(再編あり)
緑の地平線からの 一筋の道に
万国より来たれる 光の子ら有り
優美の丘の上にある建設物は
人の子らを吸い込み
宇宙的英知を 地にもたらす
無垢になった存在には
誤解もなく 真の和み有り
あらゆる生涯や感情の共有が
瞬時に行われ
その思念はたちどころに具現化する
穏やかな時の流れが 人々から気負いを無くし
その潜在力は 生きる喜びを増し加える
過っての 犠牲の祭壇の血に酔う
激烈な存在は もはや必要とせず
記憶の彼方に消えた
なぜなら 彼らの道の両脇の
林のようにそびえ立つ巨木は
既に・・
数千年を経ている
丁度、高度成長期の入り口付近で
妙な不安感があった。
「これからどうなるのだろう?」
物のために心がどこかへ消えて行きそうだった。
「イマジン」や反戦歌などにも共感し、
聖書予言に興奮を覚えた。
そのころ見た夢をすぐに詩にしたものの
その後、何度か様変わりをしている。
ユートピアは人の永遠の憧れと云う。
其々にとってのユートピアは
この瞬間にも(造れる)と云う。
しかし・・
人類の上に垂れ込めた深みを想う時
普遍的、恒久的なものを切に願う。
全ての愚行や貴さに対する
時代を超越した検証は、
やがて・・・試金石となり
新たな創造へと向かう。
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