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天空海闊

足元

今年も庭にタカサゴユリが咲く時期となった。野生で強く、暑い盛りから秋口まで楽しめる。

 

それを眺めて想ったのだが、

(以下、自戒も含めて)

 

花の根本には土と水分があり、生き物の残骸が栄養になっている。

花に心あるならば、土に感謝しているだろう。花の為に、ひと肌脱いだものたちなのだ。

 

人生に花を咲そうとするなら、少しでも自分に労力を掛けてくれた存在を忘れず、それを表すことは大切なことだ。

いざとなれば、再び、ひと肌もふた肌も脱いでいただくことも可能だ。

だが、悲しいことに、人は恩義を忘れがちである。うっかり踏み付けてしまい、逆上を買うこともある。

希望は萎び、理想と真逆な結果になることさえある。

天に感謝する前に、先ずは足元を覗き、感謝すべきなのだ。

コメント一覧

手風
私も随分助けられました。しかし、板の議論は、今の私には合わなくなったようです。

蜘蛛の糸が張られ、解放でなく執着に絡み取られるような印象です。
ハスキー
教育とは流れる水に文字を書くような儚い仕事です。しかし、それをあたかも、岸壁にノミを刻み付けるほどの真剣さで取り組まなければなりません。
森 信三 1896~1992

たびたび 申すことながら 諸君!
この人生は 二度とないのです。


と叱咤激励したそうです。 あの辛かった日々 わたくしの拙い問いかけに答えてくださったこと、 焚き火さんの 文章を読む気になれた事、 御恩は忘れません。
浦島状態で 皆さんの論議についていけず 呆然としていましたが お知り合いになれた方々の分を読んで、刻み付けられた文章に心が震えました。
泣かないで 頑張れたのは、さやかさんの 優しさ、ユーモア。 悲しみを乗り越えた人にしかわかりませんね
手風
いいえ、こちらこそ....

帰属意識や承認要求が満たされるうちは惑溺性があります。しかし見解の相違が著しいと疲れるだけになりますね。

若いうちは理想(燃料)がありましたが、今は逃げの一手になりました。☺️

盆はコロナに敏感な者がいるので、来客はまばらのようです。もう少し片付けをして、好きな映画でも見ようかな、と考えています。
ハスキー
心に沁みます。
今の自分が こうして居られること 幸せだと感じる瞬間、本を読めるのも、全て 辛抱強く見守ってくれた親 伯父 兄 姉
そして さまざまな 出会いの場面での 教えです。
渦に巻き込まれる前に 脱出するのも事も学びました。
感謝しています。
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