なかなか時間が取れそうで取れないので、今日は映画を見に行くと決めたら、何も考えずシネコンにいき、上映中の映画の中で時間がちょうどいいのをとりあえず見るという、行き当たりばったりの見方をしています。性格とそっくりだ~
見たい映画は山ほどあるけれど、とりあえずやっと見られる大切な1本です。うれしい
そして、タイミングの合っていたのは、トム・クルーズ様主演の『宇宙戦争』であった。
よい、よい、よいわ。
全席指定のよい座席を確保し、はじまるまでの間に、夕飯のおかずを買って、いざ、映画館へ。
ふと、隣を見ると、若い今どきカップルが座っていた。何か食べながらずっとしゃべっている。何か悪い予感がした・・・。それは・・・。
館内が暗くなり、劇場内は静かになった。予告編がはじまった。予感は的中した。カップルは、シーンとなった館内で、相変わらず、親がどうした、だれそれが何したと、ずーっと同じテンションでしゃべり続けてるのだった。
私にとっては、わくわくする予告編も映画の一部ですから、隣の女性の声がものすご~く耳障り
どうして、いつまでもしゃべってるのか、前後左右大迷惑
と、声に出しては言えないので、腹の中で怒鳴ってみる。
もし、本編がはじまってもしゃべってるなら、空いている前の方の席に移ろうと心に決めた。
が、心配は杞憂に終わった。彼らは、本編が始まると同時に静かになった。よかった~、しかし、映画の予告を何ひとつ覚えてないほど、久しぶりにいらいらした。
あ~、まだまだ、わたくし、人間ができておりません。
で、映画のほうです。
原作はウェルズのSF小説で、19世紀のイギリス、タコのような火星人が突然攻めてきた~というものでしたが・・・
舞台を現代のアメリカに移し、離婚した妻が兄妹の子どもたちを別れた夫(トム・クルーズ様)の元にちょっとのあいだ預けたその時、その町で、また、同時多発的に世界の主要都市のあちこちで、100万年前に仕掛けた異星人の「たこ型の乗り物」(こう書くと笑っちゃうけど・・・)の攻撃が始まったのです。
それからは、ジェットコースタームービーで、次から次へと迫る危機、命がいくつあっても足りないくらいの執拗な攻撃を受けながら、タフな父トムは、子供たちを守りつつ、元妻のいる、シカゴを目指す。
音と映像の迫力がものすごくて、おなかの辺りがどきどきしました。心臓の弱い人は体調のよいとき見たほうがいいかも?
圧倒的に強い敵の前で、人間はただ逃げるのみ、こちらからの攻撃はシールド(保護幕)で、全部弾き飛ばされる。戦うトム・クルーズではなくて、家族を守るため、戦わない選択をするトムが新鮮。
戦争と言うけれど、人類は一方的に侵略されるのみで、救いとなる部分もほっとする部分もじぇんじぇんない・・・そういう意味では、かなり怖い映画でした。
あ、大阪で、日本人が例のおっかないたこ型の宇宙人の乗り物を倒したと言う逸話、これが唯一の救いくらい。たこ焼きにしたとか?←うそです。
原作を読んでいなかったので、どう落とし前をつけるのが最後までじりじりしました・・・結論は書きませんが・・・つまり、
この戦争は、異星人対人間の戦いではなくて、異星人対地球の戦いだった、ということです。
ところで、名子役の誉れ高いダコタ・ファニングちゃんですが、(トムパパに抱っこされてる女の子です)、もう本当に、こどもがパニックに陥ったらこうなるだろうと・・・想像される以上の演技、いえ、もはや演技に見えませんでした。
そのすごさは、この子がたとえ助かったとしても、これからの人生で、これらのトラウマや心的外傷(PTSD)にさぞや苦しむだろうと、映画が終わった先の先まで心配してしまうほどでした。
彼女は、きっと前世から女優だったに違いにゃいわ
で、エンディングの音楽が流れ出した、まさにそのとたん、例の隣に座った女性が、わたしを、現実に剛速球で引き戻してくれた。やっぱり前方の席に移ればよかったか・・・
「あ~、やってる最中はしゃべれなくて、つらかった~!!」
わ。いきなり言うか。それにしても。
ふーん、気を使ってたんだ。それは大変よい心遣いでしたね、お嬢さん。
「俺、寝ちゃったよ~」
ひえ~、あれだけの大音響の中で寝るとは、君の脳みそのシールドはとっても厚くできてるんだね、すっごいなあ、若者よ。
「ね~、トム・クルーズってさ、チビなんだね、息子より背が小さかったね」
ふう~、息子と言ったって、車の運転をするティーンエージャーだよ?
トム・クルーズのような父親なら、誰だってあこがれるかと思った私、大いなる勘違いだった。
いつも劇場が明るくなるまでは座席にいる私ですが、今回に限っては、お隣さんの会話をこれ以上聞く気力がなくて、その場を立ち去った。
結論*私はまだまだ、人間ができておりません。
見たい映画は山ほどあるけれど、とりあえずやっと見られる大切な1本です。うれしい
そして、タイミングの合っていたのは、トム・クルーズ様主演の『宇宙戦争』であった。
よい、よい、よいわ。
全席指定のよい座席を確保し、はじまるまでの間に、夕飯のおかずを買って、いざ、映画館へ。
ふと、隣を見ると、若い今どきカップルが座っていた。何か食べながらずっとしゃべっている。何か悪い予感がした・・・。それは・・・。
館内が暗くなり、劇場内は静かになった。予告編がはじまった。予感は的中した。カップルは、シーンとなった館内で、相変わらず、親がどうした、だれそれが何したと、ずーっと同じテンションでしゃべり続けてるのだった。
私にとっては、わくわくする予告編も映画の一部ですから、隣の女性の声がものすご~く耳障り
どうして、いつまでもしゃべってるのか、前後左右大迷惑
と、声に出しては言えないので、腹の中で怒鳴ってみる。
もし、本編がはじまってもしゃべってるなら、空いている前の方の席に移ろうと心に決めた。
が、心配は杞憂に終わった。彼らは、本編が始まると同時に静かになった。よかった~、しかし、映画の予告を何ひとつ覚えてないほど、久しぶりにいらいらした。
あ~、まだまだ、わたくし、人間ができておりません。
で、映画のほうです。
原作はウェルズのSF小説で、19世紀のイギリス、タコのような火星人が突然攻めてきた~というものでしたが・・・
舞台を現代のアメリカに移し、離婚した妻が兄妹の子どもたちを別れた夫(トム・クルーズ様)の元にちょっとのあいだ預けたその時、その町で、また、同時多発的に世界の主要都市のあちこちで、100万年前に仕掛けた異星人の「たこ型の乗り物」(こう書くと笑っちゃうけど・・・)の攻撃が始まったのです。
それからは、ジェットコースタームービーで、次から次へと迫る危機、命がいくつあっても足りないくらいの執拗な攻撃を受けながら、タフな父トムは、子供たちを守りつつ、元妻のいる、シカゴを目指す。
音と映像の迫力がものすごくて、おなかの辺りがどきどきしました。心臓の弱い人は体調のよいとき見たほうがいいかも?
圧倒的に強い敵の前で、人間はただ逃げるのみ、こちらからの攻撃はシールド(保護幕)で、全部弾き飛ばされる。戦うトム・クルーズではなくて、家族を守るため、戦わない選択をするトムが新鮮。
戦争と言うけれど、人類は一方的に侵略されるのみで、救いとなる部分もほっとする部分もじぇんじぇんない・・・そういう意味では、かなり怖い映画でした。
あ、大阪で、日本人が例のおっかないたこ型の宇宙人の乗り物を倒したと言う逸話、これが唯一の救いくらい。たこ焼きにしたとか?←うそです。
原作を読んでいなかったので、どう落とし前をつけるのが最後までじりじりしました・・・結論は書きませんが・・・つまり、
この戦争は、異星人対人間の戦いではなくて、異星人対地球の戦いだった、ということです。
ところで、名子役の誉れ高いダコタ・ファニングちゃんですが、(トムパパに抱っこされてる女の子です)、もう本当に、こどもがパニックに陥ったらこうなるだろうと・・・想像される以上の演技、いえ、もはや演技に見えませんでした。
そのすごさは、この子がたとえ助かったとしても、これからの人生で、これらのトラウマや心的外傷(PTSD)にさぞや苦しむだろうと、映画が終わった先の先まで心配してしまうほどでした。
彼女は、きっと前世から女優だったに違いにゃいわ
で、エンディングの音楽が流れ出した、まさにそのとたん、例の隣に座った女性が、わたしを、現実に剛速球で引き戻してくれた。やっぱり前方の席に移ればよかったか・・・
「あ~、やってる最中はしゃべれなくて、つらかった~!!」
わ。いきなり言うか。それにしても。
ふーん、気を使ってたんだ。それは大変よい心遣いでしたね、お嬢さん。
「俺、寝ちゃったよ~」
ひえ~、あれだけの大音響の中で寝るとは、君の脳みそのシールドはとっても厚くできてるんだね、すっごいなあ、若者よ。
「ね~、トム・クルーズってさ、チビなんだね、息子より背が小さかったね」
ふう~、息子と言ったって、車の運転をするティーンエージャーだよ?
トム・クルーズのような父親なら、誰だってあこがれるかと思った私、大いなる勘違いだった。
いつも劇場が明るくなるまでは座席にいる私ですが、今回に限っては、お隣さんの会話をこれ以上聞く気力がなくて、その場を立ち去った。
結論*私はまだまだ、人間ができておりません。