(2017年6月8日 機材周りを加筆しました)
第9回となる今年も奈良演劇祭の舞台撮影を担当しました。
位置取りは昨年同様に客席最後列、舞台までは20mぐらい。
機材は昨年とほとんど同じです。
主カメラ Nikon D7100 & レンズ TAMRON A009 (SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD)
副カメラ LUMIX GX7 & レンズ LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6
主カメラは奇麗に撮るための望遠セット。F2.8通しのおかげで明るさを保ったまま撮りやすい。
副カメラはF値は少し変動するが、音を出せないシーンでも撮れる無音シャッターが強みです。
D7100はGITZOのビデオ雲台にレンズの三脚座を使って固定。GX7は手持ち撮影。
サブを手持ちにすることで予想外の事態も撮りやすくする狙いです。
本番撮影となる奈良演劇祭では定番にしている2台セットです。
約6時間の撮影でもバッテリーは交換無しで保ちました。
以下、各団体敬称略、表彰式立ち位置順掲載です。
※各写真それぞれの団体様が肖像権を、写真自体の著作権はTOMが保有します。無断での転載はできません。
こどもミュージカルサークル CRAP CRAP FANTASY
真っ暗になった世界を元に戻すため、
歌と踊りと鏡で気を引いて岩戸をこじ開けるシーン。
奥の天照大神、岩の隙間、鏡だけに光が当たってとても奇麗。
着替えてみんなでダンス、ジャンプのシーン。
周りをよく見て飛ぶ子、手足を使って精一杯飛び上がる子。
みんな少しずつ違っていることから元気さが感じられます。
A009レンズの反応速度が活きた写真。
EVENT-STATION.
にらみ合いのシーン。生明かりの電球色が酒場感というか、
ノスタルジーな雰囲気をだしています。
サスライト2本のみのラストシーン。
D3100に比べてAE(自動露出)が暴れにくいD7100の強みが出た一枚。
一発で撮る場合の自動処理の賢さは新しい機種・上位機種がやはり強い。
劇団くらっぷ
暗闇に浮かび上がる3人の神様、冒頭のシーン。
カラフルさが期待を感じさせます。
神様が人間を審判するシーン。本来難しい事を言うシーンですが
どことなくユーモラスな雰囲気が出た一枚。
屋根のはと
屋根のはとは演劇というより体験。
息を通して自分を見つめ直すという趣向で観客と一緒に深呼吸をするところ。
観客と一緒に自分を捜すところ、説明中。
写真を撮るには明るさも動きも問題ないながら、
彼らが得ている感覚やお客様の感情などは写真に残す事ができません。
写真というものの限界を感じた演目でした。
芝居Maker GoooooToJ
静かなシーンが大半だったためほとんどを副カメラで撮影しました。
シャッター音が無ければ主カメラで撮りたかったシーン。
とはいえ、薄暗い雰囲気をぎりぎり捉えられています。
空を見る二人のシルエット。暗転寸前。
これが撮れた事は大きくて、副カメラでも問題ないと思える一枚。
ナ・LIVE
20名(の、鹿)が入り乱れるシーン。人数(鹿の数)がすごい。
楽しさがビシビシ伝わる画になりました。
変わって、西部劇風のシーン。
大人数がキチンと統制されていると切り替わりがとても楽しく、写真も映えますね。
CCFもナ・LIVEも約20名いますが、おかげさまで良い画が撮れました。
舞台写真とは違うけれど今年はおまけで表彰式(閉会式)も掲載。
7団体の代表さん。今年も幅広い団体さんが集まってくださいました。
撮っていて楽しかったです。ありがとう!
審査委員長特別賞、屋根のはと。来年からは身体表現を学ぶため海外留学とのこと。帰国してまた出演する時はこちらも心を撮れるカメラマンでありたい。
来年もまた良い演劇祭が撮れますように。
第9回となる今年も奈良演劇祭の舞台撮影を担当しました。
位置取りは昨年同様に客席最後列、舞台までは20mぐらい。
機材は昨年とほとんど同じです。
主カメラ Nikon D7100 & レンズ TAMRON A009 (SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD)
副カメラ LUMIX GX7 & レンズ LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6
主カメラは奇麗に撮るための望遠セット。F2.8通しのおかげで明るさを保ったまま撮りやすい。
副カメラはF値は少し変動するが、音を出せないシーンでも撮れる無音シャッターが強みです。
D7100はGITZOのビデオ雲台にレンズの三脚座を使って固定。GX7は手持ち撮影。
サブを手持ちにすることで予想外の事態も撮りやすくする狙いです。
本番撮影となる奈良演劇祭では定番にしている2台セットです。
約6時間の撮影でもバッテリーは交換無しで保ちました。
以下、各団体敬称略、表彰式立ち位置順掲載です。
※各写真それぞれの団体様が肖像権を、写真自体の著作権はTOMが保有します。無断での転載はできません。
こどもミュージカルサークル CRAP CRAP FANTASY
真っ暗になった世界を元に戻すため、
歌と踊りと鏡で気を引いて岩戸をこじ開けるシーン。
奥の天照大神、岩の隙間、鏡だけに光が当たってとても奇麗。
着替えてみんなでダンス、ジャンプのシーン。
周りをよく見て飛ぶ子、手足を使って精一杯飛び上がる子。
みんな少しずつ違っていることから元気さが感じられます。
A009レンズの反応速度が活きた写真。
EVENT-STATION.
にらみ合いのシーン。生明かりの電球色が酒場感というか、
ノスタルジーな雰囲気をだしています。
サスライト2本のみのラストシーン。
D3100に比べてAE(自動露出)が暴れにくいD7100の強みが出た一枚。
一発で撮る場合の自動処理の賢さは新しい機種・上位機種がやはり強い。
劇団くらっぷ
暗闇に浮かび上がる3人の神様、冒頭のシーン。
カラフルさが期待を感じさせます。
神様が人間を審判するシーン。本来難しい事を言うシーンですが
どことなくユーモラスな雰囲気が出た一枚。
屋根のはと
屋根のはとは演劇というより体験。
息を通して自分を見つめ直すという趣向で観客と一緒に深呼吸をするところ。
観客と一緒に自分を捜すところ、説明中。
写真を撮るには明るさも動きも問題ないながら、
彼らが得ている感覚やお客様の感情などは写真に残す事ができません。
写真というものの限界を感じた演目でした。
芝居Maker GoooooToJ
静かなシーンが大半だったためほとんどを副カメラで撮影しました。
シャッター音が無ければ主カメラで撮りたかったシーン。
とはいえ、薄暗い雰囲気をぎりぎり捉えられています。
空を見る二人のシルエット。暗転寸前。
これが撮れた事は大きくて、副カメラでも問題ないと思える一枚。
ナ・LIVE
20名(の、鹿)が入り乱れるシーン。人数(鹿の数)がすごい。
楽しさがビシビシ伝わる画になりました。
変わって、西部劇風のシーン。
大人数がキチンと統制されていると切り替わりがとても楽しく、写真も映えますね。
CCFもナ・LIVEも約20名いますが、おかげさまで良い画が撮れました。
舞台写真とは違うけれど今年はおまけで表彰式(閉会式)も掲載。
7団体の代表さん。今年も幅広い団体さんが集まってくださいました。
撮っていて楽しかったです。ありがとう!
審査委員長特別賞、屋根のはと。来年からは身体表現を学ぶため海外留学とのこと。帰国してまた出演する時はこちらも心を撮れるカメラマンでありたい。
来年もまた良い演劇祭が撮れますように。