いずれも劣らぬ面構え真っ直ぐ見ているわけでもないむしろ、やぶにらみである強がって威嚇するわけでもなくひっそりと、だが確実に肝を蓄え、牙を研ぐこの狂気に満ちた熱情が時代を動かしたと言うのか改革にはある種の勘違いさえ必要な時もある。損得勘定を越えた、狂気にも似た熱情が必要なのかも知れない。しかし本当に人を動かすものは、人をひたすら愛する心なのではあるまいか。