い。
私たちの起床予定時刻の2~3時間前には起き、
ベッドの周りを大声で鳴きわめきながら、
ごはんの催促をします。
その鳴き声は、「うおーる~、うおーる~」「わおーん、わおーん」と
2種類の鳴き方があり、これは鳴き声というよりも、
もはや叫び声の様なものです。
非常にうるさく、且つしつこい。
この叫び声を止ませる方法はふたつあります。
ひとつは、起きてごはんをあげる。
もうひとつは、権ちゃんをベッドの上に呼び寄せて、なでくり回し、なだめすかす。
たいていの場合、目がくらむような時間に鳴き出すため、
とてもではないが、起きるなんて無理だろうという判断になり、
後者を選ぶわけですが、この方法は主人にしかできません。
然るに主人が権ちゃんを呼び寄せると、権ちゃんはベッドの上にジャンプし、
私の身体など遠慮なく踏み超えて、主人の腹の上に座るのです。
そして、あごの下などをなでなでしていると、
やがて腹這いになり、うまくするとそこで寝てくれたりします。
しかし、あまりの眠気になでなでの手が止まろうものなら、
また例の叫び声を発するということになるのです。
わがまま、あるがまま、マイペースを軽く超越した、超絶マイペース男です、権太さんは。
だが、かわいい。