樽
夏祭り 大屋根越しに笛太鼓 家族連れが行き交い 店は大賑わい 夜とおし灯が燈り 若女将の笑いが 障子からあふれた ...
ハイタカ
「鳥は卵から出ようとしてもがく。*卵は世界だ。生まれ出ようとする者は、一つの世界を破壊しなければならぬ....」 ぼくはこの数行を何度か読み返すと、深い瞑想に入った。 ....
声
硬く凍てついた胸は 野の花にも満たされず、 旅に出たものの雨季となり、行く先々での雨宿り。中原中也を口ずさみながら、寝転がっていると、久しぶりの陽射しに、憑かれたように海に出る。暫...
暗示
再編 一時スズメの姿がみえない時があり、不吉な前兆かと思ったが、 また姿をみて少し安心している。 ........子どもが子すずめつかまえた。その子のかあさんわらってた。す...
ダイヤモンド
ダイヤモンドに 何かを与えること お返しなど 不可能 ただその光(魅力)に 射抜かれるのみ ...
身のほど?
努力しても変えられないものがある。 犬は逆立ちしても、 サラブレッドや獅子には成れない。 いや それでも叶えられる夢はあるはず 来年は どんな夢に向かって行こうか......
冬芽
冬来たりなば春遠からず 芽の中で過去と未来が交差して 木々は既に春の準備 また人は新たな旅に出る ...
分断された世界
再編 pandemicで分断された世界で問われるもの。・・・・・・・ I don't believe in BUDDA I don't beleive in MANTRA ...
心の自由
普通のしあわせで良いのだが それが得難い場所での 困難な日々もある もし 気の休まらない ニセモノの...
遠い空
淡き.... 遠いみち 遠い空 結詞 さすがに 夜は寒くなりました。