わたしは今 あなたを 自分の命のように おもっています すべてを 捧げても よいほど あなたも そうでしょう? え? ・・さっきから 上着を脱いでるけど 内ポケットに財布が 入ったままなので そのうち落ちる それに 少し寒くなった・・ あぁ 本当だ 着ておこう で どこまで 話したっけ・・ ふたりが帰る 夜道の脇で どんどん過ぎて行く 電柱の上に 数千年前からの 予定とおりに 月が架かっていました 湖上