混沌と共に
地は混沌として 長引く不安に 景色が変わってしまった 私たちの道は まだ闇にあり 明確な明るさは まだ見えてこない...
思い込み
「世界は以前よりも良くなっている」 世界についての思い込み 以前紹介されていたが、今でも非常に面白い。...
ねむの花
軽やかに 微風に揺れ *営業の道のりでふと目にとまり
痕跡
*画像はガラスをロウソクで炙って日食を撮ったものです。 「痕跡」 時空を巡り 残ったものといえば...
梅雨の風景
話せども 互いが遠のく ことばの虚しさ。 自然の移ろいには、 普遍的なことばが 込められている。 ...
陽気の中で
へーえいつしか身についた陽炎のようなことばそうか〜それから遠くをじっと見る嫌なことは考えない あの頃 まるで 陽だまりのなかでじゃれ合う猫がひたすら只ひたすら夜の寒さはないか...
笹舟
陽光が映し出す 森の清流 鳥の甲高い声の中 子らが笹(人の命運)を浮かべる 岸に...
ベアトリーチェ
それは人を分裂させ、盲目にする。 それは人を自由と公正から遠ざける。 そして何よりも、 魂が無事では済まないことを・・・ その名...
救い
安住を求め 理想を追い 荒野を徘徊する 夏を怨み 冬を疎み 春を愛で 秋を貪り 大義を唱え 裁きの座に着く だがそこは 天の座ではなく 闇を這い共食いをする ...
プロローグ
世界は産みの苦しみのように 派生しました それでこの世界は 苦痛だけでなく 歓喜にもあふれている のです ...