今日は一日 風になって 跳ねたり 転んだり まわりの子に 合わせてみたり それから とんでもない方向に 走ったりしたが 飽きたのであろう 今度は わたしの帽子をとって落としたり 鼻の穴に指を入れたりしていたが やがてわたしの胸で 寝てしまった 世界を収めているごとく 輝く命 この一片(ひとひら)を いかに燃やさん Eternally 中山エミ