高速を走り出雲に向かいます。
目の前に現れる四国の讃岐富士といわれる飯野山は、いつ観ても形の綺麗なピラミッドみたいな山だなと思います。

そして瀬戸大橋を渡ります。

瀬戸大橋のサービスエリアにて休憩。

久々の出雲大社。
神有月では無いので、そこまで混雑してなかったです。


大社の裏側に素戔嗚尊が祀られているのですが、出雲大社の中で、この場所が一番好きです。


裏側に回ってみました。

大きなしめ縄です。

神楽殿の横を過ぎ、裏手にまわるとひっそり鎮守社がありました。
こちらははじめてお詣りさせて頂きました。

そして、さらに出雲の郷戸家からアマベ家のホアカリに輿入れした高照姫(天道姫)を祀る社が奥にありました。
高照姫は、初代出雲王八耳王から数えて八代目の大国主である八千矛と宗像三女神の一柱多岐津姫の娘であり土佐神社の御祭神である味鋤高彦と兄弟神です。

出雲口伝による、高照姫の置かれた立場は、父を亡くし哀しみに包まれており、高照姫の御魂は出雲に里帰りし、出雲大社の裏の大穴持御子神社に祀られているといいます。
奈良の葛城御歳神社にも姉とお詣りさせていただきましたが、その御霊は故郷の出雲に還られているのでしょうか。。

今回で私は4回目の出雲詣りとなりますが、偶然こちらを見つけ、はじめて、この三歳社に導かれるようにお詣りさせて頂きました。
出雲大社の裏の小径を進み、福迎の社に向かいます。

この社は通称、三歳社といい、歳神(通称、トシガミさん)として、正月三日に参拝すると福を招くといわれ、参拝客は福柴を受けて家に飾るそうです。


出雲大社の参拝を終え、神有月に神迎えのお祭りがある稲佐の浜に向かいました。

鳥居の近くの木に可愛い鳥がとまっていました。


娘と夫ははじめての出雲でしたが、とても喜んでくれました。


出雲口伝を読んだこともあり、太古の情景や背景を想像しながらお詣りさせて頂けることが有難く、とても感慨深い旅となりました。