白い息が 部屋の明かりに 溶ける頃 樹液の匂いに 綿をかぶせます 赤きれの手が チクッとすると 赤や青のガラス玉に にっこり微笑んだ 小さな顔が 浮かんで 消えました それを捉えようと 指で触れると カサカサ小さく 鳴るのでした まるで わたしたちのように Misty When You Wish Upon A Star