天空海闊

歪んだ鏡

カルト的思想のでき方は、そう難しいことではない。

それは歪んだ鏡で景色を写して観ることにも似ている。

1から10ある多様性を3つぐらいの束にして、思考をコントロールすれば、

ハイ出来上がり 日本人の考え方とそれほどの解離はない。

以前騒動になった

「保育園落ちた日本死ね!!」

現状に対する過剰な表現の典型だが、そうした表現が役立つことは稀に起きる。

他人の痛みには何年でも我慢できるが、
自分の痛みは1秒でも嫌なのが人間である。

それでも過剰な表現は要注意だ。

守銭奴の•••人、地球から消えろ!!

現状に対する過剰な反応は、フェイクを含むプロパガンダに扇動される心理と深い関係がある。

ある国の人たちが、我が国を罵倒する様子を見て、直ぐにその国民全体を攻撃的と断定すれば、容易に国交断絶にもなる。

しかし、昔と違い情報の共有化の進歩、また自由な文化交流で、騒がしいのは一部に過ぎないことを理解しているので、すぐには断交や戦争にはならない。

だから、今は過激な思い込みには一定の歯止めがかかる。

しかし古代の閉塞状況では、権威者たちのプロパガンダが成功し、修正が行われず、錯覚や思い込みの集積がなされ、歴史も模造されていく。発掘されたものに対する解釈も、やはりプロパガンダに利用されてきた。

日本を敵視したいグループにかかると、仮に日本の一部から発掘された「異様に見えるもの」を観たなら、「何と異様な国民だ!」と断定するであろう。そして、攻撃的な言動を正当化する。

今でも、ある種の復讐心や処罰心など、様々な要因から、そうした歪んだ鏡(過剰な反応)に惹かれる人は一定数いると考えられる。

歴史に於ける捏造には、そのような反応を支配層が利用した経緯がある。目撃証言などもあてにはならない。

昨今の冤罪事件の75%は目撃証言が要因になっている。目撃証言が歪んだ鏡になる場合は多々あるようだ。

古代の歴史にそうしたものに根拠を求めるのは、過激なものを求める内情が働いているのではなかろうか...

 

 

認知心理学の一面

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