にゃんころりんのすっとんとん

天に星 地に花 人に猫

カクトラノオと ぼろぼろのクロアゲハ

2021-09-13 14:41:01 | にゃんこ的虫さんたち
 
8月の庭は暑すぎて、ほったらかし。小さなタビラコやカタバミの花が咲き放題だった。
そのせいか、小さなシジミチョウが、集まって飛び交っている様は、かわいかったのですが。

反面、夏らしい大きな花が何一つないので、大きな華のあるチョウは来なかった。






ストローのような吻(ふん)をのばして、蜜を吸うクロアゲハ


9月になって、カクトラノオの花が咲きだして、
ようやっと アゲハの姿が見られました。








でも なにがあったのだろう。
あちこち、ちぎれた翅が 痛々しい。







 
せわしなく羽ばたいているとは言え、
翅の向こうが、見えすぎではないか?

この夏、がんばって生きてきた証だね。







 
ボロボロだけど、花をぐるぐる回りながら
元気よく蜜を独り占めしてましたよ。笑。

毎年のこと
小さな生き物と ちっぽけな庭での遭遇。


一緒に、この世界に生きているんだなあと思う。
生まれて、出逢って、別れて、
生まれ変わって、また逢う日まで・・・




♪おまけ
パラリンピックの閉会式であらためていい曲だなと思いました。
OGPイメージ

この素晴らしき世界 奥野敦士

この素晴らしき世界 奥野敦士 ROGUE 頸椎損傷 リハビリ

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シジミチョウとバッタの3者会談 @ 庭・のっぱら部

2021-09-09 14:43:31 | にゃんこ的虫さんたち
 
我が家の夏の庭は、ほぼ亜熱帯と化し、ほとんど緑一色だった。

それでもなぜか、シジミチョウがひらひらひらひら
たくさん 舞っていたのは、
暑くて草刈りをサボっていたため、
小さな草の花が咲いていたせいなのか?






 
しおれかかったマツバギクに、シジミチョウ2羽とバッタ
3者会談のように、集まっていて面白かった。
お互い、捕食関係でないから平和。







 
かわいい、シジミチョウ。







 
北側の裏庭では、塀にしがみついている、ハンターカマキリ。
シジミチョウとは、居場所が正反対なのでこちらも平和。








9月になって、庭・のっぱら部のカクトラノオが咲き出しました。







 
赤のミズヒキソウも、伸び伸び咲いています。

今年も庭・のっぱら部 だんだん秋に変わっていきます。



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今年最初のセミの羽化

2021-07-11 06:00:00 | にゃんこ的虫さんたち

 
夜、ゴミ置き場のカラスよけのネットにセミの幼虫が這い上がって羽化しようとしていた。
翌朝はゴミの日。
場所が場所だけに、このままではセミも人も都合が悪いなと、夫が家に持ち帰った。
今夏、最初に出会ったセミさんだ。






 

深夜、昨年作ったクリスマスツリーの名残りの枝で羽化していた。
最初は真っ白。縮こまった羽がゆっくりと伸びてきて
うっすら色がつき始める。
薄い翡翠(ひすい)のような淡い淡い緑色
そして茶色に変わっていく。
セミの一生で、もっとも神秘的だと思うのは、この時だ。






 

翌朝は、いつものアブラゼミ色に変わっていた。
羽化1日目というのにこの貫禄。さすがアブラゼミ。
昨晩から、何時間もほとんど動かずにいる。
脱皮はセミにとって一生に一度の一大事なので、とても疲れるのだろう。






 

こんなにセミをしみじみ見られるのも久しぶりなのでよく見た。
背中あたり、ちょっと顔に見える、それもとても悪そうな顔だよ。 






 

毎日、しとしと雨が続いて、翌朝は久しぶりに、からっと晴れた。
幼虫が羽化する日も、それを見越したのだろうか。
自然の予知能力としたら、すごいね。

ヤマモモの木に向けて、そっと放したらドクダミエリアに隠れてしまった。
しばらくここで隠れているのかな、と見てたら、ジジッと鳴いて飛んでいった。

異常気象も毎年だと例年通りなのか
7月の前半は、毎年どこかで豪雨災害に襲われている日本列島。
人間だけでなく小さな生き物にも、より厳しい時代だ。
背中の怖い顔は、神様がセミにくれた魔除けかもしれないね。

Good luck どうか、最後まで元気で・・



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小菊とハナアブの散歩道

2020-11-15 19:29:05 | にゃんこ的虫さんたち


 


市民農園の道。
この時期は次々に咲く小菊ロードになって楽しい散歩道。

なぜか白の小菊に、たくさんのハチがいて、
小さいからニホンミツバチかなと思ったのですが
よくよく見たら、ハナアブだったようだ。

撮影時はニホンミツバチの群れだと喜んでテンション上がり 
ネットで確認したら、ハナアブでテンション下がった 

でも、虫に貴賤はないのだからね…
ハナアブの幼虫はアブラムシを食べてくれるから
農園の人たちには、救世主だものね!



ネットで調べた見分け方
ミツバチは目がかわいいんだけど、ハナアブの目はハエっぽい
ミツバチは花粉団子を作る ハナアブは作らない
ミツバチは羽が4枚 ハナアブは2枚
ミツバチはウエストがあり、ハナアブはころんとしている




 
さて、どうかな。
目を見ればすぐわかるけど
顔が見えない 羽は2枚?








せわしなく、次々と花から花へ   
花粉だらけ 花粉団子は作っていない







腹の色は、ニホンミツバチぽいけど
やっぱりハナアブのようだ。   







こちらにも、虫さんたちやってきてよと誘う赤い小菊







咲かせて咲かせて~ 桃色小菊~
きれいと言われる時は短かすぎて






 
淡いピンクの小菊は 
おしべと花粉を 王冠のように
見せびらかしているのに
どれも白には かなわないのは
なぜなんだろう?



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ウラナミシジミと小菊

2020-11-04 11:04:07 | にゃんこ的虫さんたち





一生懸命 生きたけど     
そろそろ 疲れたウラナミシジミ








シジミチョウさん       
明日咲くから ここで休んでって
と 小菊の蕾         


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Let It Be コガネムシ

2020-09-30 15:11:05 | にゃんこ的虫さんたち



 
シランの葉の上にいたコガネムシ

まるで緑のサーキットをレーシングカーのように走って
・・・は、いないコガネムシ

ぜんぜん動かない、生きてるのか
それとも死んだふり?

雨上がりメタリックな姿が きれいだ

害虫らしいけど、庭の生態系は
庭の守護神ガマちゃんにお任せしておりますゆえ
なんにもしないよ・・・ 

なるようになるさ あるがままに 
レット・イット・ビー 



 おまけ:BGMにどうぞ。
 
OGPイメージ

The Beatles - Let It Be - Let It Be (STEREO REMASTERED)

From the 2009 stereo remasters now in stores.

Copyright: do not own...

youtube#video

 
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ヒメジャノメ

2020-07-26 00:00:22 | にゃんこ的虫さんたち

 
毎日、降ったり曇ったり雷音がとどろいたり、
日が照ったと思ったらまたザーザー来たり
はっきりしない、おかしな天気の中 
コロナの第二波が来たのか違うのか、こちらもはっきりしない。
GoToトラブルトラベル とか言うキャンペーンがはじまって、
正直、訳わからん今日この頃です。








 
サッシのガラスの向こう、ガラスと網戸の隙間にチョウが挟まっていました。
どうしてこんな狭いところに入ったのかわからない。
動くたびに羽が曲がったり、めくれたり、大変そう。

せっかくだから記念に?1枚写真撮らせてもらったあと
サッシをそうっと動かしました。
うっかりすると、羽を傷つけそうでハラハラしながら。
チョウは突然手品みたいに、ふっと網戸から出てきました。

一瞬ガラスの外に止まり、そのあと
ひらひらと庭の方に飛んで行きました。

地味ながら、渋い色合いと模様が素敵なのこのチョウは、ヒメジャノメ

ネットによると花には来ないで、腐果や獣糞などに集まるそうです。
そっか~、うちの庭には動物の糞腐った果実があったんか~・・・



でね。どうやら幼虫の時は、ハローキティみたいな、かわいらしい顔のようです。
これ。たしかにネコちゃんの顔に見える。




 
写真はこちらより拝借。
猫顔のイモムシだと?キティそっくりな顔をもつヒメジャノメの幼虫
(昆虫注意) : カラパイア



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トンボとジャガイモ

2020-07-06 20:35:00 | にゃんこ的虫さんたち





 
トンボとかアゲハチョウとか夏の虫は好きです。
外から戻ったとき、玄関先のトクサの上にいました。
慌てて撮影したけど、このあと飛んでってしまいました。



九州の豪雨に見舞われた皆様にはお見舞い申し上げます。
 
線状降水帯(せんじょうこうすいたい)
子どもの頃は聞いたこともなかった言葉。
次々と頭の上で雨雲が生れてきて、終わらないって・・・こわいなあ。


こどもの頃といえば「ふるやのもり」が、怖いっていう昔話を読みました。
最後まで「ふるやのもり」の正体が明かされなかったので
ずーっと、「ふるやのもり」ってなんだかわからなかった・・

気づいたのは、大人になってから。
突然に、あれは「古家の漏り」だったと気がついた。おそっ。

去年はリアル「ふるやのもり」を体験したけど・・・やっぱり怖かったわ。
台風15号の長い夜







 
いったん飛んでったトンボが、戻ってきてハランの上に止まりました。

当地も、毎日 突然にスコールのような雨が降ります。
しとしと雨だった梅雨の様相は、すっかり様変わりしましたね。

トンボにとっては、たった一夏の命だから 今年の夏
動植物にとっても、やさしい夏であってくれと祈るような気持ちです。





500円玉、ほぼ実物大

 
そうだ、これ。
前に、台所で芽が出たジャガイモを庭に埋めたんですが・・
台所あるある・・ジャガイモに芽が!


花芽も消えて、いつの間に茎も葉も枯れてしまいました。
もうだめになってたかな、と、地面を掘り返したら、
なんと3コ土の中で育ってました。

本格的に家庭菜園をされている方には笑われてしまいそうですが

すっごくうれしいです!! 


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てんとう虫のさなぎ&真昼の夢

2020-06-01 12:05:53 | にゃんこ的虫さんたち




庭仕事は、すぐに撮影会になって、なかなかはかどらない。
 
ツワブキの葉の上でじっとしているこの虫は、
今まさに、さなぎになろうとしています。
拡大してるけど実物は5ミリくらい?
よく見る幼虫より、一回り小さかった。








 
翌日見たら、大変身。これはテントウムシのさなぎ。
「ナウシカ」に出てくる王蟲(おうむ)に似てる。





テントウムシを見ると、佐藤公彦(けめ)の
「お昼寝」って言う歌をつい口ずさんでしまいます。
10代の頃に歌った歌は、一生歌っているんだよ。 

 
♪てんとう虫てんとう虫 しぶしぶお使い 
♪ミツバチミツバチすぐすぐブンブン 
♪すぐすぐもうすぐお昼





 
ひゃあ、なつかしい。そうそう。このレコードに入ってたっけ。
今聴いてもかわいらしい歌だ。


佐藤公彦のウィキペディアを見たら3年前に亡くなっていた。
知らなかった。享年65歳って。早すぎる。

 合掌 




手のひらのてんとうむしが飛んでった 生きるも死ぬも真昼の夢ね   丹杏頃りん
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アブなのかハチなのか

2020-05-06 12:36:57 | にゃんこ的虫さんたち



 
家の中からガラス越し撮影でわかりにくいけど
シラーペルビアナの花に、虫がとんできたの。






 
アブなのか、ハチなのか?
「虻蜂取らず」っていうけど、写真は撮るだよ。
全体、コロンとしているからハナアブかな?
一生懸命、花の上を動き回っていました。







 
ぼけてるけど拡大してみました。
まあ本当に、一生懸命だったのね、

花粉だらけ!! 


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