命のことば
「なにもなくなったけど、一番いいものを授かったね」 若く愚かな判断で裸同然になり、途方にくれたことがある。直後、第一子の妊娠が判った時の女房殿のことばである。それから、時はながれ...
変節
一週間ほど遅れてあぜ道が赤く染まった。おや、白い彼岸花・・・ 50代ブログ
空蝉(うつせみ)
小雨を背に受けわたしは怒ったように刈ったばかりの木の枝をガンザキで掻いた雨脚が強くなり道具を片付けていると足もとに 蝉の抜け殻が雨に打たれ ぽつんとあるまだ枝に付いていたのか・・そ...
人生万歳
美しい地球に生まれ美しい山河を見美しい花や蝶や小鳥とあい無邪気な動物とふれあい悲しんだり 喜んだり私を産んでくれ 育ててくれた父母に感謝するこの頃ですそして みんな良い子供をさずか...
流転
過酷なサバイバルにおいては 一糸乱れぬ統制が必要となる 禁欲が奨励され 「完全なるも...
もの云わぬ者
*西日本にも多数出没。農家の方に聞くと今年の天候異変でコナラなどの実が少ないようだ。自...
挽歌(続き)
あのNさんが若い女性に惚れささやかな住まいを探していた「おい、アパートの空き室でも探し...
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