この10数年で、薬を使わず、庭の生態系を意識して守るようにしていたら 一度は枯れかけた木が復活して、梅の実をつけだした。 ずっとアブラムシだらけだった木に、テントウムシがやってきて そのあとは、アブラムシもアリンコも他の虫も寄せ付けないほど、 梅の木自体が、だんだん強くなってきた。 年ごとに、たくさんの実がついて、うれしさと、もったいなさで、全部使おうとした。 最初のうちは良かったけど、こちらも年を重ねて、梅仕事に追われるようになると、ね。 大切な梅の実たちが、こちらの負担になって、困ったなあ、となるのもどうなのか? 今は、たとえ目の前に実がたくさん落ちていて、欲望に負けそうになっても、 がんばらない、よくばらない、無理しない。 身の丈に合わす。 と、欲望と体力の折り合いをつけて、言い聞かせています。 |
写真は、梅干し入れとして30年以上生きてきた器より 梅干しにするのは、だんにゃさんが仕事場の屋根の上から手でもいだ3キロだけにする。 |
手が届く範囲の梅の実は、早めにとって、梅ジュースを仕込むことに。 高所恐怖症なので、脚立の下から2段目が私の高さの限界値なのさ。よわっ。 |
大きな瓶だと、重くて大変なので、100均の小さい瓶に分けて仕込み中。 これくらいだと、負担がなくて楽しむレベルで、楽。 …楽しいという字は楽(らく)と書くのね~♪ |
完全無農薬、木で熟した梅。ポツンポツンと落ちてくる。 きれいな実を選んで梅ジャムに。 年に一度くらいは、雨が降る肌寒い日、コトコト煮詰めたジャムが作りたくなる。 |
瓶だけはなぜかたくさんあるので、熱湯消毒してね、
皮をむいて、種からしごいた実を煮詰めて梅ジャム。 なんだかんだと、大中小の瓶入り梅ジャムができた。 日頃お世話になってる、ご近所さんにもお裾分けして ジャムづくりも、今年はおしまいにする。 (暑くなるとジャムづくりはテンション下がるの) 毎日毎日、熟した実が自然落下してくる。 使い切れない実は、「もったいない、拾いたい」という欲望を抑えて コンポストや庭・山道部に、放り投げてしまう。 するといろんな虫や微生物?いつの間にか、食され分解されてなくなっちゃうのよ。 きっと、土の養分になっていずれ、梅の木に戻っていくのでしょう。 今の朝ドラ「おかえりモネ」でも、藤竜也演じるおじいちゃんが言っていた。 山の落ち葉が川から流れて海の栄養になり、牡蠣が元気に育つって。 みんな何かの役に立っている、無駄なものなんかないって。 ね、そう思えば、「捨てるのはもったいない」との葛藤から解放されるのよ。 捨てたわけじゃない、土の栄養にするんだってね。笑。 |
♪おまけ メロディーの疾走感と爽やかな映像がいいですね
素敵なことです。
我が家も今年も梅買ってきて梅ジュースと梅干仕込みました
毎年なので苦にもならないし、季節の物を楽しむのは良いですよね。
いっぺんには変えられなくても、少しずつ時間とともに、変わってきましたね。
ヒキガエルや、野鳥たちが自然の農薬でした。
梅仕事も初めのうちは慣れなくて、大変だったけど、要領がわかってくると、独自の改良もできたりして楽しいですね。
欲張って量を増やすと作業が大変な事になるので、それだけは、欲望を欲望を抑えることが大事だと思いました。笑