みなさん認知症について勿論それぞれが知識をお持ちだと思いますが一般の方々の多くは
漠然と脳の機能が衰えていく怖い病気でそっち側になったらもうおしまい、
と捉えておられるようなのですが認知症が予防できることはご存知でしょうか?
認知症に立ち向かうためにここでまず認知症について復習しましょうね。
認知とは理解、判断、論理などの知的機能を指し、
精神医学的には知能に類似した意味で、
心理学的には知覚、判断、想像、推論、決定、記憶、
言語理解といった要素を包括して認知と呼ばれますが、
一般的には
認知機能は
認知症になったときの障害要素
記憶、判断、計算、理解、学習、思考、言語などの脳の高次機能障害が見られる脳の機能のことを認知機能と表現されます。(厚生労働省Web siteより抜粋)とのこと、
つまり認知機能とは
記憶する、
言葉をつかう、
計算する、
問題解決のために物事を深く考える
という脳の機能であり、
一般的に50歳あたりから徐々に認知機能は低下し始めます。
記憶力や問題解決のための遂行力、判断力などは早期に低下し始め、言語力は70歳頃まで機能が保たれます。
認知症とは
成年期以降に、記憶や言語、知覚、思考などに関する脳の機能の低下が起こり、
日常生活に支障をきたすようになった状態です。
つまり生まれつきの障害でも、正常な老化の一部でもない、
一旦正常に発達した脳の神経細胞が、さまざまな病気や原因によって損なわれ、障害を受けたときに起こるものです。
認知症は脳内の神経細胞同士のつながりが働かなくなって言語を始めさまざまな情報の伝達ネットワークが阻害されたことで認知機能が低下し、日常生活に継続して支障が生じた状態で、意識障害(気を失った状態)は伴いません。
次回は認知症の種類についてです。
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