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天空海闊

ファンタジー②


なんでもアリ得るこの惑星…




○  Gift


やがて
其々すべてが
時代の不条理と
内なる闇と慟哭
潜り抜け
其々が所有できる世界へ
歓喜と静寂の時空へ

これまでも…
これからも…
















○ 凍結&希望


わずか一年以内に 
それどころか 数ヶ月以内に
芽を出してから死ぬまでの生涯の
全段階を通過する運命をもつ
植物や草花は不思議なものである!

春私たちはそれらを 
子供を観察するように
観察し その慌ただしい成長を
感動的で愉快で無邪気であると同時に
少し愚かな花の顔を楽しんで眺める

そして突然ある日
まだ子供のように思われたその花が
謎に満ちて それまでとは違った
花に見える
秘密をはらんでひどく年老いて
疲れた姿になる

それでもなお 
花たちは素晴らしく円熟し 
悠然と盛衰を警告する
見本のように微笑む

      ヘルマン•ヘッセ


*萎んだ花からさえ
力強いメッセージを受け取ろうとする
その気力こそ、見事な見本である











○  我等の根源(元々の世界?)





過去〜未来が海のように広がり
混在する




実質的には、
時間は知性体の持つ概念
ある種の便宜上の発明だが

定義次第では、
時間はない、と言うよりも、
時間を測る尺度がない、又は
時間の流れを意識する必要がない
世界(次元)があり得る






不確定(多次元の混在)



独断的かつ強引に現世に当てはめるなら、我等は魂としての驚愕な体験(多様な興奮と官能、喜怒哀楽、課題の克服、能力開花、異文化交流など)から、更なる別の何か、に至る為に便宜上制限された存在

それで、一時的な生活様式や倫理観に固執し過ぎたり、周りに強要したりすることは、ある意味「不本意な生き方」になり、生きづらさの拡散や連鎖になり得る

時には自身に飽きたり…その他、
何かの折に、人は本能的に根源を 
思い出すことがあるかもしれない

あなたの根源は一体どこに?

時のない世界
懐かしく
ただひたすら
懐かしく

愛でたり疎んじたり
働き遊び
泣いて笑って
ころんで起きて…

然れば今こそ根源へ
ふるさとへ











○ リフレイン



「折れた小枝」


裂けて折れた枝が、

来る年も来る年もぶら下げり、

風に吹かれてカサカサと歌をかきならす。

葉もなく、皮もなく、

朽ち枯れて、あまりにも長い命に、

死にきれぬ命に疲れて。

その歌は不屈に粘り強くひびく、

なおひと夏、

なおひと冬と。

  *ヘルマン•ヘッセが亡くなった時に
   机のノートに書き残されていた詩   



人は思春期の幻影を
少しづつ齧りながら
生きている









2018年4月、「くるみ割り人形」で初の主役に抜擢され、名門マリインスキー・バレエ団で主役を踊った初の日本人..永久メイ、まさに日本の至宝

ロシアのウクライナ侵攻には、かなり複雑な想いがあるようで…





○ 夢etc.








↑参考として


機械的な文明(唯物に偏った文明)
はどれほど発達しても
稚拙さを免れないが
人の意識や感情の解明こそ
文明の熟成をもたらすように思える







○ せめて







次は332年後とか

その頃、人はどんな気持ちで月を見ている事だろう

何はともあれ、せめて今宵は

良い夢を





戦慄さえ覚える表現力…

この類稀な天才の映像は、
少し惜しい(マニアックな)もの
となっている








○ ふるさと巡り


今日もかのひとは
行列に並んで 
人々に尋ねてまわる

「ちょっとお尋ねしますが、
貴方のふるさとはどこですか?」

「イヤね、実はわたしと親父、爺さんと
3代に渡り探していたのですが、
最近なんとなく思いあたって」

「え!気のせいだ?そんな無下な..」











○ 体験者、また(分かる方)に



参考





インドに行っているときにこれから起こる大災難の夢を見ました。ドロドロのスープが煮えたったとき、ボコンとなるように、日本列島の南に位置する太平洋の水が盛り上がるーー。海底火山なのか、爆弾なのか、そこまではわかりませんが…
そしてつい最近、また同じ夢を見ました。今度は日付もしっかりと。その災難が起こるのは2025年7月です….
突然、日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火)したのです。その結果、海面では大きな波が四方八方に広がって太平洋周辺の国に大津波が押し寄せました。その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波です…
波の衝撃で陸が押されて盛り上がって、香港から台湾、フィリピンまでが地続きになるような感じに見えたのです。(未来完全版P82)







「これから来る大災害は、今から準備し助け合えば乗り越えられるし、災害の後、今よりずっと明るい未来を築いていける」





○ 性(サガ)


性差や
年齢を超えた
愛くるしさ

鉄壁を見せながら
まるで無防備であり

機智に富みながら 
殊更愚かに

着飾ることなく
良悪すべてを
明るく甘受しようとする
その佇まい

世間の芥川の
澱みに
そっと咲いた
妖美さに

暫し呆然となった



○ 来訪者


居所なき者

憂うことなかれ

我等の本体は異世界にあり

此処(物質宇宙)でボンヤリと

互いを捉えているだけである

生老病死は

本質の単なる一面であり

見かけの麗しさ醜さ

建前や言葉は

本質とは異なっていたりする

肩書きや表面だけで

互いを律しようとする

幼少期より

心のどこかで感じる違和感は

我等が

来訪者である証である










○ ありがとう②






心に響く
含蓄あるメッセージ














宿命とはいえ

一抹の寂しさ…




○ 白い雲

   ヘルマン・ヘッセ

 おお 見よ 
 白い雲はまた 
 忘れられた歌の 
 かすかなメロディのように 
 青い空へ 彼方へと漂っていく 

 長い旅路にあって 
 さすらいの喜びと悲しみを 
 あじわいつくしたものでなければ 
 あの雲の心は わからない 

 私は太陽や海や風のように 
 白いもの さだめのないものが好きだ 
 それはふるさとを はなれた 
 さすらい人の  
 姉妹であり 天使であるのだから 





見えない未来を夢みて…


夢の中のままの方が良い人たちも
いるのかもしれない

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