14歳から10年間最後は300人を超えるAKBの総監督を務めあげた高橋みなみのリーダー論に興味を持ち、幼い女子の集団をまとめ上げた努力に敬意を表する。後輩に対して、自ら実験台に立ち、試行錯誤しながら、風通しの良い雰囲気作り、女子に陥りがちな小集団をとこほぐす「ダマ」の消滅に心掛け、模範の通りと自信を持たせ、メンバーの手本になるよう絶対にぶれない努力と行動を心掛けた点、そして後輩たちに任せて育ててゆく意思の強さには感服する。とかく任せることのできない人が優秀な人に多い中、リーダーを自分なりにつかみ得たのは鮮やかだ。近年の女子の大臣の幼稚さは高橋みなみに学ばねば、大臣席の天狗では日本が危ない。我が身が24歳の時を顧みて、改めて推奨する。