骨もとっても大事ですよー。
加齢によりだんだん食が細くなり口の回りや舌等の筋肉が弱ってくるとつい食べやすいもの中心の食生活になり、そのために栄養バランスが崩れ健康維持に必要な栄養が充分取れなくなるのも問題ですし、特に女性は年齢と共に女性ホルモンの分泌量が減り骨粗鬆症に気をつけなければなりません。気になる方は近隣の整形外科医院等を受診して骨密度測定をしてもらい、必要ならば骨粗鬆症かどうか採血等で調べてもらうことをお勧めします。
思わぬ転倒や尻餅、転落などで骨折して寝たきりなんて最悪でしょ!
数ある骨折の中でもよく転倒が原因で起こる最も重篤なのが大腿骨頸部骨折です。
大腿骨頸部は足の付け根大腿骨から股関節に向かって曲がったところです。
転倒の原因は
①筋肉や体力の衰えによる転倒
②滑りやすい雪道や段差、ごちゃごちゃ物の多い室内環境等
③急いでいたり慌てていた時等
ただ骨粗鬆症の方の場合には転倒しなくても少し捻ったぐらいで簡単に折れることもあるようです。
特に大腿骨頸部の骨密度を上げる自分でできる方法があります。
椅子や壁に捕まって両足を肩幅ぐらい開き、まず爪先を上げます。爪先を下ろしたら背伸びするようにかかとを上げます、そこで一気に力を抜いて勢いよくストンとかかとを床に落とします。
この動作5回を1日に3セット
すると徐々に大腿骨頸部の骨密度アップに繋がります。
但し普段から骨密度が低く診断されている方は必ずお医者さんの処方(カルシウム不足を補う薬や食生活の改善指導等)をしてもらった上で行ってください。
尚、始めに一旦爪先を上げるのは普段から足が上がりつまずかないようにする転倒予防の意味があります。(単に勢いをつけているわけではありません。)
それからウォーキングコースに駅や歩道橋など階段のあるところを入れると階段の登りは大腿四頭筋(太腿の筋肉)のトレーニング、下りは骨粗鬆症予防の効果がありますよ。
次回は足の筋力維持についてです。
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