にゃんころりんのすっとんとん

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梅仕事は楽しみながら

2021-06-15 11:55:53 | にゃんこ的生活

 
この10数年で、薬を使わず、庭の生態系を意識して守るようにしていたら
一度は枯れかけた木が復活して、梅の実をつけだした。
ずっとアブラムシだらけだった木に、テントウムシがやってきて
そのあとは、アブラムシもアリンコも他の虫も寄せ付けないほど、
梅の木自体が、だんだん強くなってきた。

年ごとに、たくさんの実がついて、うれしさと、もったいなさで、全部使おうとした。
最初のうちは良かったけど、こちらも年を重ねて、梅仕事に追われるようになると、ね。

大切な梅の実たちが、こちらの負担になって、困ったなあ、となるのもどうなのか?
今は、たとえ目の前に実がたくさん落ちていて、欲望に負けそうになっても、

がんばらない、よくばらない、無理しない。
身の丈に合わす。


と、欲望と体力の折り合いをつけて、言い聞かせています。







 
写真は、梅干し入れとして30年以上生きてきた器より

梅干しにするのは、だんにゃさんが仕事場の屋根の上から手でもいだ3キロだけにする。
 






 
手が届く範囲の梅の実は、早めにとって、梅ジュースを仕込むことに。
高所恐怖症なので、脚立の下から2段目が私の高さの限界値なのさ。よわっ。
 





 
大きな瓶だと、重くて大変なので、100均の小さい瓶に分けて仕込み中。
これくらいだと、負担がなくて楽しむレベルで、楽。
…楽しいという字は楽(らく)と書くのね~♪
 





 


完全無農薬、木で熟した梅。ポツンポツンと落ちてくる。
きれいな実を選んで梅ジャムに。
年に一度くらいは、雨が降る肌寒い日、コトコト煮詰めたジャムが作りたくなる。
 






瓶だけはなぜかたくさんあるので、熱湯消毒してね、






皮をむいて、種からしごいた実を煮詰めて梅ジャム。
なんだかんだと、大中小の瓶入り梅ジャムができた。
日頃お世話になってる、ご近所さんにもお裾分けして
ジャムづくりも、今年はおしまいにする。
(暑くなるとジャムづくりはテンション下がるの)


毎日毎日、熟した実が自然落下してくる。
使い切れない実は、「もったいない、拾いたい」という欲望を抑えて
コンポストや庭・山道部に、放り投げてしまう。
するといろんな虫や微生物?いつの間にか、食され分解されてなくなっちゃうのよ。

きっと、土の養分になっていずれ、梅の木に戻っていくのでしょう。

今の朝ドラ「おかえりモネ」でも、藤竜也演じるおじいちゃんが言っていた。
山の落ち葉が川から流れて海の栄養になり、牡蠣が元気に育つって。
みんな何かの役に立っている、無駄なものなんかないって。

ね、そう思えば、「捨てるのはもったいない」との葛藤から解放されるのよ。
捨てたわけじゃない、土の栄養にするんだってね。笑。

 



♪おまけ メロディーの疾走感と爽やかな映像がいいですね
OGPイメージ

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんばんは (iwa_gonta)
2021-06-16 21:47:40
にゃんさんのお庭自然の環境を保ったので木々も虫も元気になったのですね
素敵なことです。
我が家も今年も梅買ってきて梅ジュースと梅干仕込みました
毎年なので苦にもならないし、季節の物を楽しむのは良いですよね。
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iwa_gontaさんへ (にゃんころりん)
2021-06-17 11:18:41
木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」を読んで、すごく影響を受けました。
いっぺんには変えられなくても、少しずつ時間とともに、変わってきましたね。
ヒキガエルや、野鳥たちが自然の農薬でした。
梅仕事も初めのうちは慣れなくて、大変だったけど、要領がわかってくると、独自の改良もできたりして楽しいですね。
欲張って量を増やすと作業が大変な事になるので、それだけは、欲望を欲望を抑えることが大事だと思いました。笑
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