岐阜人 ヨーコ です!

岐阜のおばさんです。山登り大好き。岐阜近郊の山や、岐阜の情報を自分の視点で書いていきたいです。

能郷白山  真夏 ~温見峠より~

2013-08-17 16:43:46 | 山登り
2013.8.16

岐阜市 36°  

真夏に低山に登るのは、暑さにやられるので無謀な事
というのが常識
わかってはいたけど、登山口の標高が高そうなので、
思い切って出かけてみた

6時自宅出発
モレラ(これ岐阜の人しかわからない)に向かい、
本巣縦貫道に出て国道157号線を北に 淡墨桜めがけてひたすら走る

淡墨温泉を過ぎると、だんだん道も狭くなり
集落が終わるころ
ゲートがあり(温見峠への157号線は冬場や悪天候の時は通行止めになるので注意)
こんな看板が



「落ちたら死ぬ」って 恐ろしい

そういえばネットで調べた時
国道とは思えない 「酷道」 と誰かが書いていた。
ゴクドウ  って 実に面白い  
・・・なんて言ってる場合ではない
しばらく行くと
ガードレールもない、頼りないロープだけの
断崖絶壁の、対向車がきたら、相方 のnさんは絶対バックできないから
そちらがたのむよ~~~!! という道が続く



しばらく行くと広い道もあり、危険なところは最徐行して
1時間くらいかかって何とか温見峠に着く 8時15分


思った通り多少涼しい

峠付近は路肩駐車
混雑時はかなり下まで移動することもあるらしい

案内板のすぐ横に階段があり、登山道が始まる

しばらく、ブナなどの樹林帯の結構な登りを行くが
危険な個所は全くなく、ロープのある急な登りが一か所あるくらい
で、気持ちよく歩ける







1時間弱、首に巻いたタオルが汗で絞れる程になる頃 (汗かきすぎだろー)

視界が開けてくる


でも
遠くは、霞んで展望はいまひとつ

遠くはダメでも近くがすごい!!

「ハンゴウソウ」らしき鮮やかな黄色い花が咲き誇り


アザミも


そして びっくりしたのは
ヨツバヒヨドリに群がる 「アサギマダラ」の乱舞
南ルプスでは車窓からの見学だった、あの蝶が
目の前で、今にも手にのりそうな勢いで、舞っている





10匹や20匹ではない、山頂までず~~~っと
歓迎してくれるように、前に後ろにヒラヒラ
その飛び方は薄い折り紙が風に舞うようで、モンシロチョウなどの
それとは全然違う。
そのたびに、見とれてしまって全く前に進まない。

思わぬ山からの贈り物に のnさんと
「今日、来て本当によかったね!!」

その後ひと山越えて前方を見るとそれらしき山がみえてくる
腰くらいまである笹や草を踏み分けて進むと



着いた~
山頂 
 

笹や灌木で視界は全くない 日影も無い

そこから5分ほど南に歩いたところに 白山権現社の祠があり
そこまで行くと 視界がひらけ、祠の下で信州の草原のような風景を見ながら昼食
汗はかいたけど、この日陰にいると昼寝したくなるほど、爽やかで心地いい。





花や蝶に癒されて、とても楽しい山歩きだった。

登り 2時間20分
昼食 30分
下り 2時間