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認知症には色々種類がありますよ❗️

2020-04-25 18:12:00 | 日記
認知症には
色々種類がありまして主な認知症は

①アルツハイマー型認知症 67.6%
②脳血管性認知症 19.5%
③レビー小体型認知症4.3%
④前頭側頭型認知症 1%
⑤アルコール性認知症 0.4%
⑥その他 7.2%

①アルツハイマー型は脳内にアミロイドβ(ベータ)という異常なタンパク質が蓄積して神経細胞が破壊され、脳の萎縮が起こります。
症状は
親しい人を忘れたり昔のことはよく覚えているが最近のことは忘れてしまうなど
軽度の物忘れから徐々に進行し、やがて時間や場所の感覚がなくなります。
②脳血管性は主に高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因で脳梗塞や脳出血によって血管が詰まったり出血することで脳細胞に酸素が送られなくなり発症します。
症状は
障害を受けた部位によって症状が異なり、物忘れがあっても判断力の低下は見られないなど症状がまだらに現れたりします。
③レビー小体型は脳内にレビー小体という異常なタンパク質が蓄積して神経細胞が破壊されて発症します。
症状は
現実には無いものが見える(幻視)や手足が震える、筋肉が硬くなるなどパーキンソン病のような症状がでて歩幅が小刻みになり、転びやすくなります。
④前頭側頭型は脳の前頭葉と側頭葉の神経細胞が減少して脳が萎縮して発症します。
症状は
感情の抑制が利かなくなり人格が変わる、反社会的行動(万引き、無銭飲食など)をおこすなどの症状が見られますが、記憶障害は特に目立ちません。
⑤アルコール性は多量のアルコールを飲むことで、脳梗塞などの脳血管障害やビタミンB1の欠乏による栄養障害などから発症します。
症状は
記憶障害、見当識障害(時間や場所、人などの判断がつかなくなる)、作話などの症状がでます。

以前私のブログでご紹介しましたが健康な方が要介護になった原因の第1位が
認知症です。

その認知症の種類の中で
ダントツ1位が
アルツハイマー型です。

以前は日本で最も多かったのは脳血管性認知症でしたが
近年 高血圧、糖尿病、心疾患などの生活習慣病予防がいわれるようになりそれが
脳血管性認知症の予防にもつながりました。

次回はアルツハイマー型についてです。

まずは認知症を知りましょうね❗️

2020-04-25 11:08:00 | 日記
みなさん認知症について勿論それぞれが知識をお持ちだと思いますが一般の方々の多くは
漠然と脳の機能が衰えていく怖い病気でそっち側になったらもうおしまい、
と捉えておられるようなのですが認知症が予防できることはご存知でしょうか?

認知症に立ち向かうためにここでまず認知症について復習しましょうね。

認知とは理解、判断、論理などの知的機能を指し、

精神医学的には知能に類似した意味で、
心理学的には知覚、判断、想像、推論、決定、記憶、
言語理解といった要素を包括して認知と呼ばれますが、

一般的には
認知機能は
認知症になったときの障害要素
記憶、判断、計算、理解、学習、思考、言語などの脳の高次機能障害が見られる脳の機能のことを認知機能と表現されます。(厚生労働省Web siteより抜粋)とのこと、

つまり認知機能とは
記憶する、
言葉をつかう、
計算する、
問題解決のために物事を深く考える

という脳の機能であり、

一般的に50歳あたりから徐々に認知機能は低下し始めます。
記憶力や問題解決のための遂行力、判断力などは早期に低下し始め、言語力は70歳頃まで機能が保たれます。

認知症とは
成年期以降に、記憶や言語、知覚、思考などに関する脳の機能の低下が起こり、
日常生活に支障をきたすようになった状態です。

つまり生まれつきの障害でも、正常な老化の一部でもない、
一旦正常に発達した脳の神経細胞が、さまざまな病気や原因によって損なわれ、障害を受けたときに起こるものです。

認知症は脳内の神経細胞同士のつながりが働かなくなって言語を始めさまざまな情報の伝達ネットワークが阻害されたことで認知機能が低下し、日常生活に継続して支障が生じた状態で、意識障害(気を失った状態)は伴いません。

次回は認知症の種類についてです。