こんにちは
介護予防住民指導者
カワちゃんです!
今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます。
「死ぬまでボケないグーパー体操 小林式」の著者順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生のご専門は自律神経と腸です。
先生によりますと、
自律神経は、人間が生きていくうえで大きな役割を果たしています。その自律神経のバランスも加齢とともに、崩れやすくなります。
血管をすべてつなげると地球2周半ほどに及びます。
その血管に沿って走っている自律神経は、呼吸や血流、内臓器官をコントロールする神経です。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれています。
車でいえばアクセルが交感神経で、ブレーキが副交感神経。
交感神経が優位になると体はアクティブな状態になり、副交感神経が優位になると体はリラックスします。
交感神経と副交感神経の両方が高いレベルで活動していることが理想で、それは自律神経のバランスがとれている状態です。
ストレスや睡眠不足、天候の変化などにより、交感神経と副交感神経のどちらかが強く働きすぎたり、両方の働きが弱くなったりして、自律神経は乱れてしまうのです。
女性は40歳を境に、
男性は30歳から、
副交感神経の働きが低下していきます。以後、10歳ごとに15%ずつ、副交感神経の働きが弱くなっていきます。
そのため、常に交感神経が強く働いている状態になってしまうのです。
この自律神経のバランスが崩れると、全身の血流に大きく影響します。
血管は交感神経が強く働いているときは収縮し、副交感神経が強く働いているときは拡張します。
ところが副交感神経の働きが弱まり、交感神経が過剰に優位になると、血管は常に収縮したままの状態になり、血流が滞ってしまい、血圧や心拍数が上がり、さまざまな病気を引き起こしやすくなります。
自律神経のバランスを整えるには、グーパーをすることが効果的です。
手のひらには自律神経を整えるツボが多くあります。
手を大きく開くことで、ツボが刺激されて、副交感神経の働きを高めます。
グーパーのパーで手を開くときは、指がそるぐらい大きく開いてください。
また、グーで手を握ることで、交感神経の働きも高くなります。
グーパーをしっかり繰り返すことで、自律神経のバランスがどんどん整っていくのです。
グーパー体操の基本形(記事の下に再掲載↓ ↓ ↓)
の通り、
両肩のあたりで、両手を大きくパーにすると、自然と胸が大きく開かれ、呼吸が深くなり、首の付け根にある「圧受容体」が反応して、副交感神経の働きを高めます。
自律神経のバランスはリズミカルな動きをすることで整う性質があります。
規則正しい動きをすると、
神経伝達物質で幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が活発になるからです。
ゆっくり、リズミカルにグーパーを繰り返すことで、自律神経のバランスを整え、不調を解消することができます。
グーパー体操の基本形は
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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小林式グーパー体操基本形
まず肩の力を抜き耳の高さまで両手を挙げます。
胸を開くことを意識すると、呼吸が深くなり自立神経が整います。
次にグーパーですが、
まずグーは
やや強めにきっちり握るです。
握ったとき親指は包み込まないでくださいね。
親指を出したまま、しっかり指先で、手のひらに刺激を与えるようにギュッと握るです。
痛くならない程度に、手のひらを指先でたたくようにギュッと握ってくださいね。
パーは
思い切りパッと開くです。
指先をしっかり伸ばし、指がそるまで大きく開いてくださいね。
手のひらにハリが出るくらいまで広げるのが理想です。
開いたとき指が曲がり、手のひらも丸くなっているようではダメですよ。
指先まで力を入れて、手のひらがしっかり伸びて指と指の間隔もしっかり開いている状態にしてくださいね。
手のひらをきちんと開く。
ぜひ習慣にしてくださいね。
1分程度、ゆっくりとグーパーを繰り返すのが基本です。
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グーパー体操で自律神経を整えましょうね。
次回はグーパーの健康効果⑤です。
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