キムラトモミの絵と版画 制作ノート

日常の中の非日常、目に見えない大切なものを
少しでも形にしたくて制作しています。猫のいるこの世界が好きです

写生

2013年06月27日 | 作品
描くことを得意としているつもりだった。
写生を初めて、己の不器用さ、根気のなさ、下手さを痛感する。

もう30年も昔。
受験のためのデッサンは不得手で、スモールビーダッシュという評価がせいぜい。
特に生物を細密に捉える事が苦手だった。
卒業後、キチンと物を描くことはなかった。

年齢を重ねるごとに、日本画の素敵さに心ひかれるようになった。

今日から一日1時間スケッチをしたい。何日続くのか。

500円玉程の小さな葉をつけた里芋と琵琶を描く。
赤・青・黄色の三色だけで、いろいろな色が作れることに驚く。

読書メモ
サリンジャー「キャッチャーインザライ」より
相手がだれであれ、「グッドラック!」なんて僕は叫んだりしない。だってさ、そんなこと言われたら気が滅入っちまうじゃないか。