家ねこももごんの日々

2011年7月3日、茶トラの桃助(4才)を拾い、
2014年2月、たぶんアメショーの権太(老猫)も家族になりました。

いたずら小僧、桃。

2011年07月31日 | 日記


数日前のことです。

主人が、ミニコンポのスピーカーの片方が鳴っていないことに気がつきました。

調べてみると、コードが喰いちぎられていました。

もう片方のコードもかろうじて銅線一本で繋がっている状態。

桃ちゃん、銅線をも喰いちぎるあなたの歯は立派なものですね。

ですが、別にコードでそれを証明しなくても良いではないですか。

と、一旦は思いました。

しかし、冷静に状況を分析してみると、私たちに落ち度があったのです。


我が家のミニコンポは、コーヒーテーブル(桃ちゃんの寝床)の上に置いてあります。

そして、スピーカーとコンポ本体を繋ぐコードが束ねられて、

テーブルの下にぶら下がっているのです。

ここは桃ちゃんの寝床、叩けば揺れるコード。

そりゃあ、噛み付きたくもなりますよね。

ということで、桃ちゃんは悪くないことが判明しました。

このような状況を放置していた私たちが悪いのです。


しかし、修理代は5~6千円。

桃ちゃん、6千円もあれば、君の大好きなごはん、「まぐろゼリー仕立て」が約88袋も買えますよ。

そこのところ、ひとつ、よろしくお願いしますね。

と、よくわからないお願いを、一応してみたのでした。



人見知り桃ちゃん。

2011年07月30日 | 日記


桃ちゃんは言うまでもなく、人見知りです。

怪我をした経緯は知る由もありませんが、

たぶん、その時の恐怖の記憶が癒えず、常に他者に対して恐れを抱いてしまうのでしょう。

可哀想なことです。


私たち極悪人にまさかのゴロゴロ&腹見せをした桃ちゃんですが、

それは桃ちゃんが欲求(食欲、マッサージ欲)に抗えない時限定です。

欲求が満たされると、いつもの桃ちゃん(警戒心の固まり)に戻るのが常です。


そんな桃ちゃんにとって嫌なこと、来客(私の友人)が本日はありました。

いつもなら寝床にこもりきりになるのですが、今日は30分後には、私の足下まで出て来ました。

もちろん、友人が立ったりすると、すぐに寝床へと引き返します。

「彼女はいい人だから、心配しなくていいよ。」と、説得したのは言うまでもないのですが、

それにしても、自ら出てくるということは、大変希有なことだと言わざるを得ません。


平穏な日々が続くことによって、こうした小さな変化が生まれるのでしょうか。

少しずつ、恐怖心が薄らいでいき、怪我をしたことも忘れるくらいになるのでしょうか。

桃ちゃんの怪我と共に心も癒される日が来ることを願うばかりです。

そんな桃ちゃんを見ていると、人間の心も同じだな、と思うのです。

傷ついた時の心の反応や癒しに向かうために必要なこと。

桃ちゃんには、学ぶことが多いですね。


いっそ桃ちゃんを先生と呼ぶのもいいかもしれません。

いや、先生と呼ぶと叱りづらくなるので、やめておきましょうか。

いや、しかし、怪我が治ったら叱ることもなくなるので、

その頃には、先生と呼んでもいいかもしれません。





魔法のバスタオルと桃ちゃん。

2011年07月29日 | 日記


昨日のゴロゴロ事件以来、日に2回のふれあい(傷口洗浄&薬塗布)は容易なものとなりました。

捕まえる時に使用する、ピンクのバスタオルにくるまれると、

桃ちゃんは魔法にかかった様に、ゴロゴロという様になったのです。

そして、処置が終わると、すぐにそこは「リラクゼーション桃」マッサージ屋さんに早変わり。

極悪人が2人がかりで撫で回し、1回に付き30分程という念の入りようです。

そして、今日はついにお腹まで撫でてしまいました。

仰向けになった桃ちゃんのかわいさといったら、筆舌に尽くし難いものがあります。


しかし、撫でられることに飽きると、桃ちゃんはあっさりと我に返り、

不信感たっぷりの目で見上げると、後ずさりをしながら、その場を離れるのです。

その後は近づくと、もれなく「シャッー!」と言われます。

あんなにナデナデした仲なのに、「シャッー!」ですか。

と、落ち込みそうになるところをグッと堪えて,桃ちゃんに感謝するのです。

何故と言えば、昨日、仕事から帰った主人が、

「撫でさせてくれた桃ちゃんに感謝しよう。」と言うのです。

そして、「今後の桃ちゃんのお世話は、感謝の気持ちでやり遂げよう。」と。

なるほど、主人らしい考えです。

私がそれを実践できるかどうかは、甚だ不安ではありますが、

努力はしようと、思った次第です。



桃ちゃん、まさかの!

2011年07月28日 | 日記


桃ちゃんとの日に2回のふれあい(傷口洗浄&薬塗布)ですが、全力で拒否されました。

その暴れぶりたるや、まるで捕獲大作戦です。

バスタオルで捕まえようとするやいなや、猛ダッシュで安全地帯へ駆け込み、

そこもだめだと思うと、テーブルの下をくぐり抜けて、寝室へ。

ベッドを瞬く間に飛び越えるや、台所に駆け込みます。

しまった、行き止まりか、と慌てふためいたその瞬間、

「コォーーーーー!!」と威嚇したのです。

それは、「シャーッ!」よりも上級の威嚇だということは、もう、聞けばわかります。

怖いです。すごく、怖いです。

「コォーーーーー!!」に比べたら、「シャーッ!」などというものは、

挨拶がわりにすぎないのだと、夫婦そろって悟ったのでした。

こんなに拒否されるとは思ってもいなかった私たちは、

これを日に2回もするのかと思うと、気が遠くなったのでした。


さて、今日もふれあい(捕獲大作戦)をするかね、と重い腰を上げたのですが、

今日はあっさり捕まって、おとなしく処置を受けています。

終わっても動こうとしないので、少しでもリラックスしてもらおうと、

主人は身体を、私はお顔をなでてみました。

すると、ゴロゴロとのどを鳴らしている(耳を疑いましたが)ではないですか!

おまけに気持ち良さそうに目を細めています。

桃ちゃん、まさかの!ゴロゴロです。


普段、頻繁に耳の後ろをエアー掻きしているので、耳の後ろを掻いてやり、

猫ちゃんの気持ち良い定番、顎の下まで撫でてしまいました。

夫婦そろって感動しきりです。

主人は「桃ちゃんが生きている内は、撫でられないのかと思っていたよ。」と、

感慨深げに言いつつ、仕事に出かけました(桃ちゃん撫でにかまけて遅刻気味)。


しかし、これで「シャーッ!」が治まったわけではありません。

挨拶がわりですもの、仕方ないですね。









桃ちゃん、ごめんね。

2011年07月27日 | 日記


本日は、セカンドオピニオンの日です。

少々遠いのですが、主人の知っている病院に行きました。

診たてによると、傷口がまだ膿んでいて、

皮膚と筋肉が完全に分離している(一部腱が見えている)と。

保護してから3週間が経過しているが、回復の兆しが見えていない状況である、と。

治療としては、3週間持続性のある抗生物質を注射し、

家では、生理食塩水で傷口を洗い、化膿止めの軟膏を塗り、組織を回復させる粉を降る。

ということを、日に2回せよ、と。

手術に関してはまだその段階ではなく、5日後に診察して経過を見る、ということでした。


私たちは大ショックでした。

10日程前の診察では、膿んでいないと診断されていたので、

快方に向かっているのだ、と思い込んでいたわけです。

しかも、前の病院で処方されていた塗り薬は、かえって悪化させる物だったのです。

はああ。と、深いため息と共に、桃ちゃんごめんね。と謝りました。

後悔しても仕方がないことは解っているのですが,

疑問を持った時点で病院を変えるべきだった、と思わずにはいられません。

しかし、今日行って良かったのだと、そう思うことにしました。

「セカンドオピニオンは求めるものだね。」と主人がしみじみとつぶやいたのでした。


傷口洗浄のため、これから日に2回桃ちゃんとのふれあいの機会が増えるわけです。

個人的にはうれしいのですが、桃ちゃんは嫌がるでしょうね。

なるべく嫌われないように努めようと思う次第です。


桃ちゃん、リスになる。

2011年07月26日 | 日記



連日の説得の甲斐なく、桃ちゃんは遊び(暴れ)ます。

桃ちゃんがお遊びモードになる時は、非常にわかりやすいのです。

何故と言えば、リスの様な動きになるからです。

桃ちゃんリス化現象ですね。


2ヶ月程前、町田のリス園に行きました。

放し飼いのリスに餌(ヒマワリの種)を与えることができるのですが、

かわいくおねだり、などということはせず、群がって来ます。

もしくは、袋ごと奪い去ります。

そして、そのリスの動きこそが、お遊びモード時の桃ちゃんにそっくりなのです。


コマ送りの様な動きをして、忙しくあちらこちらを見ている様は、

まるで、一人高速あっち向いてホイ!をしている様です。

こうなると、自分の影にさえも猫パンチをかます始末。

遊ぶ物が無いとなると、トイレの砂(形は極小の円柱)を掻き出してその一粒一粒を相手にします。


お遊びモードに突入すると、叱りまくりになるのですが、叱るのは嫌ですね。

桃ちゃんの左前足を思えば、仕方の無い事ですが、気が重いです。

叱る合間に説得も続けていますが、もはや懇願と言った方が良いかもしれません。


明日はセカンドオピニオンの日。

桃ちゃんにとっては受難の日。

今週は2回も受難の日があるのです、実は。ごめんね、桃ちゃん。



だめよ、桃ちゃん。

2011年07月25日 | 日記


あの大出血事件以来、桃ちゃんは遊ぶことを禁止されています。

特に、爪研ぎの対象となる物は撤去しました。

2段ベッドの2階にあったお気に入りの紫の敷物(桃ちゃんは紫が良くお似合いです)も

第二の寝床のタオルとクッションも

桃ちゃんグッズを入れていた布製の入れ物も撤去。

台所のゴミ袋は桃ちゃんのブームが去るのを待たずに扉の外、

廊下に追いやりました(廊下&玄関に生ゴミ匂が漂っています)。


昼間は寝床で寝て過ごしてくれるのでいいのですが、夜は要注意。

私たちの最近の口癖は「桃ちゃん、何してんの?」です。

遊びの気配がしたり、爪とぎの音が聞こえると、すかさずこう問うのです。

すると桃ちゃんはじぃっとこちらを見て、だめなの?と視線で抗議するのです。


この程度でやめてくれる時は良いのですが、

遊び魂に火が付いた時は中々収集がつきません。

猛ダッシュ(何かを追いかけて)を繰り出す度に寝床へ帰らせるのですが、

これを4回程度繰り返してやっと落ち着くのです。

落ち着くと、近くに来て私たちの観察を始めます。

桃ちゃんによる人間観察ですね。

飽きもせずに私たちの一挙手一投足を見守るのです。


桃ちゃん、治ったら思う存分遊んでいいからね。

しばらくは我慢してね。と、今日も説得に励んでいます。






桃ちゃん、ぐったり。

2011年07月24日 | 日記



本日未明、桃ちゃんの左前足から大量出血しました。

血溜まりができるくらいの大出血でしたが、幸いすぐに止まったので、

午前中に動物病院に行くことにしました。


桃ちゃんの左前足、人差し指と中指の間の血管が切れて、

この様な大出血を招いたそうです。

左前足の表面は皮膚ができつつあるのですが、

人差し指と中指の間はまだ生肉状態なのだそうです(主人談)。

開放されていないので、皮膚ができにくいようです。

そのため、これが回復するには、相当時間がかかるし、

皮膚ができるかどうかもわからないとのこと。

また、人差し指を切断して、傷口を縫合するという手術も提案されました。


手術に関して、夫婦の意見が正反対であるため、

来週、セカンドオピニオンを求めるべく、別の病院に行くことにしました。

今日は出血箇所の処置も受けたので、桃ちゃんはぐったりです。

安全地帯に引きこもって、しばらく放心状態でした。


町田康著「猫のあしあと」によると、

彼の奥様は猫を説得できるのだそうです(要根気)。

そこで私も、左前足の怪我が治らないから安静にしてもらえませんか。

と、説得を試みてみました。

納得してもらえたのかどうかは甚だ疑問ですが、根気強く言い続けてみようと思います。





桃ちゃんのマイブーム。

2011年07月23日 | 日記


主人は今朝、ガサゴソガサ!ガサゴソガサ!!という音に起こされました。

犯人はもちろん、桃ちゃん。

台所で何やら悪さをしている様子。

主人が見に行くと、「うわっ!やべっ!」という顔をして、

脱兎のごとく寝床に逃げ帰ったそうです。


桃ちゃんはいったい何をしていたのか、というと、

まずは、燃えないゴミの袋に穴を開けます(複数箇所)。

更に、中からカリカリの小さな袋を探して引っ張り出し、

それを相手にカミカミなどをしつつ、じゃれ狂っていたようなのです。

これは今回が初めてではなく、

昨日の朝も燃えないゴミの袋をガサゴソ(穴開けは未遂)していたそうです。



桃ちゃんのマイブーム到来、ですね。

悪いことだと知りつつ、しているので、

叱ってもあまり効果がありません(隙あらばガサゴソしている)。

ということは、桃ちゃんのマイブームが去るのを待つのみ、ということになりそうです。



ところで、明日は病院の日。

桃ちゃんには連日緊張を強いてしまい、大変心苦しいのですが、

どうか、ひとつ、よろしくお願いしますね。




桃ちゃん、掃除機大嫌い。

2011年07月22日 | 日記


桃ちゃんは掃除機が嫌いです。

大きな音をたてながら、うろついているのですから、当たり前ですよね。

掃除機をかける時、桃ちゃんは寝床の隅にうずくまり、状況を見守ります。

しかし、当然桃ちゃんの寝床にも掃除機をかけるので、

その段になると、第二の安全地帯、台所の奥の棚の下に移動します。


桃ちゃんが避難するべく、台所をそ~っと覗くと、

私と目が合ってしまったのです(私はお皿を洗い中。)。

ああ~だめだー!と言わんばかりに、右往左往した挙げ句、

リビングの食器棚の下に落ち着いたのでした。


掃除が終わった後もしばらくそこから動こうとしません。

お買い物から帰って来ても、まだそのまま。

よっぽど怖かったのだろうか、と覗いてみると、寝ていました。


桃ちゃんは最近、夜行性になったので昼間は熟睡しています。

そんな最中に掃除機などかけてしまい、大変申し訳ありませんでした。

お詫びついでに、もう一つ謝っておくと、実は明日、友人が遊びに来るのです。

またしても怯えてしまうね。ごめんね、桃ちゃん。




桃ちゃん、ごはんですよ。

2011年07月21日 | 日記


ごはんをあげる時間が近づくと、

この様に桃ちゃんは、じ~っと見上げて、ごはんを要求します。

以前の様な鳴き方で要求することは、もうありません。

基本は視線で訴えるのみですが、たまに小さくミゥっと鳴きます。

これは、「忘れてないよね、ごはんのこと。」という確認だと思われます。

それはそれはかわいい鳴き声で、過去を知る私としては、

いささか信じられないものがあるのです。


さて、では、ごはんですよ。と

ウェットフードをお皿に盛りつけた途端、

桃ちゃんの鳴き方が変わります。

ミャーーーーーーウーーーーーーーーー。と、

細く、長く、小さい声で鳴くのです。

これは、「早く、もう早く!腹減ったんだよーーーーーー。」ということだと思われます。


然るにごはんを持って行くと、

シャーッと威嚇しながら、いそいそと近づいてくるのです。

桃ちゃん、それはさ、シャーッの使い方間違ってるよ。と、

つっこみを入れながら、ごはんをあげているのです。





桃ちゃんの毛づくろい。

2011年07月20日 | 日記


桃ちゃんの食後のひと時は、毛づくろいに費やされます。

エリザベスカラーを装着しているため、

直に舐めることはできないのですが、カラー越しに舐めます。

つまり、エアー毛づくろいですね。

桃ちゃんのカラーは透明なので、身体がきれいになる実感はないにしても、

舐めている実感はあるわけで、それだけでもいいのでしょうかね。

非常に熱心に首をふりふり、カラーを舐めているのです。

時にはお股を開いたり、時には仰向けになりつつ、

丹念に時間をかけてエアー舐めをします。


唯一リアル舐めができる箇所は、後ろ足の先っぽと尻尾の先っぽです。

猫という動物は非常に柔軟性があるのだ、ということを証明する様な姿で

後ろ足の先っぽをリアル舐めしています。

不憫な思いをさせているのですが、

あまり熱心にエアー舐めをしているので、

もしかして、カラーも自分の身体の一部だと思っているのではないかと、

少々疑ってしまう次第です。







怯える桃ちゃん。

2011年07月19日 | 日記


日曜日、病院の恐怖から解放されるやいなや、

桃ちゃんには新たな恐怖が待ち受けておりました。

私の友人が泊まりに来たのです。

桃ちゃんは「誰お前!」と言いつつ、自分の寝床から出て来ません。

夜は活動期に入るのですが、それもなく、ひたすら寝床でじーっとしています。

遊び禁止令が出ているので、それはそれでいいのですが、少し気の毒でした。

緊張しているせいか、うんちもしません。

ごはんの時だけ出て来て、友人の動きをチェックしつつ、おそるおそる食べています。

完全に怯えていますね。


翌日、更に1名来客があり、合計4名で飲んだくれていたわけですけど、

今度は「誰お前!」とも言わず、静かに静かに寝床に引きこもっていました。

あまりにも静かなので、桃ちゃんがいることを忘れそうになったくらいです。


来客が去った夜、桃ちゃんは心安らかに2日分のうんちをモリモリとし、

遊びに精を出した結果、またしても流血し、主人と私にたしなめられたのでした。


のび~っとしながら出て来たり、気付くと足下にいたり、ごろ~んと横たわったり、

という様なことは、誰の前でもできることではななく、私たちの前だからできることであり、

ということは、桃ちゃんから少しは信頼されている!ということなのですよね。と、

夫婦共々、ジーンと感じ入った夜でした(桃ちゃんには大変気の毒でしたが)。








煮え切らない医者と桃ちゃん。

2011年07月18日 | 日記


昨日は桃ちゃんの病院の日でした。

一昨日、流血したものの、経過は良好でした。

膿んでいないし、皮膚も薄くですが再生してきているそうです。

検便結果もクリア。便から回虫の卵は出ませんでした。


経過は良好なのに、医者というものは否定的な見解ばかりを述べます。

必ず、末尾が否定的&最悪の場合の説明、なのです。

何故にそのように煮え切らないのか。

「膿んではないけど、このまま順調に皮膚が再生するかは、わからない。」とか、

「最悪の場合切断手術を。」とか、「切断の場合は肩から落とすんですよ。」とか、

いずれも恐怖におののく内容です。

先週より良くなっているのだから、

今日の場合は「経過は良好ですので、様子を見ましょう。」でいいと思うのです。

治癒に向かうためには、ポジティブな気持ちが不可欠なのではないだろうか。

と、真剣に考えてしまいましたが、幸い桃ちゃんは自分が何をされて、何を言われているのか

解っていないと思われるので、よしとしようと思います。


桃ちゃんのお遊びに関してはドクターストップがかかりました。

しかし、桃ちゃんはケージに入れられると脱出を試みるため、流血しまくりでしたし、

閉じ込められることが、よほどストレスになるみたいなので、放し飼いは続行します。

ただし、爪研ぎとねこじゃらしは撤去しました。

この1週間、激しく遊んでいたにもかかわらず、ここまで良くなったのですから、

きっと来週はもっと良くなっていることでしょう。

でも、しばらく桃ちゃんとは遊べません。

寂しいですね。と、夫婦で肩を落として帰ってきました。


おまけにシャーッと言われる半径が広くなってしまいました。

ああ、桃ちゃん。よっぽど怖かったんだよね、ごめんね。







桃ちゃん、叱られる。

2011年07月17日 | 日記

桃ちゃんの遊び狂いの波は日に4,5回程訪れます。

その第1波は、私たちが寝ている間に来るらしく、

目覚めると、テーブルから本が落ちていたり(ハードカバー、文庫、各1冊)、

桃ちゃんの水飲み皿の水がぶちまけられていたり、

食器棚の上の干支飾りの白うさぎさん(紙製)が、

歯形付きで、ヨレヨレになって床に落ちていたりするのです。


それを片付けるのは、主人の役目。

なぜなら、私は朝に弱いから。

なおかつ、最近とみに寝起きが悪くなったからです。

主人に桃ちゃんの行状を聞き、叱るのが私の役目。


桃ちゃんはお利口さんなので、1回叱れば何がしてはいけないのかを理解します。

しかし、してはいけないのだけど、したいの。という誘惑に負けてしてしまうこともあります。

例えば、台所ですね。

前々から桃ちゃんには台所に入ってはいけないよ。と、教えてあります。

ですので、桃ちゃんが台所に向かう時は、そ~っと行きます。

そこで私が「桃ちゃん!」と、咎める意味で名前を呼ぶと、

振り向きます。

すかさず、「桃ちゃん、どこに行くの?」と、問えば、

バツの悪い顔をしつつ、渋々と引き返してくるのです。

最近はまた誤摩化すことを覚えまして、

ゴミ箱(台所の随分手前に置いてある)を相手に遊びに来たのですよ。

などという顔をして引き返して来、

申し訳程度にねこパンチをかましていることもしばしばです。


そういうわけで、悪いことをしている自覚はあるのですよね、桃ちゃん。

まあね、そのくりくりの目で見上げられたりすると、ま、いいか。

などと許してしまうのですがね。


しかし、起き抜けの主人をお掃除に勤しませるのはやめてくれませんかね。と、

だめもとでお願いしたりもしています。