天空海闊

維新の群像 .1

いずれも劣らぬ面構え

真っ直ぐ見ているわけでもない

むしろ、やぶにらみである

強がって威嚇するわけでもなく

ひっそりと、だが確実に

肝を蓄え、牙を研ぐ

この狂気に満ちた熱情が

時代を動かしたと言うのか




改革にはある種の勘違いさえ
必要な時もある。

損得勘定を越えた、
狂気にも似た熱情が
必要なのかも知れない。

しかし本当に人を動かすものは、
人をひたすら愛する心なのでは
あるまいか。


           





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