このところマスコミは、衆院解散と選挙の話題で持ちきりです。
なんだか、あまりにも首相側の法案反対派への排除が露骨過ぎて、ニュースを見るたび、いやな気分になってしまいます。
「造反組への刺客」とか、民主国家の政治家が、使う言葉であるのでしょうか。
そもそも、彼らは、不備な法案に反対しただけであって、郵政民営化自体に反対したわけではない、自分で考え、自分の意見を言っただけなのに、首相とその周辺は彼らに「改革を邪魔する悪人」のようなレッテルを貼り付け、自分に逆らうめんどくさいものは切る、と、公言したわけです。
なのに、支持率アップ・・・権力者のおごりと、こわさを感じるのは私だけなのでしょうか
心を静めて、「聖なる知恵の言葉」の本を開いてみました。
今の日本にリーダーに最も必要な言葉が見つかるようにと願って・・・
ぱっと開いて、44ページ目が目に入りました。
生きとし生けるものとの
正しい関係を樹立する最も効果的な方法は、
相手の中の最善の部分をさがし、
その最善の部分が十分に発揮されるように、
助けてあげることです。
アラン・ブーン
歴史を見ると、過去に多くの為政者がおりましたが、よき指導者、悪しき指導者の違いは、やはり、この人との信頼関係の作り方がうまい人、それが出来ずに独善に陥る人で、評価が分かれるのではないかと思います。
聖徳太子は「和をもって尊しとなす」というすばらしい言葉を、日本人に残してくれました。
インドの首相ガンジーは、かつて無抵抗主義で、時の大英帝国の植民地支配から、インドを独立させました。「信念の人」とは、こういう人のことをいうのではないでしょうか。
人間だから、いろんな意見があって当然です。自分のいうことを聞かないから敵とか聞くから味方とか、なぜそんなに単純に人にレッテルを貼ることが出来るのか・・・確かに世の中には、すぐにそういうレッテル張りをしたがる人もいますが、そういう人が一国のリーダーである資質があるのでしょうか。
私の個人的な見解ですが、法案反対派は、熱心に勉強会を開いて、この法案は不備であるという結論を出したのですが、賛成派は、とりあえずカイカク、カイカク、といっていただけのようにしか見えませんでした。
もし、本気でよりよい民営化をしたいのなら、反対するやつは要らない、とけんかを売るより、彼らこそ民営化法案作成に参加してもらうべき人材であると登用するのが、元来のリーダーたるものの資質かと思いますが、いかがでしょうか。
また、国民の中にも、
「法案反対派は何かこっそり得している人を利権がらみで助けてるんだ、けしからん、一刻も早く民営化したほうがいい」
と、思う向きもいらっしゃることでしょうが、もちろんその部分の改革は必要と思いますが、今のまま民営化されると、日本がどうなるのか、本当のところを私たちは知らないし、知らされていないのです。
前にご紹介したサイトがわかりにくかったので、新たに反対派の意見の書かれているサイトを見つけました。
副島隆彦学問道場「きょうのぼやき」(684)
以下、コピーです。
郵政民営化法案には、以下のことを明記すべきだったのです。
「外資(外国会社)による『郵便貯金銀行』の株式の保有は、20%以下しか出来ない」、そして、もうひとつ、「持ち株会社(ホールディング・カンパニー)である『日本郵政株式会社』は、外国債券(外債、つまり米国債のこと)を保有資産の20%を超えて購入し保有してはならない」 このように法律で明記すべきなのです。これだけのことで、今度の郵政民営化法は適正なものになる。ところが、今や独裁者となった小泉首相と、売国奴・竹中平蔵は、この「外資による郵貯・簡保の乗っ取り問題」の指摘に対してだけは、にやけて、笑い顔で、必ず、話をそらしてきた。このことが許せないのである。すべてはこの一点にかかっている。・・・
おかしな日本のメディア(大マスコミ)は、郵政法案の一番大事なことを国民に伝えない、日本の大手新聞、テレビはやはりアメリカのグローバリストによって統制されている。
一説によると、日本のメディア(新聞、テレビ)を「法案賛成、小泉支持」で「談合」させるために、5千億円の資金をニューヨークの金融財界は使ったそうである。日本のメディアの腐敗はここに極(きわ)まっている。法案が否決された、次の日から、日本の6大新聞は、奇妙に歩調を合わせて、「小泉首相の支持率が47%に上昇した」という記事を出している。 各社は、その根拠を、緊急の「電話世論調査で、300人に聞いた」などどいうことを根拠にしている。
これは恐ろしい金融ファッシズム化である。日本は、アメリカのグローバリストによってあやつられ、扇動される金融ファシズム国家になりつつあるのである。国民は、この事態を冷静にみつめて懸命な投票(政治参加)行動に出なければならない。・・・・
<副島隆彦プロファイル(profile、人物寸描)>
1953年5月1日、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。銀行員、代々木ゼミナール講師を経て、現在は常葉学園大学教授。
政治思想、法制度論、経済分析、社会時事評論などの分野で、評論家として活動。
日米の政財界、シンクタンクなどに独自の情報源をもち、日本人初の「民間人・国家戦略家」として、日本は国家として独自の国家戦略を持つべきだ、と主張している。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。
ルナ君が飛んだ跳ねた、すっころんだとかなら、分かるのだけど・・・
恥ずかしい(/▽*\)
また、堀江モンが亀井静香さんの広島6区で
立候補したりで まあまあ驚き!!
どうなっちゃうの~?・・・・
TVをつけると、衆院選挙の話題で持ちきりですよね。
私の選挙区では亡き長岡洋治の後を奥さんが出て弔い選挙って感じで、悪の中村喜四郎が
あつかましく出馬するし、 どうなるのかしら?中村が当選したら ちょっと困るわー。
恥だわ
にゃんだって、ほんとはにゃーにゃーいってるほうが楽しいのに・・・・
今回は、なんかずっとおなかの中に溜まったものが、出てきちゃったのれす・・・
アップするかどうかも迷って、
こんなこと書かなくてもいい政治であってほしいよ。
長岡洋治さんは、ずっと法案には反対していたそうですが、あの中村喜四郎が、出馬するので、執行部にたてつくと選挙の時困るためか、賛成に回った。しかしそのことで、悩んでいたそうですね。
人の心を振り回し、それでも平気な小泉政権
単純に人にレッテルを貼ることが出来る人が
一国のリーダーである資質があるのでしょうか?
↑これって。。。
権力を盾に、弱い物いじめしてるだけじゃないのでしょうか?
一国の首相がそんなんでは(( (__|||) ))どよ~んですね
首相に贈る言葉
ピッタリだと思います
もう一度じっくり考えてほしいですね
わかってくれる人がいるとうれしいです。
支持率が上がってるので、ちょいと欝になってたんです・・
にゃんこは本能的に危険を察知するって言うけど・・・にゃんころりんも、そうなんです・・・あの人と、ブッシュさんは、危険です。
>権力を盾に、弱い物いじめしてるだけじゃないのでしょうか
首相からしてこんなことして、これが日本の縮図?だとしたら、すごく悲しい疑心暗鬼な社会になってしまうにゃ~~
>権力を盾に、弱い物いじめしてるだけじゃないのでしょうか
身重の奥さんを、追い出した人ですから、今度も女性刺客たちは、田中真紀子さんのように利用して簡単に追い出すのでしょう。
そのうち国民も・・・・
ルナ君ファンさん、いつも見ていてくださるなんて大変光栄です。ありがとうございます。
>身重の奥さんを、追い出した人ですから、今度も女性刺客たちは、田中真紀子さんのように利用して簡単に追い出すのでしょう
女性を多く起用すると言いつつ、うまく利用しているだけのようにしか見えないです。利用されるほうも、何か自分のステップアップに逆利用しようとしてるような??いやらしさが見え見え。
国民をうまくだましてるつもりでしょうが、にゃんはだまされないぞ!!!!!
聖徳太子やガンジーとまでは言わないけど、もっと愛のある、できれば猫好きな人に、かわってほしいにゃん。
でも、あなたみたいに純粋な方は政治の薄汚れた世界には向いてないと思います。
彼らが郵政族議員だってこと忘れてますね。
政治家は、決して自分の理念だけで動いているわけではありません。
背後に利権団体があり、彼らの意向を伺いながら動いています。
反対派の中核である綿貫議員に至っては息子さんが郵政公社の下請け会社の社長であり、もう言い訳できないぐらい強力な利権とつながってます。
それはいいのですが、反対派のよく分かる民営化サイトは、言ってることがメチャクチャだと思いますよ。
特別会計から毎年5兆円近い補助金を郵政事業に垂れ流してる事実は一切触れてません。
5兆円は、国民一人当たり4万1千円です。
それだけの補助金を注ぎ続けなければならやっていけいないものを、国営のままでどうするんでしょうか?
ヤマト運輸の社長も、赤字覚悟のサービス、採算無視の非効率経営でも税金で補填してもらえる企業との競争はフェアじゃないと言ってます。
特定郵便局長に対しては様々な名目でお金が支払われますが、税務上所得として扱われるものを集めると、1500万程度になります。
つまり郵便局は、年収1500万以上の人が全国に2万人もいる企業なのです(参考:日立社員の平均年収でも800万弱)。
そういう非効率のことも、そのサイトは一切触れてませんね。
肝心の部分は一切触れずに、民営化反対だけを唱えてます。
因みに私は賛成だったんですが~
良く考えてみます