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サンチョパンサの憂鬱

シアンクレールの壁……(10)あとがき

書くことに疲れないという性質が邪魔して……だらだらと続けてしまったブログ……。

少年時代から眺めた学生運動の時代をつらつらと思い出すままに書くとこれだったんだな?と思った。

家に閉じ籠ってると損をしたような気持ちになったあの時代。
熱気と挫折がない交ぜになった様な空気を書き留めたかったんだと思った。

暮らしながら少しずつ変化が少なくなり、社会の隠れた所でシステムが構築され自分が影響しての変化を望み辛くなっていった。

今、稚拙な家庭料理のレシピ? サイトが多くの人を集めたりしてる。
どうして?世の中が判で押したような画一的人間ばかりになってしまったんだろう?

もう一度あの時代を反芻して……奴隷頭ばかりの様な人間が溢れてる今の世の中に在っても
楽しく生きるヒントを見付けたかった。

書いてて何となく見えてきたのは『ピュア』、『理想』、『熱中』、『プライド』……そんなワードだった。

その気になれば今でも不可能じゃないワードだけど、決定的に違うのは自然とその気になれた『時代という土台』があった事だ。
今、自分を熱気をもって生きんとすれば、自らその状況を作らなければならない……。

ま、どうしてもカネという要素が大きく影響する。未来に増えていくカネを夢見れた時代と、努力しなきゃ、土台は痩せ細っていく一方という現在……。

あの活気は時代の風を頼った勢いだったとも言える。個人的努力は必要なかったから……。
だから誰もが良くなると感じ、誰もが夢見れた時代だった……。

兎に角……真似、格好から入ろうと思った。
やらなきゃ始まらないから……と。
良い兆候だ……と思う。
その気になってるぞ!俺は……と。

奥浩平も高野悦子も……『その気になって演った』のだ。
僕は……革命を起こす訳じゃない。もっとお気楽な自分の問題だ。出来ないわけが無い!……
書いてる内に……そんな気分になったのだった。

このメデタサが残ってる内が華なんだと思ったのである。
それが……乱筆乱文厭わず書き続けた効用だったと思う……。
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