ふとしたことで娘が不機嫌になった 「父さん、こっちにこないで」 孫まで 「ジイジ、こっちにこないで」 である じっとみつめると 目を伏せる 親への義理立てである そこで 作戦 娘に気づかれないように そーと 「昼ごはん食べて ジイジとカメさん探しに行こうか」 「うん」 満面の笑顔である 今は 瞳が嘘をつかないが どうなることやら