こんにちは
介護予防住民指導者
カワちゃんです❗️
今日も当ブログを見て頂きありがとうございます。
さて認知症は生活習慣病なので他の生活習慣病と同じく
予防ができます。
認知症の危険因子は
老化
運動不足
肥満
糖尿病
高血圧
喫煙
不適切な食生活
睡眠不足(睡眠時無呼吸症候群など含む)
です。
認知症の予防に働く因子は
運動の習慣
充分な睡眠時間(6時間以上8時間未満)
趣味活動
社会参加
ビタミンE・Cが豊富な食品
魚
緑黄色野菜
30分以下の昼寝
です。
アルツハイマー型認知症の原因のアミロイドβは睡眠中に脳内で処理されますが
加齢によりメラトニンというホルモンの分泌が減ると
眠りが浅くなり脳内にアミロイドβがたまりやすくなります。
日中にたまったアミロイドβを排除するには充分な睡眠時間が必要なんです。
以前のブログで
精神的・認知的フレイルの予防については日頃から自ら学ぼうという意欲を持つことが大切とご紹介しました。
また、社会的フレイルの予防には社会とのつながりを持つことでしたね。
身体的フレイル予防には勿論運動が欠かせませんし食生活ではバランスの良い食事を心がけタンパク質をこまめに摂取するのですが、
魚(特に青魚)からはタンパク質だけじゃなく物忘れや認知症予防効果のあるDHAが摂取できます。
人は皆、年を重ねれば認知症発症の危険があります。
厚生労働省の調査では
認知症高齢者は
2012年段階で462万人(65歳以上全人口の15%)高齢者の7人に1人でしたが
高齢化、長寿化により「団塊の世代」が75歳以上となる
2025年には認知症高齢者数は約700万人(同20%)高齢者の5人に1人が認知症になると推計されています。
現在のところ認知症を治す薬はありません。
症状を若干緩和させる薬はありますが大きな症状の改善効果はありませんし、進行は止められません。
一方で90代後半や100歳を超えても認知症にならない人もいます。
アミロイドβが蓄積しても認知症が発症しない人もいます。
いつ認知症が発症するのかを怖がるより、元気なうちから認知症予防に取り掛り認知症が発症しないように且つ徹底的に発症を遅らせ、最大限に健康寿命を伸ばしましょうね。
次回は認知症予防の続きです。